Oct 31, 2007

Studio Dror


Pick Chair


Footwear


Champagne Glass


Vase of Phases

イスラエル出身のデザイナー Dror Benshetrit が2002年にニューヨークで設立したデザインスタジオの Studio Dror
スタジオでは、プロダクトデザインから建築、アートディレクションまで幅広く手がけています。クライアントにはドイツのRosenthal、イタリアのBBB、オーストリアのSwarovskiなど世界各国の有名メーカーが名を連ねます。
デザイナーのDror Benshetritは、オランダの the Design Academy Eindhoven やイスラエルのテルアビブでデザインを学んでいます。彼は新しい素材や技術、シェープに焦点をあて、デザインへのインスピレーションを提案します。彼のデザインセンスは各国で高い評価を得ており、著名な出版物にも多数とりあげられています。

Pick Chairは、イスとウォールマウントのオブジェとしての2つの役割を果たします。壁にかけられたオブジェは4分割されており、折り曲げてゆくとイスに変形します。Pick Chairは、空間を最大限に利用する目的と2Dから3Dのオブジェクトへの変形からインスピレーションを得ています。美的要素と機能性を組み合わせるという、DrorのヴィジョンがPick Chairに表れています。
Studio Drorは、2007年に新しく立ち上がったシューズブランド Skins のディレクションを手がけました。パッケージングやディスプレイなどブランドのアイデンティティ形成に深く携わっています。
Champagne GlassとVase of PhasesはともにRosenthalから発表されています。Champagne Glassは2005年にミラノで開かれたSurfaceマガジンのディナーパーティーのためにデザインされました。
Vase of Phasesは、Drorの清らかさやダメージ、変形への反芻に基づいています。花瓶は実際に砕けたものから型を取っています。Vase of Phasesは、ドイツやイスラエルの美術館のパーマネントコレクションとして収蔵されています。また、2006年にはiF Product Design Awardに入賞しました。

Dror Benshetritは、ICFFをはじめ数々の展示会に参加しています。日本では、2003年の東京デザイナーズブロックに参加しました。また、ボンベイサファイアのグラスコンペでRon Aradや、
Patricia Urquiolaらと審査員を務めたり、NYのデザインエージェント Culture & Commerce ではPhilippe StarckやMarcel Wndersらと名を連ねるなど、幅広い分野で近年目覚しい活躍ぶりを見せています。
posted by DL at 12:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Oct 30, 2007

Robert Stadler


Pentaphone


+336+


Drifters


Pools & Pouf!

フランスのパリにスタジオを構えるデザイナーの Robert Stadler
彼はミラノのIED(the Istituto Europeo di Design)でデザインを学んでいます。その後パリのENSCI(EcoleNationale Superieure de Creation Industrielle) で学び、1992年にデザイナーのLaurent Massaloux、Olivier SidetとともにRadi Designersというグループをパリで設立しました。
2000年からはグループと並行してソロでの活動を開始し、数々の作品を発表しています。

Pentaphoneは五角形を意味するペンタゴンをもじったフォンブースです。ボール型のボックスは周囲のノイズから隔離された空間を生み出します。携帯電話が主流となった現代では公衆電話が減少しています。電話ボックスに代わる周囲を気にせず電話の出来るプライベートな空間として、公共施設などに向いていそうです。
+336+ は、見た目は通常の鏡と変わりませんが、スパイ映画のような機能を持っています。+336+ は携帯電話からのSMS(ショートメッセージ)を受信します。人が鏡に近づくと電光掲示板のようにメッセージが鏡に流る仕組みになっています。驚くことにこの鏡はコンセプトモデルではなく限定生産で実際に販売されています。
Pools & Pouf!は、水溜りや部屋の隅に生えてきたキノコのような家具です。奇妙な形をしたソファやスツールは、その見た目と相反して伝統的なイギリスのチェスターフィールドスタイルのレザーが張られています。ひとつひとつに明確なフォルムはありませんが、家具のない世の中とはどのようなものかという問題からPools& Pouf!は派生しています。

Robert Stadlerはソロ、Radi Designersのグループ活動を通して様々なイベントやプロジェクトに参加しています。2001年には東京でのHappening2000/2001に参加しました。
posted by DL at 12:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | furniture

Oct 29, 2007

POLKA


Doosey Light


Short Set


Josephine Caraffe


Alma

オーストリアで注目されているデザインスタジオのひとつがPOLKAです。
POLKAは、2004年にMarie Rahm と Monica Singer の2人のプロダクトデザイナーによって設立されました。ウィーンをベースに活動し、家具やテーブルウェアなどのプロダクトデザインからグラフィックまでを手がけています。

Doosey Lightは、典型的なフォルムのシェードが3つ上下に連なったランプです。シェードには異なるパターンが組み合わされています。それぞれのファブリックは数量が限定されており、ファブリックの在庫が切れると次のパターンが新しく組み合わされます。少しずつパターンの組み合せが変わっていくので、常に新鮮な表情を持つ楽しいランプです。
Josephineは、オーストリアの老舗クリスタルガラスのメーカー、Lobmyerから発表されています。グラスがカラフェのくちに蓋のようにぴったりと収まるようになっています。カラフェはグラスをそのまま大きくしたような美しいフォルムで、飲みものを注いだときに雫がたれないようハンドポリッシュでエッジが仕上げられています。
Wittmann Mobelwerkstattenからの2007年の新作がAlmaです。POLKAは、このAlmaにマッチするダイニングテーブルもデザインしています。Almaの特徴は低い背もたれで、テーブルと組み合わせると独特の印象を与えます。ダイニングの中心はイスではなく、そこに座る人々であるというコンセプトを表しています。フェミニンで柔らかいAlmaのラインはWittmannのデザイン美学を完璧に体現しています。

POLKAは設立以来、ミラノサローネやロンドンの100%など多くの展示会に参加し注目を集めてきました。最近では&Forkという本の中で、Tom Dixonらによって100人の注目若手デザイナーに選ばれています。
posted by DL at 12:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 26, 2007

For Use


90°


Satyr


Twist


2L bed

中・東欧をはじめとした国際色豊かなメンバーで構成される For Use 。メンバーは、Sven Jonke、Nikola Radelijkovic、Christoph Katzle、の3 人からなります。SvenとNikolaはクロアチアのZagreb(ザグレブ)で建築デザインを学び、Christophはウィーンで美術を学んでいます。
グループは1998年に結成され、クロアチアのザグレブとオーストリアのウィーンに事務所を構えます。クロアチアではJelenko HercogとToni Urodaの2人を加え、Numenという名義でグラフィックデザインも手がけています。
For Useでのファーニチャーデザインは、そのモダンなフォルムが高く評価されており、ZanottaやCappellini、Magisなど世界的な家具メーカーから作品を発表しています。

90°は真横から見ると90度の角を持つ正方形のような構造をしたイスです。正方形の全ての辺はそれぞれが接合するもう一辺よりも長くなっており、その辺が背もたれや脚となっています。90°は、イタリアのL'abbateから発表されており、アームチェアやバースツールも用意されています。
一方でSatyrは、三角形をモチーフとしたような構造となっています。脚部とフレームが三角に交差し、シート部にも傾斜がつけられることにより、いたるところに三角を連想させます。
Twistは2007年にMorosoから発表されたテーブルです。脚がねじれたようになっており、独特のアシンメトリーを形成しています。一見すると傾いているようにも見えますが、もちろん天板はフロアと並行です。

For Useは、家具のデザインだけではなく、劇場の舞台デザインなども手がけています。
ファーニチャーデザインのほとんどはFor Use名義でウィーン発となっていますが、クロアチアのNumenもザグレブでは活躍してるようです。クロアチアのデザイン事情はほとんど日本に入ってきていないので、For Useの活動を通してもう少し情報が入ってくればおもしろいのではと思います。

posted by DL at 12:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 25, 2007

Quinze & Milan : Gallery 113



ベルギーを代表するデザイナー Arne quinze のデザインスタジオ Quinze & Milan の事務所が新たにギャラリー Gallery 113を併設してオープンします。10/26にオープニングパーティーが開かれ、Arneがガイドを務めます。ショールームにはMorosoの作品が展示されるため、Patrizia Moroso も会場に姿を現しインタビューに応じます。

ギャラリーとオフィスの総面積は10,000M2ほどで、スタジオやショウルームのほかにも60名以上に対応するワーキングスペースを確保しています。ギャラリーのネーミングはKortrijkにある建物の住所からきているようです。

家具デザインだけではなく彫刻やオブジェなどアート性の高い作品を多く発表しているArne quinzeですが、その作品のいくつかがGallery 113に展示されます。

以前の関連記事はこちらになります。
Quinze & Milan
posted by DL at 19:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

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