Nov 15, 2007

Modus Furniture


Cocoon, Forest


OS


Multi


Slide

イギリス南西部のSomersetに Modus Furniture という家具メーカーがあります。
2000年に設立された比較的新しいメーカーなのですが、イギリス国内やヨーロッパのデザイナーを起用し、コンテンポラリーデザインを多数世に送り出しています。また、Modusは有名デザイナーだけではなく、若手デザイナーも積極的に発掘、採用しています。
Modusの製品のほとんどはホームファーニチャーなのですが、近年ではコントラクト向けの製品も手がけています。

Cocoonは、スウェーデンのClaesson Koivisto Runeによるソファセット。シリーズには2人掛のソファやクラブチェア、タブチェアがあります。アルミのベースはオプションですが、クリアなフォルムと非常によくマッチします。画像の後方にあるのは、同じくスウェーデンのデザイナー Monica Forster によるパーティション、Forestです。画像ではわかりづらいのですが、ステンレスのロッドにつけられているのはダイカットされたフェルトです。フェルトには数種のカラーが用意されています。
フレームにポリエステルのネットを張ったチェア OS は、ロンドンベースの Jonathan Prestwich によるデザインです。いたってシンプルですが、最先端テクノロジーの張地を使用しています。OSは、Wallpaper Design Award 2007のBest Dining Chairを受賞しています。
Multiは、イギリス人デザイナーのMichael Sodeauによるデザインで同シリーズのチェアもリリースされています。テーブルは2種類の高さと多数の天板の組み合わせで豊富なバリエーションです。Multiは、2007年のICFFでEditors' Awardを受賞しました。
数々のデザインアワードを受賞しているModusですが、最近ではSimon PengellyによるSlideというシェルフがEDIDAのBest British Design BrandとStorage部門にノミネートされました。

Modus Furitureは、決して多くはないイギリス家具メーカーの中でも傑出したデザインで一歩抜きんでています。彼らはデザインだけではなく、製品の製造過程における環境にも配慮をしています。家具メーカーとしての環境問題に対する高い意識にも好感が持てます。

以前の関連記事はこちらになります。
Claesson Koivisto Rune
Monica Forster



posted by DL at 12:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | furniture

Nov 14, 2007

How About Viktor


Fold Table and Stool


Hanabi


Robin Hook


Campanula

フィンランドのヘルシンキにスタジオを構えるデザインチーム、How About Viktor
チームは Marko Nenonen、Helga Lahtinen、Anna Salonen、Taina Lehtinen、
Yuki Abe の5人のデザイナーから成ります。彼らはファーニチャーデザインや建築、インテリアなどの分野でグループだけでなく、個人でも活動を行っています。
空間デザインを得意とするHow About Viktorですが、彼らが立ち上げた家具レーベルがVOWです。VOWは様々なネットワークを通して、彼らの作品を製品化していこうという試みです。
彼ら5人のデザイナーは、クリエイティブエンジンとしてのHow About Viktor名義で自由な創作活動を続ける傍ら、VOWというレーベルで家具ビジネスに参入していきます。VOWの製品は2008年のはじめ頃にリリースされる予定です。

Fold Table & Stoolは、独特の脚を持つテーブルとスツールです。foldというのは折るというような意を持つ単語ですが、多面的に折り曲げられた脚部は、どこか折り紙を連想させるデザインです。Hanabiもまた、日本文化に由来したようなデザインで、いくつものクッションをつなぎ合わせたようなイスです。
止まり木にとまった小鳥をそのままフックにしてしまったのが、Robinです。小鳥はセラミックでできています。近年のボタニカルデザインや自然をモチーフにしたアイテムとも相性がよさそうです。
Campanulaは、逆さまにした3つのコーンをつなげたシェードを持つペンダントランプです。シェード全体の直径が64cm程あるので、画像で見るよりも実物はおおぶりになります。シェード内外のカラーは数種が用意されています。

How About Viktorの最近の活動では、9/13〜9/21のHelsinki Design Week期間中にヘルシンキの街中を3台のワゴン車でまわる、移動式の Viktor on Wheels というユニークな展示を成功させています。
posted by DL at 12:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Nov 13, 2007

100% Design Tokyo


photo 01


02


03


04

しばらく Tokyo Designer's Week でのイベントをお伝えしてきましたが、そろそろしつこくなってきたので今回で締めくくりとします。
東京デザイナーズウィークは、今年2007年で22回目の開催となります。2006年の来場者数は約75,000人と年々規模を拡大していおり、今年は100,000人を見込んだということです。実際の来場者数はまだファイナルリポートがでていないので不明ですが、メインの展示となる見本市100% Design Tokyo のテントも前年より大幅に拡大しているので、来場者数も2006年を上回ると予測されます。
2007年はLOVEをテーマとし、クリエイティブディレクターにデザイナーのMichael Youngを迎えました。神宮外苑前の会場には彼のデザインした直径約3Mのモニュメント Love Button (写真01)が設置されました。また、100%のテント内エントランス付近には巨大な3Dハート型のシャンデリア Sex Toy が展示され人々の目を惹いていました。

神宮外苑の会場では、100% Design Tokyo 以外にもTDWの関連イベント、 Japan Brand Exhibition や例年開催されている Container Ground 、学生作品展などが開催されました。
今回は日本で2回目というBlickfangが同時に開催され、中欧を中心としたヨーロッパの作品を見ることが出来ました。Blickfangでは、ファッションやアクセサリー、インテリアといった分野の50人のデザイナーが作品を展示し、販売しました。Blickfangでは、デザイナーと直接話をして作品を購入することができるので、そのコンセプトなどをより深く知ることができます。
写真02は会場でひときわ注目を集めていたオーストリアのInseq Designによるトースター、Zuse 。12X12ピクセルのグラフィックがパンに浮かび上がります。メモリーチップによりいくつかのパターンが焼けるそうです。
写真03、04は、チェコのOlgoj Chorchojによるテーブルウェア。チェコはガラス工芸が有名で、クオリティも高いです。

Tokyo Designer's Weekでは、神宮外苑前のほかにも都内各地のショップによる Shop Exhibition 、以前に紹介した赤坂ゼロ展など多様なイベントが開催されました。
10/31〜11/4までの期間中は東京がデザインに彩られる、まさにデザイナーズウィークとなりました。
posted by DL at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | tokyo desiners week

Nov 12, 2007

DesignTide : vol.2


photo 01


02


03


04

DesignTideの様子をもう少しお伝えします。
今回南アフリカのケープタウンから参加したのは、写真01のHeath Nashです。彼は使用済みのプラスチックボトルを花びらのように切り取り、ワイヤーでつなげることによってカラフルなランプシェードを作ります。ともするとケバケバしい洗剤などのプラスチックボトルですが、南アフリカの伝統的な技法によりリサイクルされひとつの作品としてよみがえっています。白色のプラスチックのみで構成されたシェードは製品化されているとのことです。
02は、ノルウェーからのNorway Saysによる展示。今回はシンプルなシェードを持つペンダントランプ Ginko を展示しました。Ginkoはシェードの直径が約55cmと写真でみるよりも大ぶりです。
同じく北欧スウェーデンからは、We Are Going Undergroundのインスタレーションです。WAGUは、2005年に始まり、以後ストックホルムのファーニチャーフェア期間中に地下室やボイラー室などを会場に展示を行ってきました。今回のデザインタイドでは参加メンバー8組全ての作品が展示されました。作品の配置をカラーごとに統一感を持たせるなど、全体にバランスの良い展示でした。
04はKim Songheによるシャンデリア。彼女はハンドメイドでほとんどの作品を制作しています。写真では少しわかりにくいのですが、今回出展のシャンデリアには白色のスニーカーが多数使用されています。彼女の世界観は独特ながら評価も高く、先日は丸ビル内のH.P.Franceのウィンドウディスプレーを手がけました。
posted by DL at 21:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | tokyo desiners week

Nov 09, 2007

DesignTide


photo 01


02


03


04

今年で第3回となるデザインタイド(DesignTide)は、デザインウィーク期間中にエクステンションを含めて都内各地の53もの会場で各種のプログラムが行われる大きなデザインイベントです。
今回のメイン会場は100% Design Tokyo ともアクセスのよい国立競技場での開催となりました。メイン会場では、タイドシンク、タイドエキシビジョン、デザイナーが自ら作品を販売する場のタイドスーパーマーケットなどが開かれました。
タイドエキシビジョンでは、約50組のデザイナーによる展示が行われ、10/31〜11/4の期間中は多くの人々が会場を訪れました。

写真01はスイスのFULGUROによる展示。里芋の葉のようなブルーのreLEAFは、雨水を溜めて鉢に水を流すというもの。そのほかにも傘から滴る水滴を鉢に与えるアンブレララック、reCOVERなどユニークな作品がいくつか展示されました。
02は、オランダのJurgen Beyによる展示。家具の輸送に使用する木箱をそのままキャビネットとして使用するというアイデアです。
03のCanvas Furnitureは、スペインのMarti Guixe(写真04)によるもので、イスやテーブルに絵画で使用されるキャンバスを張った家具です。会場では実際にアーティストがキャンバスに絵を描いていました。デザイナーのMartiは、見た目は大柄でいかめしい感じですが、気さくな人柄で作品について詳しく説明をしてくれました。

posted by DL at 12:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | tokyo desiners week

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