Jun 29, 2007

5.5 Designers


Guitou the Cat


aquarium


Style W


Wallpaper Gams

Vincent Baranger、 Jean-Sebastien Blanc、 Anthony Lebosse、 Claire Renard の4人によって2003年結成された 5.5 Designer は、フランスのパリにスタジオを構えます。4人はともにパリのL'ENSAAMAという学校でプロダクトデザインを学んでいます。5.5 Designersは2003年の設立以来、各国の展示会に多数参加しており、2004年にはTokyo Designers Blockにも参加しています。
最近注目を集めている同じくフランスのメーカー、Domesticから、数多くのデザインを発表しているので5.5 Designers の名前を聞く機会が増えてきました。Vynilというウォールステッカーでは、写真のネコ意外にも、ステッカーと時計を組み合わせたものや、実際のフックを使用して物がかけられるコートラックなど、ユニークなものが多数発売されています。
aquariumは、ベネチアンガラスで有名なSalviatiから発表されたものです。2層に分かれたガラス瓶は、水槽と花瓶という2つの機能を併せ持ちます。一見単純で奇抜なアイデアのようですが、不思議と違和感もなく手づくりのガラスならではの曲線が美しい作品です。
以前スウェーデンのSuperdesignが発表したSudoku(数独)の壁紙を紹介しましたが、こちらは、マルバツゲームを壁紙にしたものです。同じシリーズに迷路や単語パズルなどがあります。
フランスのエスプリ溢れるプロダクトデザインを得意とする 5.5 Designers ですが、2004年には、フランスの大手デパートGaleries Lafayette内にオープンした若者向けフロア、Lafayette VO の空間デザインなども手がけています。幅広く活動する5.5 Designersは、今後も注目したいデザインチームです。

posted by DL at 13:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Jun 28, 2007

YONOH


Stanza


Xocolat


Lluna, coat rack


Origami

徐々に注目を集めつつあるスペインデザインですが、YONOH もまた、バレンシアに居を構えまえるデザインスタジオです。YONOHは2人のデザイナー、Alex Selmaと Clara del Portilloから成ります。インダストリアルデザイナーとして別々に活動していた2人ですが、より高いクオリティやプロジェクトの発展のために互いの能力をあわせ、ひとつのチームとして活動することに決めました。
Stanzaは、2007年にスペイン南東部Murciaのフェアで発表されたソファです。Stanzaは、ただのソファというだけでなく様々な役割を果たします。写真でもわかるように背もたれ部は深くくりぬかれており、そこへ物を収納することができます。また、ソファ上部にスチールプレートを設置することで、テーブルの天板のように使用することも可能です。
今年のミラノサローネで、Abdon y Luncas というメーカーから発表されたソファがXocolatです。ソファのフォルムは近代的でありながら、レトロ調からのインスピレーションも表れています。特徴のある脚は、どこかJaime Hayonのデザインを彷彿とさせます。同じスペイン人デザイナーとして少なからず影響を受けているのかもしれません。
Origamiはもちろん、日本の折り紙からインスピレーションを得たサイドテーブルです。バレンシアでのNude 2006展で発表されました。ジャポニズムの様な歴史的な日本文化やデザインの影響というものが、近年ではよく目に留まります。歴史的なものに限らず、欧米では日本のアニメや日本食などが高い評価を得ています。まだまだ日本ブームは続きそうです。

posted by DL at 12:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jun 27, 2007

Francisco Gomez Paz


Ovidio photo by Miro Zagnoli


Omero


Apero


Milagros

ミラノにスタジオを構える Francisco Gomez Paz は、アルゼンチンで生まれ、国立コルドバ大学でインダストリアルデザインを学びました。その後イタリアへ移り、ミラノのDomus Academyで再度デザインを学びます。
2000年からはDomus Academyで講師として研究に参加し、教鞭をとります。また、Domus Design Labのデザインマネージャーも勤めました。自身のスタジオは、建築家のPaolo Rizzatoのもとで4年間の経験を経た後、ミラノにを設立しました。
ミラノのDaneseから発売されているOvidioは、スチールでできたテーブルです。スチールを精密に折り曲げる工法や、そのシンプルな技術の持つポテンシャルを最大限に引き出す方法が、深く考え抜かれています。脚部と天板の結合部はグラフィックアイデアの統合体であり、構造上の特徴でもあります。
Aperoはスチールの構造に革を張ったラウンジチェアです。Aperoはハンドメイドにより製造され、その工法には北アルゼンチンの伝統的な馬具作りと同様の方法が用いられています。Aperoは、北アルゼンチンの伝統工芸や美術を支援するイタリアのSumampaとの共同プロジェクトにより生まれました。ハンドメイドでの製品つくりは、消費社会からおいていかれた北アルゼンチンの地方が再び社会的地位を取り戻し、文化遺産を未来へ残すという可能性を手助けしています。
Milagrosもまた、北アルゼンチンの伝統工芸を再認識するプロジェクトの一貫から生まれました。Milagrosでは、素材が完全に主役となっています。木を細かく編みこんだ天板に革を合わせた鉄製の脚というシンプルながら、イタリアンデザインらしさとハンドクラフトをうまく組み合わせています。
イタリアで活躍するFrancisco Gomez Pazですが、自らのルーツであるアルゼンチンを意識しながら、2つの文化を融合させたデザインは、各国で高い評価を得ています。
posted by DL at 13:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jun 26, 2007

Alfredo Haeberli


Origo


Ginger


Nais



アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれた Alfredo Häberli は、10代で家族と共にスイスに移住します。チューリッヒでインダストリアルデザインを学び、1988年からthe Museum für Gestaltung(Museum of Design Zurich)で働きますが、1993年にAlfredo Häberli Design Development を設立します。スタジオは多数のリーディングメーカーをクライアントに持ち、たくさんの作品を発表してきました。彼はヨーロッパを中心に数多くの展示会に参加し、様々な賞を受賞しています。
Alfredo Häberliの代表作のひとつが、iittalaから発表されたOrigoシリーズです。Origoのアイデアは、ライフスタイル同様に日々刻々と変化する食生活にあわせた、テーブルウェアへの多様な提案にあります。幾層にも重なるカラーが目に留まり、食卓を彩ります。
Gingerスツールは、日本食のレストランバーGingerのためにデザインされたものです。スシではなくジンジャー、レストランのスタイルは、その名前によく表れています。Alfredo Häberliは、インテリアでも家具デザインでも、名前やコンセプトはまず最初の決め手になる、と言っています。プロジェクトを進める上で、バー以上のものとは何か、バースツール以上のものとは何か、このような数々の疑問があがったが、クライアントの持つ確たるコンセプトにより、彼は自分のアイデアが成し遂げられたと語っています。
Alfredo Häberliは、プロダクトデザインだけでなくインテリアデザインも手がけますが、Camperのパリ、フォーブルサントノーレ店もそのひとつです。近年Camperでは、店舗デザインを著名なデザイナーとコラボレートするトゥギャザーコンセプトというプロジェクトを行っています。ハベリは、店舗の機能を損なうことなく、シンプルでクリーンなショップを実現しました。Jaime HayonとのコラボレーションによるCamperとはまた違った印象です。

以前の関連記事はこちらになります。
HAYON studio
iittala - kitchen wear
posted by DL at 13:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Jun 25, 2007

Marina Bautier


Bureau


Chaise & Tabouret




Armchair

ベルギーのブリュッセルにスタジオを構える Marina Bautier は、イギリスのBuckinghamshire Chilterns University Collageで現代家具デザインを学びました。2002年にブリュッセルに戻ると、彼女は自身のデザインスタジオを設立しました。スタジオは、プロダクトデザインからインテリアデザインまで、幅広いプロジェクトを手がけています。
Marinaは2004年に設立された、6人のベルジャンデザイナーから成る Atelier A1 のメンバーでもあります。彼女は精力的に各地の展示会に参加する傍ら、Atelier A1としても作品の展示やワークショップの開催など様々な活動をしています。
2007年デザインの新作Bureauは、見た目にも実際の材質も軽く控えめですが、実用的なデスクです。白色のスチール製のプレートは可動式で、上へ立ち上げるとメモや書類などをマグネットで留められるようになっています。プレートとデスクの結合部にはヒンジが使用されていないのも特徴的です。デスクの左側は引き出しになっています。ミニマルな構造とデザインの中に、必要な機能をうまく集約したデスクです。
Chaise & Tabouretもまた、2007年の作品です。デスクの前で2人のひとが作業をしなくてはならない時、特にコンピューターを前にひとつのイスを共用しなければならない時、誰もがフラストレーションを感じます。Chaise & Tabouretは、その問題の解決策として生まれました。ひとつのイスが必要なときに2つにわかれる。単純ですが素晴らしいアイデアです。2つのイスをうまくつなぎ合わせ、見た目にも軽くするために様々な工夫がこらされています。
Chaise & Tabouretに限らずMarinaの作品には、複数の機能を合理的且つビジュアル的にうまく組み合わせ、ひとつのデザインにまとめたものが多いように感じます。デザインだけを重視し、実用性をないがしろにしないという考えが、彼女のデザインの根底にあるのかもしれません。
posted by DL at 12:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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