May 30, 2008

Soda Designers




Leather


Lux


Eleen  photo:MDF Italia

オーストリアのウィーンを拠点とする Soda Designers は、Nada Nasrallah と Christian Horner によるデザインデュオです。
2人はThe University of Applied Arts Vienna(ウィーン応用芸術大学)とパリのENSCI/Les Ateliersでインダストリアルデザインを学んでいます。在学中に出会った2人は、デザインに対する共通の思いから2000年にSoda Designersとして活動を始めました。彼らはミラノのSottsass AssociatiやPaolo Rizzatto、パリのRadi-Designers らのもとで経験を積んでおり、数々のメーカーとのプロジェクトにも関わっています。
現在はウィーンをベースとして家具や電化製品のデザイン、インテリアデザインなどを手がけ、多数のクライアントから作品を発表しています。

Letherは、オーストリアのWittmannが今年のミラノで発表した新作です。Leatherは、チェスターフィールド調のレザーを張地に使用したゴージャスでユニークなデッキチェアで、通常のデッキチェアのようにリクライニングの調整も可能です。折りたためば約10cm程度の厚さになります。Letherは、2007年のVienna Design Weeksのプログラム、PassionswegeでのWittmannのプロジェクトへ参加したSoda Designersのプロトタイプが原型となっています。
LUXは、Ligne Rosetが今年のimm Cologneで発表した新作のサイドテーブルです。テーブルは50cm四方の正方形で、天板の端には120個の白色LEDが埋め込まれています。LEDを発光させると天板にのせたボトルやグラスが美しくライトアップされ、クローム仕上げのフレームと相まって優美でゴージャスな空間を演出します。
Eleenは、イタリアのMDFがプロデュースするベッドで、スマートなスチールパイプのフレームにポリウレタンのベースというシンプルさが特徴です。ヘッドボードは、マットレスの高さ程の低いものと、電動で高さが可動できるものとの2種類あります。Eleenは、2007年のDesignpreis der BRDにノミネートされました。
posted by DL at 13:05 | Comment(1) | TrackBack(1) | furniture

May 29, 2008

ICFF Studio


Oz by Cate & Nelson Design


Angle Parking by Bradley Price Design


Amoeba by The Simple Light


Landscape by Kristine Morich Studio

5/17〜5/21の会期でニューヨークで開催された家具見本市のICFFですが、その見所のひとつとしてICFF Studioというブースが会場に設けられました。

ICFF Studioは2006年にスタートしたコンペティションで、ICFFとアメリカの家具メーカー Bernhardt Design が共同で取り組んでいるプロジェクトです。ICFF Studioは、若手のデザイナーにプロトタイプの発表の場を与え、ICFFに参加するメーカーやメディアへ作品を広くアピールしようというものです。
コンペに入賞したデザイナーの作品は、会場内のICFF Studioブースに展示されます。今年は8組のデザイナーによる10作品が展示されました。

Ozは、スウェーデンのCate & Nelson Designというデザインデュオによるラウンジチェアです。座面は幾層ものフェルト地で構成されています。カラフルなフェルトのレイヤーを本のページをめくるようにして、イスのカラーを自由にかえることができます。
Angle Parking は、NYの Bradley Price によるシェルフです。本体と棚板に45度の傾斜をつけることで、20cm程の奥ゆきに30cm以上の収納を可能としています。本を斜めに収納するという発想です。また、この傾斜角によって部屋のコーナーなど90度のスペースにもぴったりとセットすることができます。
The Simple Lightは、サンフランシスコをベースとする4人のデザイナーによるデザインチームです。Amoebaはセラミックのシェードを持つライティングで、シリーズにペンダントランプやテーブルランプがラインナップしています。amoebaは、英語のchangeを意味するギリシャ語です。
Landscape は、NYの Kristine Morich による自然の景色と日本食の配膳にインスピレーションを得たテーブルウェアです。Landscapeは、様々な表情を持つ器と食がどのように関わってゆくかということに焦点をあてています。形や大きさ、色、質感など食の美しさを構成する要素を器にも求めた実験的な作品です。

以前の関連記事はこちらです。
ICFF 2008

posted by DL at 12:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

May 28, 2008

DMY 2008




designed by Marie Dessuant


designed by Studio Hausen


designed by Walking Chair Design Studio

例年5月のベルリンで開催されるデザインイベントの DMY
今年は5/21〜5/25までの5日間の会期で開催されました。DMYは、Design Mai Youngstersとして2003年にスタートし、2007年にはベルリンのデザインイベントDesign Maiに参加するなど年々その規模を拡大してきました。2008年は更にコンテンツを充実させ、DMY International Design Festival という独立したイベントとしての地位を確立しています。DMYというイベント名にもDaily, Monthly, Yearlyという意味を新しく持たせ、一年を通して活動を続けるベルリンを代表するデザインイベントとして大きく変貌を遂げました。

2008年のDMYでは、様々な充実したプログラムが組まれています。若手デザイナーのプラットフォームであるDMYのコアは変わることがなく、DMY Youngsters として DMY の中心的な展示を担っています。DMY Youngstersには、150以上のデザイナーが出展しました。会場は彼らの作品を展示するショーケースであり、デザイナー同士を結ぶハブとしての役割も果たしています。
2008年から新しく始まったのが、DMY Allstars というサテライトの展示です。ベルリン市街の36会場で各国のデザイナーによる展示が行われました。
そのほかにも期間中は、レクチャーやパネルトーク、ワークショップから成るDesign Symposiumが開催されました。また、スペシャルイベントしてPecha Kucha Nightが開催されるなど、展示以外にも様々なプログラムが用意されました。

DMYのもうひとつの特徴に充実したナイトライフのプログラムが挙げられます。DMY Klublabor は、昼だけでなく夜にもコミュニケーションや活動の場を広げようというもので、期間中にベルリン市街のバーやクラブで関連イベントやパーティーが開催されました。

画像はDMY Youngstersへ参加したデザイナーの作品の一部です。

posted by DL at 13:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

May 27, 2008

Gallery 113 : Backstage




デザイナー Arne Quinze のデザインスタジオに併設されたギャラリー Gallery 113 。
ベルギーのKortrijk(コルトレイク)に位置するスタジオは、ワークスペースであるだけでなく、1,500m2の面積をギャラリーとして開放しています。

2007年10月のオープン以来、Gallery 113 では Arne Quinze の作品を常設しているだけではなく、イタリアのMorosoのコレクションの展示や企画展を催しています。
今回の展示 Backstage/a sideview on the Moroso design collection は、6/13〜9/14まで約3ヶ月の会期で開催されます。
BackstageはMorosoのクリエイティブディレクターである Patrizia Moroso によってキュレートされ、展示は彼女のデザインプロデューサーとしての功績に焦点をあてたものとなっています。会場には彼女が主導となってMorosoがコラボレーションした数々のデザイナーの作品をはじめ、貴重な写真やドローイング、プロトタイプなどが展示されます。また、製品化に至らず今まで一般には公開されなかったワンオフの作品なども会場で見ることができます。

会期前日のプレオープンでは、Patrizia MorosoとArne Quinze、そしてIcon MagazinやDezeenのエディターであるMarcus Fairsによるトークイベントが開催されます。

以前の関連記事はこちらです。
Quinze & Milan : Gallery 113
posted by DL at 12:54 | Comment(1) | TrackBack(0) | messe

May 26, 2008

ICFF 2008


Chubby by Marcel Wanders


Myto by Konstantin Grcic


Blow Light by Tom Dixon


Rangoli by Nani Marquina

今年もニューヨークのJacob K. Javits Convention Center でICFF (International Contemporary Furniture Fair)が5/17〜5/20の会期で開催されました。

年に一度開催され、今回で第20回となるICFFですが、来場者は年々増加傾向にあります。前回の2007年には約25,000人が会場を訪れました。展示スペースの正味面積は約14,500m2という広さですが、会場では600を越すデザイナーやメーカーが展示を行いました。参加者の出身国も様々で、ヨーロッパやアジア、オセアニアと世界各地38の国々に及びます。

画像はICFFで展示された作品の一部です。
Marcel WandersによるChubbyは、イタリアのSlideからリリースされているアウトドア用のアームチェアです。チェア、オットマンともに材質はポリプロピレンです。
カンチレバーのチェア Mytoは、Konstantin Grcic によるデザインで、イタリアのPlankが製作しています。Mytoは、BASFが開発したUltradur High Speedという次世代プラスティックを材質に用いています。この材質は、フェア期間中に開催されたKonstantin Grcicのトークショーでのテーマにもなっています。
今年もTom Dixonは、様々なライティングをICFFで展示しました。Blow Lightはもともとペンダントランプとしてデザインされたものですが、会場ではフロアに寝かせるようにディスプレイされました。
Rangoliはスペインのテキスタイルデザイナー Nani Marquinaによるラグマットです。rangoliとはインドに伝わる砂絵のことで、ラグもヒンドゥーの文様を連想させるエキゾチックなパターンとなっています。
posted by DL at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

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