May 31, 2007

DESIGNMAI 2007


designed by Marcel Wanders


designed by Louise Campbell


designed by Walter Musacchi


graphic by CCS-Design

5/12 - 5/20の期間中にドイツ、ベルリンで開催されたデザインイベント DESIGNMAI 2007 。今回で5回目の開催になります。MAIというのは英語ではMAYすなわち、5月という意味です。
ヨーロッパのデザインシティーというと、どうしてもミラノやパリを連想しがちですが、ベルリンも負けていません。近年ではベルリンにも一層の注目が集まっています。その証として、ベルリンは2006年にユネスコからヨーロッパで始めてデザイン都市に認定されています。
DESIGNMAI期間中には市内各地で展覧会やディスカッションフォーラムなど86ものプロジェクトが催されました。2003年の初回以来、デジタルテクノロジーとデザインとの関連に重きをおいてきたDESIGNMAIですが、今年のメインテーマは"Digitalability"です。簡単な解釈としては"digital"+"ability"、デジタルとその可能性でしょうか。デジタルテクノロジーがデザインや製造の過程にあたえる影響、またライフスタイルやプロダクトの美観との関わり等を模索するテーマとなっています。
Marcel Wandersによる花瓶は"Coryza = 鼻風邪"と名づけられています。宙を舞う鼻水を3Dスキャンし、デジタルプロトタイピングという技術により具現化しています。アイデアも奇抜ですが、最新のデジタル技術により実現した作品ともいえます。
Louise CampbellのVeryroundチェアは2mm厚のスチールをレーザーカットし、160の円を組み合わせて作られています。そのユニークな構造と、光を通して写しだされる影に焦点があてられています。薄いスチール素材の円による構造は、一見するとペーパーワークの様であり、脆く頼りない印象を受けますが、それは意図されたものであり、実際には十分な強度を備えています。

All images: courtesy of photographer Jens Vogt
Thanks Jens!!
posted by DL at 12:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

May 30, 2007

Alexander Taylor


Tall Tank


Twin


Kids-Rock


Butterfly

"&fork"というデザインブックの中で、Tom Dixonらのキュレーターにより注目のデザイナーとして選ばれている Alexander Taylor は、ロンドンの東南、ヨーロッパ大陸に程近いDealという街で活動しています。
彼はNottingham Trent University でデザインを学んだ後に、ロンドンのデザインスタジオ、Procter:Rihl に入ります。その後2002年、独立し自身のデザインスタジオを立ち上げました。
以来Alexander Taylorは、100% Design London やミラノサローネといった国際的な展示会に多数参加し、高い評価を得ています。2005年にはElle DecoのYoung Designer of the Year と Best in Lighting を受賞しました。近年では彼のデザインした Fold Lights がMoMAのパーマネントコレクションに選ばれました。
Tall TankとTwinはAlexander Taylorの最新作です。Tall TankはペンダントランプとしてデザインされたTankのフロアランプ版です。シェードはアルミを折り曲げ形成され、そのラインはキャタピラーを連想させます。シンプルなベースとステムの組合せがミニマルな美しさを強調します。
Butterflyは蝶のような複雑な形をした無数のベースにガラスの天板が組み合わせられます。2006年に発表されたButterflyはChicago Athenaeum MuseumからGood Design Awardを贈られています。
posted by DL at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

May 29, 2007

iannone:design


Green:Mod Cork Credenza


Graphic Armoire


Signature 2.0 Graphic Console


Mod Lodge Sideboad

アメリカ、フィラデルフィアをベースとする iannone:design 。その前身は2004年にMichael Iannone と James Sandersonの2人によって設立された iannone:sanderson というデザインスタジオです。彼らの最初のコレクションは2004年、ニューヨークでのICFFでデビューを飾りました。後の2006年、Jamesは、建築のキャリアに邁進するためにスタジオを離れました。2007年からはスタジオ名を iannone:designと改め、今年のICFFにも参加しています。
iannone:designは主に木製のキャビネットをデザインしていますが、その家具はデザインだけではなく環境などにも配慮したエコフレンドリーというポリシーを持っています。
キャビネットのドアには、モロコシ(ソルガム)の茎を再利用したものを使っており、接着剤はシックホームの原因ともいわれているホルムアルデヒトを含有していないものを使用しています。合板などに使われているバーチ材も過剰な森林伐採によるものではなく、FSC(Forest Stewardship Council)という森林管理協議会によって認証を受けているものです。キャビネットに使用されている白色のラミネートも米国の環境基準であるGREENGUARD認定を受けた材質を使用しています。
様々な環境破壊が問題視されている中で、デザインにも優れ環境への負担も配慮するiannone:designの製品は、安心して使用することができます。また、エコフレンドリーなポリシーは、家具を通して環境問題を考えるきっかけを与えてくれます。
posted by DL at 12:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

May 28, 2007

Jo Meesters


Reshaping Wood


Black Wool


Connect The Dots


Botanical Ceramics

オランダ南部の都市、Eindhovenで活動する Jo Meesters 。2001年にDesign Academy Eindhovenを卒業したJoは2004年に Marije van der Park と共にStudio Meesters & Van der Park を設立し、数々の作品を発表します。
2年半という歳月を経て2007年、彼らはそれぞれの活動の幅を拡げるために、お互いに自身のデザインスタジオをスタートさせました。Srudio Jo Meestersはデザインを通して、テクノロジーやクラフトマンシップの融合、デザイン美と新技術とのバランスに焦点をあてています。
Reshaping WoodはMeesters & Van der Parkから2005年、に発表した作品です。複雑にカットされた天板はウォータージェットカットという技法によるものです。この作品では伝統技術と工業製品のテクノロジーとの可能性を模索しています。
Black Woolはひとつの材質、ひとつの技法をベースにしています。フロアーラグやクッションといった一連のシリーズは、大きさや構造の面で新たな相関関係を提示しています。
Connect The Dotsは、ニードルワークを通じて、異なる文化のバックグラウンドの結合や繋がりに焦点を当てた作品です。ランプシェードは伝統技法により作られており、デザインは人々の関わりを視覚化したものです。刺繍による無数のドットは個々と、そのつながりを表現しています。
近年彼は、様々な展示会などのイベントに参加しており、今年のミラノサローネではEindhovenベースのダッチデザインを展示するTales from Eindhovenにも参加しています。 ますます盛り上がりを見せるダッチデザインを担う一員としてJo Meestersに期待したいです。
posted by DL at 12:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

May 25, 2007

Le Corbusier Exhibition


ロンシャンの礼拝堂 1950年 © FLC


赤いバイオリンの静物 1920年 © FLC


キャバノン(休暇小屋) 1952/2006年 再製作
Courtesy:Cassina S.p.A., Cassina IXC.LTD



ル・コルビュジエ 1950年 © FLC 

5/26(土)〜9/24(月)までの会期で、六本木ヒルズの森タワー53F 森美術館で「ル・コルビュジエ展-建築とアート、その創造の軌跡」が開催されます。
ル・コルビュジエというと建築家やインテリアデザイナーのイメージが強いのですが、彼は絵画や彫刻も多数発表しており、アーティストとしての一面も持ち合わせています。
今回の展覧会では、建築・絵画・家具など約300点の作品を紹介しています。また、会場には彼のパリのアトリエを実寸大で再現した空間や、マルセイユのユニテ・ダビタシオンのメゾネット、彼が晩年を過ごしたカップ・マルタンの休暇小屋などが再現されています。実寸大の空間や模型を通してル・コルビュジエの世界を垣間見ることができます。
今年2007年はル・コルビュジエ(1887-1965)の生誕120周年にあたります。今回の展覧会は、建築物や家具だけでなく、絵画や彫刻というオブジェクトを通して、ル・コルビュジエという人物を再認識するよい機会を与えてくれます。
会期中には安藤忠雄氏や黒川紀章氏ら建築家によるレクチャーやワークショップ、ギャラリートークも開催されます。比較的会期も長いので、六本木を訪れた際には是非足を運びたい展覧会です。

「ル・コルビュジエ展-建築とアート、その創造の軌跡」

会期:   5/26(土)−9/24(月)
会場:   森美術館 六本木ヒルズ森タワー53F
開館時間: 月・水-日 10:00-22:00
      火のみ  10:00-17:00
入館料:   一般¥1,500 学生¥1,000(高校・大学生)
       子供¥500(4歳以上-中学生)
      前売り券あり
主催:   森美術館、ル・コルビュジエ財団、NHK、
      読売新聞東京本社

その他の詳細は森美術館公式ホームページにてご確認願います。

posted by DL at 18:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

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