Dec 13, 2007

Electrolux Design Lab




E-Wash designed by Levente Szabo


Pebble designed by Laura Pandelle


Go Fresh designed by He Cheng Fei

スウェーデンに本社を構える白物家電大手の Electrolux が、2003年から毎年行っている学生を対象としたデザインコンペがあります。Electrolux Design Lab と呼ばれるこのコンペティションは、未来の家電をテーマに毎年世界中のたくさんの学生が参加します。
2007年にElectroluxが提示したコンセプトは、昨今の地球規模の温暖化を受けて、2020年を見据えたエコフレンドリーな家電です。応募作品には、環境に配慮し人々の生活を豊かにするもの、なおかつ製品化を視野に入れる、という条件が課せられました。
入賞作品の授賞式は、毎回世界のいずれかの都市で開催されます。2007年の授賞式はパリで行われました。

2007年の1位を受賞したのがハンガリーの学生による E-Washです。E-Washでは、洗剤の代わりにソープナッツというインドやネパールで古くから使用されている天然の木の実を使用します。ソープナッツは合成洗剤と違い、自然素材なので人や環境にとてもやさしいです。また、E-Washでは、既存品と比べ大幅にスリムなデザインにすることで、小型化する住環境にも配慮しています。
2位を獲得したのは、フランスの学生による Pebble という調理器具です。キッチンで使用するエネルギーに着目し、ソーラー発電をキッチンの熱源としてに取り入れようと提案します。pebbleとは小石という意の英単語で、作品は太陽熱であたたまった石にインスパイアされているそうです。
3位に入賞したのが中国の学生がデザインしたGo-Freshです。ハニカム構造の冷蔵庫は、食品ごとに最適の温度で管理するというものです。12個の収納庫は中に入れたものをスキャンし、内容物によって自動的に温度管理をします。低温で冷蔵するものとそうでないものを一緒くたにすることで発生するエネルギーのロスをなくすという考えです。

入賞した作品以外にも最終選考にノミネートされた作品はどれも環境に配慮がされ、デザインにも優れています。
ファイナリストの半数をアジア諸国からの学生が占める中、日本の学生の作品がノミネートされていないのは少し寂しい気がします。


posted by DL at 12:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | competition and awards

Dec 12, 2007

YONOH : new products


Luxury




Totem


Creu

スペイン、バレンシアのデザインユニット YONOH から新作の情報が届きました。

Luxuryはコーヒーテーブルなのですが、大きな収納スペースを兼ね備えてます。天板につけられたフタを外すと脚部がそのまま収納になっています。天板とどっしりとした収納部分とのアシンメトリーな配置が特徴的で、機能性ににも優れています。
TotemとCreuは、異素材を組み合わせた家具でシンプルさと計算されたボリュームに焦点をあてています。使途は限定されておらず、コーヒーテーブルやテレビボードなど自由に使うことが出来ます。
Creuは、交差した脚部を持ちます。カタルーニャ語であるcreuとは、クロス(十字架)を意味します。

YONOHは、2004年から作品を発表してきていますが、今年に入ってからもその勢いは衰えることなく精力的に活動を続けています。彼らは家具のデザインだけではなく、グラフィックデザインも数多く手がけています。

以前の関連記事はこちらになります。
YONOH
posted by DL at 12:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Dec 11, 2007

The Coke Side of Life Remix


designed by Vault 49


designed by Buro Destruct


designed by Idokungfoo


designed by Fung Wee Lim

今年の8/13〜8/23の期間中にロンドンのサウスバンク、Jubilee Gardensでイギリスポップアート界の巨匠 Sir Peter Blake によるライブペイントが催されました。
Sir Peterが手がけたのは、20フィートにも及ぶ巨大なコカコーラのアートワークです。作品は彼の代表作でもある、ビートルズのSgt. Pepper's Lonly Hearts Club Bandのジャケットを彷彿とさせるコラージュを用いたものとなりました。

Sir Peterのアートワークと並行して展示されたのが、Coke Side of Life Remix です。Coke Side of Life Remix のフォーマットとコンセプトをもとに世界各国の十数組のアーティストが手がけた多数のポスターです。作品の総数は101点で、そのどれもがカラフルでポジティブです。クラシックなコークのボトルから溢れ出る世界はとても大きな広がりを持ち、現代グラフィックアートの高いクオリティーを示しています。
Coke Side of Life Remixには、アジア・アメリカ・ヨーロッパと幅広い国からアーティストが参加しており、様々なスタイルのグラフィックをみることができます。
posted by DL at 12:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Dec 10, 2007

Helena Horstedt






from Collection No 2


from Collection No3

ストックホルムで活動するファッションデザイナーの Helena Horstedt は、2004年に Beckmans School of Design を卒業すると自身のレーベルを立ち上げました。
Helena Horstedt の洋服はハンドメイドで、伝統的な仕立てを取り入れながら、その構造や細部に至る高い技術を強くアピールします。彼女が服作りにハンドメイド取り入れるのは、本物の仕立てやハンドメイドの質感が洋服にかけがえのない価値を与えると考えるからです。手職というものが、常に彼女のデザインの構造やインスピレーションの大きな部分を占めています。彼女にとって洋服は、有用なだけではなく視覚的にも魅力溢れ、また、情熱を掻き立てるものであり、見る人に驚きを与えるものであるべきだといいます。彼女の作品からはその思いが十分に伝わってきます。

Helena Horstedt のデザインしたコレクションはUNG(Young Swedish Design) 06/07にも選考されています。審査員の評によると、50年代のオートクチュールを彷彿とさせるデザインの中に、シャープなエッジとモダンな要素が多分に盛り込まれている点。そして、確かなデザインセンスと美しい飾りひだ、ハイレベルな職人芸が高く評価されたようです。

上2枚の画像は、Helena Horstedt の最新作。下2枚の Collection No2、No3と同様にブラック一色の美しいドレープを多用したドレスのコレクションとなっています。
ハンドメイドなので生産数が限定的ではありますが、その造形美は人々の目を惹き、確かなクラフトマンシップを感じさせます。
posted by DL at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | textile

Dec 07, 2007

Studio Vertijet


Lava


Hob


Ovo


Soon

ドイツのHalle(ハレ)にスタジオを構える2人組みのデザインユニット、Studio Vertijet
Studio Vertijetは、デザイナーのKirsten Hoppert とSteffen Kroll の2人によって2000年に結成されました。彼らはともにハレのBurg Giebichenstein(University of Art and design)でデザインを学びました。
彼らは共通の理想と熱意を通して、高機能な美しさを追求します。空想や生活の中の素晴らしい考えは、次の作品の製作過程で重要な要素を構成するといい、それを彼らは計画的な直感と呼んでいます。

Lavaはドイツの家具メーカー、Corによるソファセットです。ユニークなフォルムは、ソファの多様な楽しみ方を提案します。いくつかのソファを組み合わせると、そこにリラックスのための空間が生まれます。同素材のマットレスも用意されているのでソファからフロアまで一貫したひと続きのスペースを作ることが出来ます。Lavaは、いくつかのアワードの受賞やノミネートを果たしており、2007年にRed Dot Design Award を受賞しています。
Hob、Ovoもまた、Corから発売されています。Hobは通常のイスと違い、座面に詰物がありません。これは、less is more という考えからきています。柔軟なベントウッドが詰物の座面と同様の効果をもたらします。この構造によって、繊細で宙に浮くような独特のフォルムを実現しています。HobもRed Dot の受賞作です。
Studio Vertijetは、家具のデザインだけではなく、バッグや革靴のデザインなども過去に行っています。また、いくつかのキッチンツールもデザインしており、Soonは壁のレールに刃を引っ掛けて収納するキッチンナイフです。

Studio Vertijetは、ドイツ国内はもとより各国で注目を集めつつあります。今後もドイツのデザインシーンを牽引していく存在として、活躍に期待がかかります。
posted by DL at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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