Jun 08, 2007

Studio JSPR


Plastic Fantastic






Cover Tiles

デザイナーのJasper van Grootel によって2005年に設立された Studio JSPR は、オランダ南部のEindhovenをベースに活動しています。(Eindhovenというと、以前に紹介した Jo Meesters の活動拠点でもあります。Jasperもまた、Joと同様に the Design Academy Eindhoven の卒業生です。)
現在では4人のデザイナーと数名のスタッフがチームを構成し、それぞれの個性をプロジェクトに活かしています。それ故に、Studio JSPRはインテリアデザインから作品の製作まで、様々なフィールドで活躍します。
Plastic Fantastic は、特殊なSoft Skin Rubberという素材をコーティングしたガーデンファーニチャーシリーズです。特殊コーティングを施すことにより、どのような天候にも強く、屋外での使用が可能になりました。ロココ調のクラシカルデザインと鮮やかなカラーの組合せが斬新で独特な雰囲気を出しています。カラーも10色以上から選ぶことができ、イス以外にもテーブルやランプなどが用意されています。最近ではオランダのMarieuxとのコラボレーションにより、Swarovskiが埋め込まれたものがラインナップに加わりました。
お湯や水の通り道である浴室のパイプは、通常は壁の内部に隠されているか、もしくはむき出しになっています。Cover Tilesは、そのどちらでもなく中間に位置します。様々な形状のタイルとパイプを組み合わせることにより、オリジナリティの高いシャワールームをデザインすることができます。パイプを完全に隠してしまうのではなく、それ自体をデザインに組み込むというユニークな発想によって、全く新しい印象の浴室が完成します。タイルのカラーはブラックとホワイトの2色があります。


posted by DL at 12:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jun 07, 2007

DMY 2007







5月にベルリンで開催されたデザインイベント Designmai の中でもとりわけ規模が大きく注目を集めるプロジェクトが、DMY 2007 (Designmai Youngsters)です。5/17-5/20という会期中に、約120の参加デザイナーが作品を展示しました。
DMYには世界各国から多数の若手デザイナーが参加しており、彼らはDMYという場を通して新たに出会い、それぞれに触発され、そこからまた新しいアイデアを創造します。
DMYでは、若手デザイナーのダイナミックな潜在能力に焦点をあて、彼らの作品を広く人々へアプローチします。同時に、メーカーやデザイナーの双方にとって、新しいビジネスの可能性を生み出すショーケースとしての役割も果たしています。
今年で5回目となるDMYは、若手デザイナーの作品発表の場というだけでなく、既成概念にとらわれない試みによって、随所に存在する境界線という壁を越えるムーブメントとしての意義を持ちます。こういったところから新しいトレンドや斬新なアイデアが生まれていくのだ思います。
写真の花の咲いた戦車は日本から参加した Retired Weapons の作品。Retired Weaponsはアートディレクターの徳田祐司氏とプロデューサーの石川淳哉氏によるプロジェクトです。銃や手榴弾などの銃器に花が咲くというデザインからは、平和を願うプロジェクトのテーマが伝わってきます。Retired Weaponsは今年のミラノサローネにも参加しています。

All images: courtesy of photographer Jens Vogt
posted by DL at 10:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Jun 06, 2007

Esther Derkx









1999年からプロダクトデザイナーとして活動している Esther Derkx は、オランダのアムステルダムの南に位置するユトレヒトに拠点を置きます。
彼女の作品はファインアートとコンテンポラリーアートの境界に位置し、日常使用する生活用品にひとひねりを加えることで、全く異なる外観に仕上げることを彼女は得意とします。
Estherは、今までの仕事での経験や旅行などからインスピレーションを受けるといいます。彼女はスクリーンプリントの技術を駆使し、可能な限りどのような素材にもプリントを施します。思いがけないオブジェクトへのプリントは、彼女のユニークな感性を映し出し、作品に彼女ならではの特徴を与えています。
Improved!というコレクションでは、セラミックのポットやプレートに、スクリーンプリントによるダンサーやアスリートが描かれています。オリジナルのプリントに躍動感あるダンサーやアスリートの動きを加えることによって、陶磁器のシンプルな輪郭を補うように意図されています。
同じくImproved!のシリーズであるグラスにも同様に動きのある人物がプリントされています。こちらはオランダのRoyal Leerdam というメーカーの大変シンプルなグラスを使用していますが、Estherらしいプリントをのせることによって、オリジナリティの高い作品に仕上がっています。グラスを取り巻くようなプリントは、あたかも人物が閉じ込められているような印象を与えます。
Estherがプリントを施す陶磁器は食器だけではありません。トイレの便器や洗面所のシンクにまでスクリーンプリントしていまいます。これらは、日用品や中古品に彼女独自のデザインを吹き込むことで、全くことなる印象を与え、新たなものにしてしまう彼女の表現力を端的に表している作品といえます。

posted by DL at 12:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | kitchen

Jun 05, 2007

Juju Design Party


Kotori by Tomi Pelkonen


Sylvia by Tiina Laitinen


Darlin by Susanna Vesalainen


Mielikki by Maaria Pykäläinen

フィンランドのデザイングループ、Juju Design Party は、7人の若手フィンランド人デザイナーを中心に構成されています。設立は2005年とまだ新しいのですが、7人各々が精力的に作品を発表し、展示会などにも積極的に参加しています。
Juju Design Partyは、グッドデザインとは作品を実際に使用する人々が、どれほど喜びを得るかによってのみ定義されると考えています。そのため彼らは、流行に左右されない、そして厳しい基準を満たした高品位な作品をユーザーに届けようと注力しています。
Tomi PelkonenによってデザインされたKotoriは、日本酒用の酒器揃いです。小鳥のような銚子は不思議とどこか北欧らしさも感じます。彼のデザインするものには、日本文化の影響を受けたものがいくつか見られます。
デザイナーのTiina Laitinenは、彼女のデザインプロセスの始まりは、過去から何か見つけ出し、それを発展させ新しく違うものに昇華することだと言います。クラシックとモダンとの組合せは作品に不変的なフィーリングを与えます。彼女のデザインするSylviaも、郷愁を感じさせるレース模様のキャンドルホルダーです。ティーライトの明かりを灯すと繊細なパターンが美しく浮かび上がります。
ハート型の調味料入れDarlinは、Ceramics for breakfastというコンペティションへの参加作品です。マグネットによりくっついたそれぞれの容器には塩とコショウがはいります。デザイナーのSusanna Vesalainenは、ユーモア溢れる作品を得意とし、センスあるキッチン用品を多数デザインしています。
posted by DL at 12:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Jun 04, 2007

Studio / Louise Campbell


Prince Chair


Collage


Honesty


Fatso

コペンハーゲンで活動するデザイナー、 Louise Campbell はデンマーク人の父とイギリス人の母を持ちます。彼女はイギリスのthe London Collage of Furniture を卒業すると、デンマークに戻り、Denmarks Design Schoolでインダストリアルデザインを学びます。1995年に学校を卒業し、翌年の1996年にはStudio/Louise Campbellを設立しました。
Louise Campbellの作品は遊び心があり、実験的でもあります。日常のオブジェクトやシチュエーションに、素材や高い製造技術を織り込んでゆく彼女の手法は、近年ますます高い評価を得ています。スカンジナビアの合理主義と女性特有の感性、彼女の持つ2つの文化などが組み合わさり、Louise Campbellの作品は固有の魅力を放ちます。
Prince Chairは、デンマーク皇太子のためのイスをデザインするコンペへの参加作品です。皇太子のコントラストに満ちた生活がPrince Chairにインスピレーションを与えています。座面のレースのモチーフはアンティーク調ですが、そのレースは高度な技術によって実現しています。イスを構成する材質にもスチールとラバーという対照的な素材が用いられています。残念ながらコンペでの入賞はかなわなかったものの、デンマークのHay社が近年商品化しリリースました。
3層のレーザーカットによるシェードから成るCollageは、シンプルな楕円の抽象的な組合せにより、独特な明かりと影を空間に演出します。ランプは、森林のなかで幾枚もの葉や木々を通して光が大地に降り注ぐ様子にインスパイアされています。Collageはペンダントだけでなくフロアーランプもルイスポールセンにより発売されています。
Fatsoは2004年にLouise Campbellがルイスポールセンの展覧会"Light Studies"のためにワンオフで製作したものです。シェードは約2cmの厚みがあり、中には桜のつぼみやルイスポールセンの工場で出たアルミの削りカスなど様々なものがパッケージされています。
posted by DL at 12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。