Dec 20, 2007

Symbio Design


ALPHA




BETA


The CLOUD

中欧チェコのプラハに一風変わったスピーカーを作るオーディオメーカーがあります。2005年に設立されたSymbio Designは、技術者のAndrej Jakovelv、デザイナーのJerry Koza、マネージャーのPetr Malenickyの3人から成ります。
彼らはハイエンドなスピーカーシステムには高音質だけではなく、高いデザインセンスも求められていると考えます。そのコンセプトに基づいたALFAスピーカーは、チェコ国内やウィーンやロンドンでの展示会でも高い評価を得ました。
現在ではスピーカーシステムのほかにもthe CLOUDといったライティングも発表しています。

Symbio Designの代表作であるALPHAスピーカーは、2003年当時まだ学生だったJerryによって最初の構想が生み出されていました。テクニカルな部分は省略しますが、その独特なフォルムはスピーカー内部の空気の流れなど空気力学を多分に応用しています。ALPHAはスタンドスピーカーとしてだけではなく、専用に設計されたマウントブラケットなどのアクセサリーも用意されているので壁掛けや天井に吊るすことも可能です。
BETAもALPHA同様に曲線の美しい小型スピーカーです。センタースピーカーや卓上のスピーカーとして使用できます。また、SymbioはALPHAやBETAのほかに、EGGOというたまご型のユニークなサブウーファーも発表しています。この3種のスピーカーを組み合わせると、極めて個性的なオーディオセットを組むことができます。
the CLOUDは新たにSymbioのコレクションに加わったライティングシステムで、光源に発光ダイオードを使用しています。材質にゴム素材を用いているので、オーディオルームの音の反響や空気振動を吸収します。コンクリートやガラスなどの堅い材質に囲まれた部屋で、より優れた音響を楽しむためのライトです。オーディオメーカーならではの発想から生まれたインテリアデザインです。

*Symbio Designのウェブサイトは音がでます。




posted by DL at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | electronics

Dec 19, 2007

Interieur 08 Design Competition




Drop designed by Nathalie Dewez


Clampology designed by Jorre van Ast


The Stash
designed by Annette Hinterwirth


2年に一度、ベルギーのKortrijk(コルトレイク)で開催されるデザインビエンナーレの Interieur 。2008年の10/17〜10/26という会期で開催される Interieur 08 は第21回となります。
Interieurは、1967年にコルトレイクに発足したNPO機構です。1968年より隔年でビエンナーレを開催し、デザインフィールドの促進に努めています。ビエンナーレには毎回著名なデザイナーを招き、過去のゲストにはAlfredo HaberliやMichael Young、Konstantin Grcicなどが名を連ねています。
Interieur 08のゲストデザイナー等の詳細はまだ発表されていません。

Interieurのプログラムのひとつがデザインコンペで、Interieur 08 のコンペ詳細が先日アナウンスされました。
コンペは製品化されていないプロトタイプのみを対象としていますが、プロや学生など経歴に関する条件は問いません。
コンペはWorking、Playing、Livingという3つのカテゴリーに分かれており、それぞれにいくつかの賞と総額35,000EURの賞金が用意されています。なによりもプロトタイプを対象としたコンペなので優秀な作品には製品化への大きなチャンスとなります。実際に過去の受賞作の中にはMinottiやLigne Rosetなど大手メーカーから製品化されたものが多くあります。
選考対象となった作品はビエンナーレ会場に展示され、期間中に受賞者の発表があります。今回のコンペでは、デンマークのデザイナー Louise Campbell、Philips DesignのOscar Penaら5人が審査員を務めます。
作品の応募は2008年の7/15までとなっています。

画像は前回 Interieur 06 での優秀作品の一部です。

コンペティションの詳細についてはこちらのPDFをご覧ください。
posted by DL at 12:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | competition and awards

Dec 18, 2007

Yar Rassadin


Pantone Matryoshka


Ninja Matryoshka


Salt & Pepper Shakers



かわいらしいマトリョーシカとソルト&ペッパーのシェーカーをデザインしたのは、ロシアのデザイナー Yaroslav Rassadin です。
Yaroslavは2006年に、ロシアのデザインスタジオ Studio MWD を建築家のSergey Mozheyko と共にモスクワで立ち上げました。MWDではチーフデザイナーを務め、家具や小物まで幅広くデザインを手がけています。MWDを設立する2006年以前に、YaroslavはSmirnov DesignやDesignworksなどのモスクワのデザイン事務所で経験を積んでおり、家具や小物以外にインダストリアルデザインも得意としています。

YaroslavがYar Rassadineという自身の名義でデザインしたのがマトリョーシカとシェーカーです。
Pantone Matryoshkaは、ロシア伝統工芸のマトリョーシカを近未来的でミニマルなフォルムにし、パントンの色見本によるグラデーションを再現したものです。そのマトリョーシカにブラックカラーを施したものがNinja Matryoshkaです。カラーをブラックにするだけでかわいらしいマトリョーシカが一気に忍者のような精悍さを持ちます。
マトリョーシカ同様に極限までミニマルにデフォルメされた天使と悪魔を模ったソルト&ペッパーシェーカーは、ホワイトとブラックの組み合わせのほかにレッドが用意されています。これはペッパー=ブラックという定石にとらわれない、自由な発想によるものです。全色とも穴のサイズは同じなので、ユーザーの好みでカラーと中身は自由に組み合わせることが可能です。シェーカーはドイツのKoziolにより製品化されています。

以前の関連記事はこちらになります。
Studio MWD
posted by DL at 12:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Dec 17, 2007

Moon


ChillerS, ChillerL


Earth-gazer


Island


Burner

ベルギーのKortrijkに程近い地にスタジオを構える Moon 。スタジオは、ラウンジなどに適した近未来的な家具を得意としています。
Moonは、2005年にデザイナーのGerd Couckhuyt がパリの大手建築事務所 MCM Design からバースツールのデザインを依頼されたことから始まります。スツールは耐性に優れ、撥水の機能が求められました。そしてGerdはコーティングのエキスパートであるPhilip Meurisseに出会います。2人の作り出したバースツールはパリで評判を呼びました。その後、マネージメントの知識を持つCinthy Couckhuytがチームに加わり、Moonが結成されました。
Moonは家具にデザインや材質の革新性を求めています。GerdとPhilipは、新しい素材として発光するコーティングに着目しました。Philipは研究を重ね世界初の蓄光性のコーティングを実現させ、現在は3色がカラーバリエーションに加わっています。

Chillerバースツールは曲線的なフレームとシート部の低い背もたれが特徴です。そのフォルムをそのまま活かしたラウンジチェアがEarth-gazerです。この低い背もたれというのが今コレクションでは共通のデザインとなっており、Islandにも採用されています。
Islandは円卓と4つのシートから成り、5つ全てを組み合わせると大きなベッドのようにして使うことも出来ます。
テラスベッドのBurnerは、デザインと機能の双方に配慮がなされています。移動のためのキャスターは小型化され、3分の2がフレームパイプに隠されています。フレームはひと続きの流れるような曲線を描きます。一般的なテラスベッドはプラスティックや木の座面のものが多いのですが、Burnerはポリウレタンフォームに撥水のコーティングを施しているので屋外でも長時間快適に過ごすことができます。

Moonのコレクションでは3種類のコーティングが用意されており、それぞれが紫外線や塩害への耐性基準を満たしています。Fuzというベルベットのようなコーティング以外は屋内外どちらでも使用できるようになっています。

posted by DL at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Dec 14, 2007

Sylvain Willenz


Torch


Coated


Inner Tube


Petrol

photo(c) Julien De Wilde


ベルギーのブリュッセルで活動する Sylvain Willenz は、ロンドンのRCA(Royal Collage of Art)でプロダクトデザインを学びました。2003年にRCAを卒業すると、同年に自身のスタジオを設立しました。
Sylvainはライト、家具からアクセサリーまで幅広くプロダクトデザインを手がけます。彼は様々な素材を作品に用いますが、中でもラバーやプラスティックを使ったものを得意としています。彼の実験的なデザインは高い評価を得ており、2005年にはDesign Brusselsで Most Promisng Brussels Designer of The Year(2005年のブリュッセルで最も有望なデザイナー)を受賞しています。

2007年の新作であるTorchは、ポリカーボネート(プラスティック)のシェードをもつライトです。Torchは懐中電灯とプラスティック鋳造の双方からインスパイアされています。シェードのフォルムは典型的な懐中電灯を思わせますが、内側はダイヤモンドカットが施され、車のヘッドライトのような照射効果を得ています。バルブは小さな蛍光灯を用いており、ペンダントランプとしてだけでなく、床においてフロアランプとしても使用できます。
Coatedも2007年に発表されたコートスタンドです。構造は至ってシンプルで、3本の木製のポールをプラスティックのキャップで固定しているだけというものです。しかしながら、そのシンプリシティが簡素な美しさを生み出しています。
Inner Tubeは、ラバーのシェードを持ったライトです。シェードはライトに吊り下げることによって、それ自体の重さに引っ張られ円錐形を作ります。ラバー素材を使うことで独特のシェイプと質感をライトに与えています。Inner Tubeは、2006年のDesign Vlaanderen(Design Flanders)主催のHenry van de Velde Label Awardを受賞しています。

Sylvain Willenz は、2007年も100% Design Londonなど各地の多くの展示会へ参加しています。ヨーロッパだけではなくアジアでも先日開催されたDesignTideや韓国のDesign Koreaに参加しました。

彼は、自身のSylvain Willenz Design Studioで活動する傍ら、ベルギーのデザイングループ Atelier A1 のメンバーでもあります。

posted by DL at 13:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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