Mar 07, 2008

Matti Klenell


Fade


Icon


Beamon 700
in collaboration with Peter Andersson



Ajeto Urns

ストックホルムで活動するデザイナーの Matti Klenel
彼はKonstfackでデザインを学んでいます。1999年に同校を卒業した後、2000年に自身のスタジオを立ち上げました。
スタジオは、スウェーデンをはじめとする国内外の多数のメーカーをクライアントに持ち、小さなオブジェクトから家具デザインまでを手がけています。日本ではBalsやASKULから作品を発表しています。
展示会へも積極的に参加しており、日本のSwedish Styleにも何度か名を連ねています。また、2007年には、We Are Going Underground の一員としてDesignTideにも参加しました。今年に入ってからは、2月にストックホルムのIngerMolin Garlleryでグラスワークを発表する個展を開いています。

Fadeは、2007年に日本のBalsから発表されました。ペンダントランプやフロアランプ、テーブルランプがシリーズとなっています。パウダーコートされたポールのグラデーションが特徴的です。
Iconは、2007年にオランダのMoooiから発表された三角錐のシェードを持つランプです。こちらもペンダントとスタンドランプの2種類がラインナップされています。スタンドライトの、三角形の笠をかぶったようなフォルムは、どこかユニークな印象を受けます。シェードとライトのコードは、柔らかい毛で覆われており、シンプルなデザインに有機的な要素を加えています。
スウェーデンのMiljoexpoから発表された Beamon 700 は、親交の深いデザイナーの Peter Andersson とのコラボレーションによるものです。MattiはBeamon以外にもPeterとのコラボ作品をいくつか発表しています。
Beamonは、もともとスタッキングチェアとしてデザインされたものですが、Beamon 700は、より快適性を求めイージーチェアへとグレードアップさせたものです。オプションでシート高と天板の高さをあわせたサイドテーブルも数種類ラインナップしているので、スペースや目的にあったユニットを組むことができます。
Ajeto Urnsは、2月にストックホルムのギャラリーで開催された、Mattiの個展で展示された作品のひとつです。彼はこの個展でいくつかのグラスワークを発表しましたが、作品はチェコのAjeto Czech Glass Craftによって製作されました。

以前の関連記事はこちらです。
Peter Andersson



posted by DL at 12:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Mar 06, 2008

Forum AID Award 2008


Orestad College by 3xN Architects


Xile by Mats Karlsson


Nobody by Komplot

少し前のことになりますが、2月のはじめに、スウェーデンで発刊されているデザイン誌 Forum AID が主催するForum AID Award 2008の授賞式が、ストックホルムのClarion Hotel Signで開催されました。

Forum AIDは、2006年に雑誌Forumが名称変更をしたもので、AIDはArchitecture(建築)、Interior(インテリア)、Design(デザイン)のそれぞれのイニシャルからきています。これらのテーマが三位一体となって雑誌Forum AIDを構成しています。
Forum AIDの歴史を辿ると、その創刊は30年以上前に遡ります。当初は Forum Narmiljo (英語で Forum Neighbourhood といった意味になります。)という名前で発刊されていましたが、90年代に Forum と名前を変えました。そして2006年に紙面の内容をより一層充実させ、コンテンツを的確に表すAIDという文字を加えた、 Forum AID という名前へと再び誌名を変更しました。

Forum AID Awardは、A(architecuture)、I(interior)、D(design)の3つのカテゴリーからなります。
Aカテゴリーに入賞したのは、デンマークの建築デザイン事務所 3xN Architects によるOrestad Collegeです。
Orestad Collegeは、コペンハーゲンのOrestadに建設された学校で、クライアントは市の自治体です。外観は、沢山の短冊状の窓が特徴的で、室内の中心部は大きな吹き抜けとなっています。
Iカテゴリーは、スウェーデンの建築家Mats KarlssonによるXileが受賞しました。
Xileは、もともと2006年のベルギー、コルトレイクでの家具展のためにデザインされたものです。Xileは、伸縮自在で室内外どちらでも使用できるトンネルです。プラスチックという安価な素材を用いながら、ひと目でわかるデザイン性の高さが、審査員に評価されました。
Dカテゴリーに選ばれたのは、デンマークのKomplot によるNobodyです。Nobodyは一枚のPETフェルトを加工して作られています。フレームを一切使用せずにイスのフォルムをPETフェルトだけで作り出しているので、接着剤やレジン、その他のネジなど補強材を使っていません。また、PETフェルトは100%リサイクル可能な材質で、ペットボトルから作られています。このシンプルな製造工程と環境に優しい素材という点が、審査員から高い評価を得ました。

posted by DL at 13:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | competition and awards

Mar 05, 2008

David Trubridge : window display




Materieres a Cultiver (c) M.Boure

先日取り上げたニュージーランドの家具デザイナー David Trubridge から、最新の展示情報が届きましたので紹介したいと思います。

現在パリのデパート Printemps(プランタン)では、David Trubridgeのランプを使用したウィンドウディスプレイを見ることが出来ます。ディスプレイはファッションデザイナーのStellaMcCartneyとLanvinとのコラボレーションによるもので、鏡とマネキンを効果的に使用しています。鏡によってオブジェクトのシェイプや質量が拡散し、増幅する効果をディスプレイは表現しています。
David Trubridgeのランプは、昨年にロンドンのTop Shop がケイト・モスのコレクションを始めた際にもディスプレイに使用されています。

また、David Trubridgeは、現在パリのポンピドゥーセンターでの展示と、フランスのNPO団体のVIAによるMaterieres aCultiver というマテリアルに焦点をあてた展示に参加しています。
彼のオーガニックで自然を意識したデザインは、ニュージーランドだけでなく、ヨーロッパをはじめとする世界中で高い注目を浴びています。

4月にはミラノで新しいインスタレーションを行うということなので、そちらも楽しみです。

以前の関連記事はこちらです。
David Trubridge
posted by DL at 11:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Mar 04, 2008

Studio Design Rafaschieri : Children's Furniture


The Evolutionary Chair






Low Long Hygiene Table

以前に紹介したフランス、ローザンヌの Studio Design Rafaschieri から新しい作品の知らせが届きましたので紹介します。

Studio Design Rafaschieriの今回の作品は、子供のための家具です。
The Evolutionary Chairは、3つの部品から構成されており、子供の成長にあわせて様々な組み合わせで使用することができます。ベビーチェア、ローチェア、ローテーブルの3つが全てひとつにスタッキングされ、何種類ものバリエーションを可能にしています。イスとしては4段階の高さ調整ができるので、生後数ヶ月から5,6歳までの子供が座ることができます。
ローテーブルは、上にイスを重ねて使用する際に大事なベースとなるもので、安定性が重視されています。3つ全てを重ねてハイチェアとして使用した際にも、しっかりと安定するようデザインされています。

Low Long Hygiene Tableは、子供のオムツを交換するためのテーブルです。ベンチの座面半分を上下ひっくりかえすと、オムツの交換台として使用できます。通常のものよりも高さが低く、テーブルの端が湾曲しているので子供が落下するのを防ぎます。子供が成長したあとは、ベンチとして使用することができます。

どちらのモデルも大変システマチックで、機能性に優れています。Studio Design Rafaschieriは、実用性を損ねることなく、デザインと機能の共存が可能であるということを、これらの作品で実証しています。

以前の関連記事はこちらです。
Studio Design Rafaschieri
posted by DL at 08:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Mar 03, 2008

Haldane Martin


Zulu Mama


Riempie Chair


Fiela Chandelier


New Slant

南アフリカのケープタウンを拠点とするデザイナーの Haldane Martin 。
彼が2002年に設立し、自身の名前を冠る Haldane Martin は、南アフリカを代表する家具デザイン会社として成長しています。Haldane Martinは、組み立てや流通を国内の職人や会社にアウトソーシングし、全て南アフリカで家具を製造しています。南アフリカで数々の賞を受賞し高い評価を得ているHaldane Martinの家具は、現在では南アフリカ国内だけではなく、ヨーロッパやオーストラリア、アメリカなどにも輸出されています。

Haldane Martin がデザイナーとして活躍し、自らの会社を南アフリカ指折りの家具メーカーへと成長させるまでの過程は、決して平坦な道のりではありませんでした。
10代の頃からものづくりに興味があった Haldane は、Cape Technikon (Peninsula Technikonと2005年に合併、現在はCape Peninsula University of Technology)でインダストリアルデザインを学びました。
大学を主席で卒業したHaldaneは、コンペに入賞し、インダストリアルデザイナーとして活動を始めます。当時デザインしたアウトドア用のガスタンクは現在でも製造されています。
その後、彼は数名の仲間とデザイン会社を立ち上げます。NYのICFFに作品を展示し、ヨーロッパの会社と契約を結ぶなど当初は成功を収めますが、自社工場の運営などに手を広げ、会社は倒産していましまいました。
また、その後にデザインした家具は、生産工場との契約がまとまらなかったものの、工場が製造販売を始めるなどの被害にもあっています。
気を取り直し、 Haldane Martin を始めた彼は、ケープタウンのホテルから大量の家具の発注を受け、それを契機にようやくビジネスを軌道に乗せました。

Zulu Mama は、リサクルプラスチックを使用したイスで、アフリカのズールー族固有のバスケットにインスパイアされています。イスは南アフリカの女性たちによってハンドメイドで編まれており、地域の雇用創出に大きく貢献しています。
Riempie は、Cape Dutch(オランダ植民時代に端を発する西ケープの建築様式)にインスパイアされたコレクションです。こちらもZulu Mama同様にリサクルプラスチックが使用されています。シンプルで実直な木製部分とカラフルなプラスチックの編みこみがの組み合わせが新鮮で、モダンな印象を受けます。コレクションにはイスのほかにテーブルやソファセットなどがあります。
Fielaは、オーストリッチの羽根を使用したライティングです。ふんわりと柔らかなシェードが有機的で、部屋のイメージをあたたかくします。スタンドライトが先に発表されましたが、シャンデリアタイプのものが、ケープタウンで先日開催された Design Indaba Expo で発表されました。
木製シェルフの New Slant の各パーツは、マグネットでくっついています。ネジを使用していないので、自由に棚を組み合わせることが出来ます。Haldaneは、体の不自由な人のための雇用創出の解決策として、このシェルフをデザインしました。

posted by DL at 11:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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