Apr 08, 2008

Hector Serrano


V


Waterproof


Clothes Hanger


Conversational Spanish

現在はイギリスのロンドンで活動するスペイン人デザイナーの Hector Serrano
彼はスペインのバレンシアにあるデザイン学校ESDiで学んだのちに渡英し、RCAでデザインのMAを取得しました。RCA卒業後も現在に至るまでロンドンで活動を続けています。
ロンドンのスタジオでは、主にプロダクトデザインと空間デザインを手がけていますが、それと並行して研究要素の強いリサーチプロジェクトも同時に進めています。どのデザインプロジェクトにも共通しているのは、本質的な要素としての技術革新や身近なコンセプトです。スタジオではプロジェクト同士をコンスタントに関わらせることで、それぞれのプロジェクトを相乗的に向上させ、価値を高めています。

V は、2007年にスペインの家具メーカー、Arturo Alvarez からリリースされたライティングです。円盤のようなシェードは、髪留めを観察しモチーフにしたものです。幾何学的なシェイプとその可能性への探究心からVのプロジェクトがもち上がりました。結果として身近なオブジェクトから非日常的なアイテムが生み出されました。Vのバリエーションとしてペンダント以外に、スタンドライトがあります。
同じくスペインの照明メーカー Metalarte から発表されたWaterproofは、スイミングプールなどの水上に浮かべて使用するランプです。Waterproofを水へ投げ込むとシェードが上へ来るようになっています。もちろん防水の構造になっており、動力源には充電式のバッテリーを使用しています。
Clothes Hangerは、ハンガーにバルブがセットされたランプです。ハンガーにかけたシャツがシェードとなり、かける衣服によって多様なランプへと様変わりします。Clothes Hangerは、オランダのDroogからリリースされており、アムステルダムのCentral Museumに収蔵されています。

近年の空間デザインプロジェクトでは、2007年、ロンドンのデザインウィーク期間中に、家具ストア Noel Henessy のショールームをHector Serrano がデコレーションしました。壁から天井に至る全ての面に施されたストライプは、絶縁テープによるものです。空間のカラーは、展示されている他のスペイン人デザイナーの作品と統一されています。



posted by DL at 13:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

Apr 07, 2008

MOBITEX 2008




DESIGNSTORY




4x30

photos by Petr Novotny

チェコの家具見本市 MOBITEX 2008 が、3/26〜3/30までの会期でBrnoにあるトレードセンターで開催されました。
MOBITEXは、インテリア家具や子供用家具の見本市で、チェコで開催されるものとしては、大規模なものの部類に入ります。十数ヶ国から215の企業が参加し、65,000以上の人々が訪れました。(来場者は、トレードセンターで同時に開催されたいくつかの見本市の合算)
2008年MOBITEXには、ゲストデザイナーとしてフランスからThibault Desombreが招かれ、レクチャーなどを行いました。

MOBITEXの大きな見所ともいえるプロジェクトのひとつが、学生や若手デザイナーの展示スペースである DESIGNSTORY です。会場には、ゲストデザイナーのThibault DesombreがデザインしたMama Lightや、Finn、Tessなどの作品が同時に展示されました。DESIGNSTORYは、今年で5回目となる展示で、毎年テーマが与えられます。2008年のテーマは、lightingとdecorationsでした。そして、このテーマの基本的な要素となるのが、子供の視点からみた家具やリビングです。今年はチェコやスロヴァキア、フランスから21の学校がこのプロジェクトに参加しました。
DESIGNSTORYとテーマを同じくするプ関連プロジェクトに、4x30という展示があります。4x30は、30m2の子供部屋を若手の建築家がデザインするというもので、4つの異なるテイストを持った部屋が会場にディスプレイされました。

この他にもMOBITEXでは、最新デジタル技術とインテリアデザインの調和を提案するTechnoligy&Designやワンランク上のインテリアに焦点をあてたDesign4life、ガーデンファーニチャーやグリーンを用いて居住空間としてのガーデンを提案するGarden4lifeなど、多様なプログラムが開催され来場者を魅了しました。
posted by DL at 13:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Apr 04, 2008

Kathleen Hills


Cluster Light


Vintage Tea Light


Cups and mugs


Black Glaze series

ロンドンで活動するセラミックデザイナーの Kathleen Hills
彼女はCentral St. Martinsでセラミックデザインを学んだ後に、RCAに入学し、セラミックとガラスデザインのMAを取得しました。RCAを卒業した2002年からフリーランスとして活動を始め、Multi というレーベル名のもと、作品を発表しています。彼女の作品は、ロンドンをはじめイギリス各地のショップで取り扱われています。近年では、女優のケイト・ブランシェットがKathleenに自宅用のランプを依頼したというエピソードもあります。
制作活動の傍らで、彼女は2005年からCentral St. Martinsで教鞭を執り、その他の大学でもレクチャーやゲストスピーカーを務めるなど教育分野でも活躍しています。

Kathleenの作品は、主にセラミックのテーブルウェアやライティングです。
Cluster Lightは、異なる形のシェードを持つライトをいくつも束ねてひとつにしたランプです。ひとつひとつが単独のペンダントランプとしても使用できますが、ひとつに束ねられると個々のシェードの違いから、多様性を持ったランプとして一層の魅力を発揮します。Cluster Lightには黒色のバリエーションもあります。
Vintage Tea Lightは、陶製のティーキャンドルホルダーの上に、ヴィンテージのグラスシェードをのせたものです。シェードはヴィンテージ品を使用しているために、サイズやデザインなどがそれぞれ違い、オリジナルな表情を見せます。同様にヴィンテージのグラスシェードを用いたペンダントランプもリリースされています。
Cups and mugsは様々なパターンが絵付けされたカップです。パターンはKathleenがヴィンテージとモダンのプリントを組み合わせてアレンジしたものです。オーソドックスな白磁器にブルーやカラフルなプリントが映えます。
この他にもKathleenは、エッグホルダーや牛乳瓶をモチーフにしたジャグなど様々なテーブルウェアを製作しています。いくつかのデザインでは、黒い釉薬で仕上げたものがリリースされています。

余談になりますが、Kathleenが家族と暮らす自宅のキッチンの様子が「ロンドンのキッチン」(ジュウ・ドゥ・ポゥム)というインテリアブックに掲載されています。本のトップバーターを務め、表紙を飾る彼女のキッチンは、自身の作品と北欧テイストがうまくミックスされた明るく、心地よさそうな空間です。

posted by DL at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

Apr 03, 2008

FLOWmarket


photo by Niclas Jessen


photo by Niclas Jessen


photo by Niclas Jessen


photo by Lars Norman

デンマークのコペンハーゲンにあるDanish Design Centre(DDC)で2005年から開催されている常設展のひとつに、FLOWmarket というものがあります。

FLOWmarketは、2004年にデザイナーのMads Hagstroem が始めた、サステナビリティとデザイン、コマーシャリズムに焦点をあてたプロジェクトです。
FLOWmarketに展示されているのは、様々なメッセージが書かれたシンプルなパッケージの数々です。作品はスーパーの商品陳列のように展示されおり、来訪者は実際にそのパッケージ(中身は入っていません。)を買うことができます。
FLOWmarketの核となる商品コレクションは、近年みられる個々と集合体、そして環境の不均衡というものを明文化し、具現化したものです。消費者(来訪者)が、その商品を手に取ることで生活や消費活動、思考などを一連のつながりとして捉えることを目的としています。パッケージは無地に黒字のプリントとシンプルですが、ユーモラスで啓蒙的なメッセージは大変インパクトがあります。

陳列されているパッケージはペットボトルから紙パック、キャニスターまで数十種類に及びます。
商品はDDCのほかにFLOWmarketのオンラインストアでも購入することができます。

以前の関連記事はこちらです。
Danish Design Centre
posted by DL at 10:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Apr 02, 2008

Valvomo Architects


Oka


Glowblow Big Floor Lamp


Crater photo by Joe Carlson


Soundwave Mesh

フィンランドのヘルシンキをベースとする建築デザインスタジオのValvomo Architects
1993年に設立されたValvomoでは、現在7人の建築家とデザイナーが活動しています。スタジオが手がけるのは、建築デザインからインテリア、プロダクトデザインと幅広く、クライアントもヨーロッパだけでなくアメリカや日本と広範囲にわたります。近年ではモスクワのミュージアムやオフィス、レストランなど多くのプロジェクトに携わっています。
2007年にはニューヨークで開催した展示会を成功させ、Valvomoは、より国際的なデザインスタジオへとその認知度を高めつつあります。

Okaは、フィンランドのInnoというメーカーからリリースされているコートラックです。ポールから木の枝のように6つのフックが伸びています。スタンド式のラックもあるのですが、特徴的なのは天井から吊り下げるタイプのものです。2.5mのワイヤーは、天井高が3m近くあるスペースでも十分に使用することができます。
スウェーデンのDavid Designから発表されているGlowblowは、ナイロン製のシェードを持つランプコレクションです。スイッチを入れると、シェードが風船のように膨らみ始めます。ライトが点いているいる時には球体のシェードとなりますが、スイッチを切るとシェードが再度しぼみ、その時々で異なる表情を見せます。
Craterは、インドアとアウトドアのどちらにもセットできるベンチです。材質には100%リサイクル可能なポリエチレンを使用しています。ポリエチレン製なので大変軽いのですが、裏側にスチールフレームを通しているので、十分な強度を持っています。クライアントはアメリカのPeter Pepper Productsというメーカーです。
SoundwaveはスウェーデンのOFFECCTが開発した音響パネルシリーズです。Meshはシリーズに新たに加わったデザインです。Soundwaveパネルは室内のノイズや音の反響を吸収する材質からできています。Meshのユニークな点は、通常のパネルのように四角形ではないところにあります。パネルの組み合わせにより、曲線を描いた壁や天井にもフィットします。Valvomoは、いくつかのSoundwaveパネルをデザインしています。
posted by DL at 13:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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