Mar 31, 2008

Roderick Vos : new product


Nureyev

先日紹介したオランダのインダストリアルデザイナー、Roderick Vos から新作の情報が届きましたので紹介します。

オランダの家具メーカー、Lintelooからリリースされる新作のNureyevは、回転式のブックシェルフです。店舗のディスプレイに使用されるような筒状のシェルフには、360度全ての面に本を収納することができ、限られたスペースを最大限に利用することができます。台座となっている部分は、RoderickがLintelooから以前に発表したテーブル Popov のデザインを踏襲し、統一性をもたせたデザインとなっています。
Nureyevは、4月のミラノサローネで正式に発表される予定です。

Lintelooについて簡単な紹介をすると、Lintelooは、ユトレヒトから程近いZeist(ザイスト)に本拠地を構える家具メーカーです。木を材質に使用したものも多く、シンプルで温かな家具を得意としています。日本ではあまり知られていませんが、Lintelooの商品はオランダ国内やベルギー、ドイツなどの多くのインテリアショップで取り扱われています。Roderickは、Lintelooのメインデザイナーのひとりであり、イスからテーブルまで多くの作品を手がけています。

以前の関連記事はこちらになります。
Roderick Vos
posted by DL at 11:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Mar 28, 2008

porro


Nouvelle Vague


Truffle


Synapsis


Line

イタリアの家具メーカー porro は、ロンバルディア、コモに位置します。
1925年に設立されたporroは、伝統的な技法とコンピューター技術を組み合わせた家具を中心としたラインナップで、徐々にマーケットでのシェアの伸ばしてきました。
1989年よりデザイナーのPirro Lissoniがアートディレクターを務めており、Christophe PilletやJean Marie Massaud、Werner Aisslingerなどの実力あるデザイナーがporroより作品をリリースしています。彼らのデザインする家具は、フォルムはもちろんですが、使用されている技術も高く細部にまでこだわって作られています。製品の随所にみることができる特許取得の独自技術によって、優れたデザインを実現しています。

Nouvelle Vagueは、Christophe Pilletによるクリアで流れるようなフォルムが美しいラウンジチェアです。なめらかなS字を描くチェアと楕円形のオットマンは、熱可塑性のプラスティックを素材とし、表面にはツヤ出し加工が施されています。
TruffleとSynapsisは、ともにフランスのJean Marie Massaudによるデザインです。Truffleは、無数に開いた穴とつぶれた球体のようなフォルムが特徴的なアームチェアです。フロアに直接置くもののほか、脚のついたものがあります。TruffleもNouvelle Vagueと同様のプラスティックを材質に使用しているので、インドアだけでなくアウトドアにもセットすることができます。
Synapsisは、細いパイプを組み合わせたフレームと薄い天板の大変軽いテーブルです。天板は楕円形の両端を切り落としたような形をしています。天板のゆったりとしたアールが幾何学的なフレームと調和し、テーブル全体にオーガニックな印象を与えています。synapsisとは、生物学用語で染色体の対合という意味をもちます。
Lineは、家具を主に製作しているporroとしては少し珍しい花瓶とオブジェのコレクションです。デザインはElisa Ossinoです。Lineは、筒状のオブジェによる表現の可能性を探求した作品で、様々な質感を持ちます。カラーもホワイトからグレー、ブラックまでバリエーション豊かです。Lineは、装飾に必要な要素を注意深く考察したことにより生まれたコレクションです。

posted by DL at 11:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Mar 27, 2008

studioroom906


High and Low Living


Benches


Environmental Protection - Cork


Desktop Set

オランダのアイントホーフェンと香港とで活動する studioroom906
香港出身のデザイナー Nicolas Cheng と Sylvia Lai は、香港とロンドンでインテリアと建築を学び、インダストリアルデザインをDesign Academy Eindhovenで学びました。2006年に同校を卒業した2人はstudioroom906を設立し、インダストリアルデザインと建築デザインを手がけています。

High and Low Livingは、西洋と東洋の文化の違いをひとつの家具の中に表現しています。西洋風のラウンジチェアの座面は、カーペットのように床まで伸びており、イスに腰掛ける動作と床に座るという動作の2つの生活様式をHigh and Low Livingは可能にしています。
Benchesは、いたってシンプルな構造を持つ家具コレクションです。中国の腰掛にインスパイアされたBenchesは、その高さや大きさによって異なる用途に使用されます。文字通りのベンチからスツール、背の高いものはランプまで様々な家具を同一のデザインで統一しています。
小鳥や草木のかたちに模られたEnvironmental Protectionは、材質にリサイクルのコルクを使用しています。本来テーブルなど、物を保護する役目を持つトリベットやコースターですが、自然をモチーフとしリサイクル可能なコルクを使用することで、環境保護というメッセージをEnvironmental Protectionに込めています。
Desktop Setは、一枚のステンレスシートを加工して、様々なステーショナリーをひとつのセットにしたものです。セロハンテープにパンチ、ペン立て、カードホルダー、レターオープナー、メモ用紙などデスクワークに必要なほとんどのものが一枚のシートに収まっています。

ここに挙げた作品は、今のところ受注生産によるセルフプロダクションとなっています。
studioroom906の今後の活動としては、4月のミラノでいくつかの新作を発表するということです。

Thanks Nicolas for your help and correspondence!

posted by DL at 13:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Mar 26, 2008

Finnish Design Yearbook





フィンランドデザインを促進するのための組織 Design Forum Finland が、Finnish Design Yearbook '08-09 という年鑑を発刊しました。

Finnsh Design Yearbookでは、デザイナーやメーカー、プロダクトデザインのイラストやインタビューを織り交ぜながら現代フィンランドを探求してゆきます。本書には Borderlands、Responsibilities、Resources、Playgrounds という4つの大きなテーマが掲げられており、デザイナーやリサーチャーが、それぞれの視点からその主題にアプローチしています。
Borderlandsは、様々なフィールドの垣根を越えてネットワークやコネクションを開拓してゆく今日のデザイナーたちを、Responsibilitiesでは、プロダクトのライフサイクルや環境問題への配慮など、プロダクトデザインに課せられた責任について取り上げます。Resourcesでは、ビジネス戦略とツールとしてのデザイン、Playgroundsはデザインと消費者行動の関わりなどをテーマとしています。

Finnsh Design Yearbook '08-09 のグラフィックデザインは、ヘルシンキのデザインスタジオ dog design が手がけています。前作の Finnsh Design Yearbook 2006 に引き続き、フィンランドの国旗を連想させる白地にブルーを効果的に配した爽やかなデザインになっています。
現代フィンランドデザインを知る良い資料となるFinnsh Design Yearbookですが、日本ではあまり流通していないようです。4月に正式なリリースとなりますが、Design Forum Finlandでは、それに先駆けて注文を受け付けています。

以前の関連記事はこちらです。
Design Forum Finland

posted by DL at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Mar 25, 2008

Stefan Borselius


Boo


Peek Low


AirFlake Blade


Sting

ストックホルムで活動しているプロダクトデザイナーの Stefan Borselius
Stefanは、家具製作の名門校といわれるCarl Malmsten CTD やKonstfackで家具デザインとインテリア建築を学んでいます。Konstfackでの修士製作では、自動車メーカーのVolvoと共同で、ショールームのためのイージーチェアをデザインしました。
現在は自身のスタジオ BORSELIUS DESIGN を構え、Bla StationやAlmedahlsなどスウェーデンのメーカーを中心としたクライアントから作品を発表しています。

Boo、Peek LowはともにBla Stationから発表されているイスです。Booは2008年の新作になります。Stefanは、イスの上部がすっぽりとシェルターのようになるPeekabooという個性的なイージーチェアを2005年にBla Stationから発表していますが、BooとPeekはどちらも、そのPeekabooのデザインを踏襲したものです。限られたスペースで、いかに快適な空間を生み出すことができるかということに焦点をあてています。
AirFlake Bladeは、Abstractaから発表されている間仕切り用のスクリーンです。フェルトでできた6角形のパネルを組み合わせて使用します。いくつかの種類とカラーが用意されているので、自由にレイアウトができます。素材にフェルトを用いているので吸音効果があり、インテリアとしてだけでなく機能的なスクリーンとして空間を区切ることができます。
親交の深いFredrik MattsonとのコラボレーションであるStingは、Stefanの代表作のひとつでもあります。座面は押し出し成型によるアルミニウムを使用しているために大変軽く、専用の台車には50台までスタッキングすることができます。精度が高く美しいフォルムのStingは、red dot やエルデコのEDIDAをはじめ様々な賞を受賞しています。また、National Museum of Swedenに収蔵されるなど非常に高い評価を得ています。

以前の関連記事はこちらです。
Fredrik Mattson
posted by DL at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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