Jun 22, 2007

Interview 01 : Asa Ohlsson






インテリア/プロダクトデザイナーのÅsa Ohlssonにいくつかの質問に答えてもらったので紹介します。Åsaは、スウェーデンのデザインチーム、DesignDessert のデザイナーでもあり、2005年には自身のスタジオÅsa Ohlsson Design設立しています。


DL(以下D). デザイナーになったきっかけは何かありますか?
Asa(以下A). 私は自分がクリエイティブである必要性をすごく感じているし、常に実践的な人間だと思う。幼い頃から新しいことを考えたり何かを作ることに興味があって、編み物に手芸、木工や写真、絵画など、たくさんのことに挑戦したわ。デザイナーと同じくらい夢中になれる職業は思いつかないわね。

D. 最も敬愛するデザイナーは誰ですか?また、どの様な影響を受けましたか?
A. 特定のひとりは挙げられないわ。

D.あたらしい物をつくるときにインスピレーションを受けるものはありますか?
A. たいていは日々の生活からそれは生まれる。それは必要性であったり、何か楽しくて愉快なものであったり。私はよく旅行に行くの。世界中でたくさんのインスピレーションを受けるわ。

D.今後チャレンジしたい材質や技法はありますか?
A. ガラスを使った作品。

D. 来日したことはありますか?もしあれば、その時の印象を教えてくさい。
A. 1997年に数ヶ月間、北海道の旭川にある東海大学に留学したことがあるわ。2000年には玩具のコンペで入賞して東京に行ったことがあるし、2003年には東京のスウェーデン大使館などで行われたSweden Styleに参加したわ。

D.デザインという観点から、日本の伝統や文化的背景についてどう思いますか?
A. すごく興味深いと思う。日本やヨーロッパの最近のデザインには日本の伝統や文化が非常に影響を与えていると思うし、またそれがよく現れていると思う。日本との交流はもう何十年もあるけれど、とくに最近はその魅力がかつてないほど高く評価されていると思う。

D. ストックホルムの街の良いところと悪いところを教えてください。
A. ストックホルムはヨーロッパの中でも最も魅力的な街のひとつだと思うわ。(自慢に聞こえないといいのだけど...)1年の中でも今の季節は本当に美しいの。たくさん公園があって、暑すぎず気持ちいい気候で清潔だし、水に囲まれた島々にはカフェやレストラン、自然がいっぱいある。素敵な文化とデザインが融合した街で、トレンドに溢れているけれど、とてもリラックスできる街。ただ、この街に住むには長くて寒い冬に耐えなくてはならないけれどね。

D. あなたの部屋で最も気に入っているものは何ですか?(インテリアでなくても構いません)
A. 最近新しいアパートに引っ越したばかりなので、今はまだ少し片付いていない状態なの。持っているものでは、Hanna Ljungström (www.hannaljungstrom.com)がデザインしたピンクのガラスのウサギの置物がとっても気に入ってるわ。The Naughty Spotという私がデザインした2mX2mのコーナーカーペットも愛用してる。そこでうたた寝をしたり書類を片付けたり、テレビを見たりと長い時間を過ごすことに気づいたの。これってとても日本風でしょ!?

D.部屋や空間をデコレーションする上で何かアドバイスはありますか?また、あなたがいつも気をつけていることがあれば教えてください。
A. 私はいつも壁、天井、床、隣の部屋、窓の外のスペース、全ての空間をクリエイティブに使うよう心がけているわ。広々としたスペースは必要だけど、くつろげる場所も大事だと思う。最近キッチンキャビネットを使ってソファを作ったの。長さは3.2m、高さは45cmで、下の部分が収納になっているし予備のベッドとしても使えるのよ。このソファは部屋の壁と壁の間にぴったりとおさまってるの。このソファの両端は安全なスポットなのよ。そこからは部屋全体が見渡せるし、そこは窓からは死角なので人目を気にすることもないわ。(ソファ部の回答がいささか簡素であったため、後日、再度説明を追加してもらっています。)

D. デザインを学ぶ日本の若者やデザイナーを目指す人に何かアドバイスをお願いします。
A. クリエイティブでいること。いっぱい旅をして様々な文化やものの考え方を経験すること。

Thank you so much Asa! I totally appreciate your contribution and cooperationwith this.


DL(D).What brought you to be a designer?
Asa(A). I have a huge need of being creative and I have always been a practical person. Since I was little I have been interested in all kinds of innovations and handcraft and did a lot of knitting, weaving, wood craft, photography, painting etc. I can’t think of any other work that interests me in the same way.

D. Who is a designer you respect the most of all? And in which way has she/he influenced you?
A. I don´t think I have one in particular.

D. What inspires or leads you to new creation?
A. I think it usually comes from everyday life and a need, or something I enjoy or finds amusing. I travel a lot and finds lots of inspiration from around the world.

D. Are there any materials or innovations that you are interested to take in ?
A. I would like to work with glass.

D. Have you ever been to Japan? If you have, where was that and how was like?
A. In 1997, I studied a few month at Hokkaido Tokai University in Asahikawa. I also won a toy competition in 2000 and visited Tokyo for a week. In 2003, I participated in Swedish style, an exhibition at the Swedish embassy and a few other places in Tokyo.

D. What do you think about Japanese tradition or cultural background in design?
A. Very interesting, I think the Japanese traditions and culture is obvious and has strongly influenced design of today, in Japan as well as Europe. The exchange has been going on for decades, and fascination is as strong today as ever.

D. How is the city of Stockholm like? in good and bad way.
A. I think it is one of Europe´s most attractive cities (I hope I am not bragging?). It is really beautiful this time of the year. Lots of parks, nice climate - not to hot, clean, islands and lots of water, archipelago, cafes and restaurants, nice surrounding nature. It is a nice culture and design city as well trendy but in a relaxed way. Living here though, you need to stand a long and cold winter.

D. What is the most favorite thing in your own room?(doesn't matter if it's relative to interior or not)
A. I just moved into a new flat and everything is a bit unorganised at the moment. I have a pink glass rabbit designed by Hanna Ljungstrom, thatI enjoy a
lot (www.hannaljungstrom.com). I also enjoy my own 2x2 m corner rug (The Naughty Spot). I noticed that I spend a lot of my time on the rug taking a nap or doing paper work or watching TV. Very Japanese in a way isn't it!

D. Any advice to decorate someone's room or space. Or something you always care about in your room.
A. I try to use all my space in a creative way and that involves walls, celling and floor, maybe also the next room or space outside the window.I think I need a lot of open space but also a safe spot is important. I just designed a long sofa combined extra bed and storage, 3, 2 m built between two walls and protected from insight.

D. Any advice or tip to young Japanese who are studying design and aim to be a designer.
A. Be creative, travel and experience other cultures and ways of thinking.




posted by DL at 12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | interview

Jun 21, 2007

Supermarket Logotype








北欧デザインと聞くと、優れたインテリアやプロダクトデザインが頭に浮かびますが、北欧諸国では日用品や食料品のパッケージングデザインなども素晴らしいものが多いです。スーパーマーケットのロゴマークも然りです。
ブルーとイエローの少女のロゴは、デンマークのスーパーマーケットIRMAのものです。こちらは日本でも知名度、人気共に高くオンラインや雑貨屋さんなどで関連商品が販売されていたりします。少し説明を加えると、Irmaは1886年創業で、イギリスのMarks & Spencer(1884創業)に次ぐ世界で2番目に古いスーパーマーケットです。近年では環境問題やオーガニック食品にも取り組んでいます。
Coop Konsumはスウェーデンでは良くみかけるスーパーですが、その名の通りスウェーデン生協連合会の運営によります。店舗だけみると品揃えからも、ほとんどがオリジナル商品が占める日本で言う生協とは少し印象が違うかもしれません。ÄnglamarkはCoopのプライベートブランドですが、環境に配慮した商品になっています。おおよそ200種類ほどの商品がラインナップしています。
昨今では、環境への配慮からプラスティックバッグ(レジ袋)の使用量を減らそうと、エコバッグの普及へ各国の小売店が取り組んでいます。当然、日本でも多くのスーパーなどがエコバッグの持参を促したり、レジ袋の有料化に踏み切ったりといった運動をしています。各メーカーやショップが様々なエコバッグを販売していますが、その中でもスーパーがオリジナルのエコバッグを安価で配布するのが、普及への効果が高いように思います。
そこで、スーパーのロゴマークが重要な要素のひとつとなります。前述のように、北欧のスーパーの関連商品(レジ袋を含めて)は日本で商品として販売されています。ロゴマークの高いデザイン性が人気となっています。その点、日本の大手スーパーのロゴマークは、あまり評価を得ていないように思います。
多くのファッションブランドやコーヒーチェーンなどがそうであるように、スーパーもロゴマークやオリジナル商品に力をいれる時がきているのかもしれません。
エコバッグに関しては、小さく折りたためて常備できるといった機能も良いのですが、優れたデザインというのも相応に訴求力の高い要素だと思います。街で抵抗無く使用できる、安価で躊躇せず使用できる、そんなスーパーのエコバッグを心待ちにしています。
posted by DL at 12:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Jun 20, 2007

Mimolimit






Expo2005, Aichi


Mcdonald's, Prague

東欧はチェコ共和国のプラハで活動する Mimolimit は、Barbora Škorpilová と Jan Nedvěd の2人によって2001年に設立されました。Mimolimitは、インテリアデザインからプロダクトデザイン、建築設計まで多様な活動を行っています。スタジオ名であるmimolimitは、普通ではない、標準以上の、といったような意味を持ちます。スタジオの美学は、素材やカラー、光の用い方など多様な美しさの結合にあります。彼らの美学は、建築やデザインなどあらゆるジャンルの作品に反映されています。
Mimolimitは、花瓶やボウル、キャンドルなどを手がけていますが、ジュエリーのデザインにも力を注いでいます。アクリル樹脂を使った、リングやブレスレットは、光を受けることによって、樹脂に施されたカラーやパターンが綺麗に反射します。
また、スタジオはチェコの伝統的な材質であるガラスを使った作品も多数発表しています。彼らのガラスコレクションは今夏いっぱい、オフィス家具大手Haworthのプラハショールームで展示されています。
Mimolimitは、2005年に愛知万博でのチェコ共和国のパビリオンのファサードとレストランのデザインを担当しました。ファサードのデザインは万博のテーマである"自然の叡智"にインスパイアされたものであり、細い木々が無数の針の様に壁面から突出した構造をしています。マス目状に配置された木々は見る角度によって、異なる動きや印象を与えます。このファサードは、大自然の力、直立した牧草地を表現しています。
インテリアデザインでは、マクドナルドの店舗デザインなども手がけました。既存店とは全く異なるイメージは、通常の店舗に使用されているどきついカラーを廃した、自然をモチーフとしたインテリアとカラーに因るものです。店内は、空調や防火シャッターなどを極力目隠しし、効果的に鏡を設置することで、クリーンで広々とした空間になっています。ファーストフード店、食品工場といったマクドナルドのイメージを払拭する彼らの試みが、うまく実現した店舗です。
posted by DL at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Jun 19, 2007

Harry Allen & Associates


Bank in the Form of a Pig


Kila


Square Chair


Supreme, NY

ニューヨークのマンハッタンに位置するデザインスタジオ Harry Allen & Associates は、デザイナーの Harry Allen によって1993年に設立されました。
デザイナーのHarryはブルックリンのPratt Instituteでインダストリアルデザインを学んだ後に、化粧品メーカーのPrescriptivesで什器などのデザインをしていましたが、より自分の学位や知識を活かそうと1993年、自身のスタジオを設立しました。同年にはICFFで家具を発表しています。現在では、プロダクトデザインからインテリアデザイン、グラフィックデザインまで幅広く手がけています。
Harry Allen & Associates は、そのデビュー以来、各地の美術館の展覧会などに多数参加しており、高い評価を得ています。1994年にデザインされたCeramic Foam Lampsは、MoMAのパーマネントコレクションとして収蔵されています。その一方で、KilaというライトはIKEAで安価な価格で販売され、マーケットに広く流通しています。その両端に位置するデザインに、Harry Allenの高いデザインセンスを垣間見ることができます。
Bank in the Form of a Pigは、Realityというコレクションのひとつです。このコレクションはシリコンの鋳型を使用して高精度のキャスティング(鋳造)を行うことによってHarryの身の回りのオブジェクトを再現したものです。材質にはポリエステルレジンを使用しています。Bank in the Form of a Pigでは、自然死したブタをキャスティングすることで、まるで生きているかのようにリアルなブタの貯金箱を実現しました。シリーズには、Harryの祖母の燭台や彼自身の手、フルーツを鋳造したものなどがあります。
インテリアデザインでは、NY、SohoにあるMoss Design Gallary やアメリカや日本のSupremeの店舗デザインなどを手がけています。この他にも多数のショップやレストラン、オフィスなどのインテリアに携わっています。
昨年にはスタジオに隣接したショールームもオープンしました。Harry Allenのデザインに触れる機会は今後も増えそうです。
posted by DL at 13:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Jun 18, 2007

Charming Unit


Gladys


Arild


Scatter


Tea Table

スウェーデン南部、スコーネのマルメという街に Charming Unit はスタジオを構えます。デザイナーのLouise Hederströmは、スコーネのルンドで数年間の学業を終えたのちにストックホルムのBeckmans School of Designでデザインを学びます。数々のデザインスタジオでの経験を経て、2001年に自身のスタジオを設立しましたが、2005年からはCharming Unit としてグラフィックやプロダクトデザインを行っています。
彼女のデザインは明白なシェイプで遊び心あるものが多く、作品とユーザーとがとても近くに感じられます。それは彼女の言う、創造性と素材に常に向き合いチャレンジしているからにほかなりません。彼女はどのような素材にも取り組み、その素材選びこそが作品のコンセプトの始まりでもあります。
Gladysはステンレス素材を美しいレース柄にカットしたランプシェードです。ステンレスという金属素材をやわらかいレースの様に見せることで金属の冷たさが消え、独特でやさいしい印象を受けます。シャンデリア以外にもテーブルライトなどがあります。
Scatterはスチールにレーザーカットを施した屋外用のベンチです。ジャングルの植物や木々による影にインスピレーションを得たデザインです。ちなみにScatterとはプレスリーの飼っていたチンパンジーの名前でもあります。Louiseは、作品への影響のひとつにプレスリーを挙げています。ジャングルのモチーフとチンパンジー、拡散した(scatter)デザイン、実にうまいネーミングです。
Charming UnitはNolaやScandinaviaform、IKEAなどをクライアントに抱え、幅広く活躍しています。また、各地の展覧会などにも多数参加しています。
posted by DL at 12:40 | Comment(0) | TrackBack(1) | design

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