Oct 17, 2008

Ilkka Suppanen


Valo


Loop


Perho


Everyday Holy

ヘルシンキで活動するIlkka Suppanenは、the Technical University of Helsinki で建築を、the University of Art and Design Helsinki でインテリアと家具デザインを学んでしいます。学生時代より海外でも活動を行っていましたが、1995年に自身のスタジオ、Studio Suppanenを設立し、インテリアや家具、グラフィックなど幅広い分野のデザインを手がけています。
Ilkka Suppanenは、自身のスタジオ名のもと、数々のクライアントとプロジェクトを進める傍らで、フィンランドのデザイングループ Snowcrashのデザイナーとしての活動も行っています。Snowcrashは、1997年にSuppanenと3人のメンバーによって設立されたデザイングループで、ドイツでYoung Designer of the Year Award を受賞するなど、国際的にも高い評価を得ています。
また、Suppanenは、1996年以来、the University of Art and Design Helsinkiで教鞭を執っており、2007年には the International Alvar Aalto Design Seminar のチェアマンを務めるなど、デザイナーとしてだけではなく、幅広い分野でフィンランドのデザインに関わっています。

Valoは、2006年にイタリアの照明メーカー Leucosより発表されたスタンドライトです。手吹きガラスによって製作されたシェードは、伝統的なベネチアンデザインからインスピレーションを得ています。同様の技法を用いたテーブルランプも、同時期に発表されています。
Loopは、Design Seating for Design Eatingというプロジェクトの一環でデザインされたもので、イタリアのFornasarigからリリースされています。独特なフレームライン、木素材の美しい仕上げは、イタリアとフィンランドのクラフトマンシップの賜物です。
日本のE&Yからプロデュースされている Perhoは、床に直接座る日本文化と、イスに腰掛ける欧米文化のギャップに取り組んだイージーチェアです。そのため座面は高いところで40cm程度と、やや低めに設定されています。非常に軽いミニマルな構造は、最小限の材料で最大限の座り心地を追求した結果として生まれたものです。
Everyday Holyは、聖杯からインスピレーションを得たマグカップです。独特なフォルムは、飲み物の種類を選ばず、毎日のティータイムに使用することができ、スタッキングも可能にしています。Everyday Holyは、デンマークのMuutoよりリリースされています。


posted by DL at 13:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 16, 2008

VIENNA DESIGN WEEK 2008


photo: www.katharinagossow.com


Prince of Orient / maybe Design
photo: Sendar Samli



Contributions from the South at Habari
photo: kollektiv fischka/fischka.com



Bracket by edelweiss industrial design
1st prize of Wiesner-Hager's Settee Design Competition
photo: www.katharinagossow.com



2007年にスタートしたウィーンのデザインイベント、VIENNA DESIGN WEEK 2008が、10/2〜10/12までの11日間の会期で開催されました。
今回のデザインウィークでは、44の会場で60のプログラムが開催され、約18,000人の来場がありました。

VIENNA DESIGN WEEKは、Neigungsgruppe Designという2006年に設立された、デザインリサーチャーやキュレーターなどを務める3人組のグループが中心となって進めているプロジェクトです。彼らはオーストリアのデザインをより明確に、そしてデザインに関する論議をより促進することを目的に活動を始め、これまでにもいくつかのプロフェクトを実行してきました。
彼らが2006年にスタートさせたPassionswegeという展示プログラムは、昨年に続き今年もVIENNA DESIGN WEEKのハイライトとして多くの耳目を集めています。

このほかにも11日間の会期を通して、ウィーン市街のいたるところでデザイン関連の展示会やインスタレーションが公開されました。また、Karim Rashid や南アフリカのデザイナー Heath Nashによるトークショー、子供のためのワークショップ、映画上映など、来場者参加型のイベントも多数開催され、多くの人々がデザインに触れました。期間中はウィーン市街にデザインが溢れ、デザインウィークの意図する通り、街中がデザインに活気づきました。


以前の関連記事はこちらです。
VIENNA DESIGN WEEKs
posted by DL at 14:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Oct 15, 2008

DMY Asia Exhibition Tour 2008


ring K2 by Heike Buchfelder


Flat Knot by Ronen Kadushin


Fingerbowl by Judith Seng
photo: Ilvio Gallo (c)Industreal



FLAKE by Anne Boenisch

2003年にスタートしたベルリンのデザインイベント DMY が、DMY Asia Exhibition Tour 2008 という巡回展を行っています。

DMY Asia Exhibition Tour 2008は、10/4〜12/7の約2ヶ月間で台湾・日本・韓国を巡回し、4都市で開催されるデザインイベントに参加します。
今回のアジアツアーには、ベルリンで活動する18組のデザイナーが参加し、コンセプチュアルな作品からインテリアプロダクト、建築ソリューションまで幅広いレンジのデザインを発表します。参加デザイナーの何組かはすでに日本をはじめアジア諸国でも紹介されていますが、アジア初進出となるデザイナーも多数います。DMY Asia Exhibition Tour 2008は、ベルリンデザインをアジアにアピールするだけではなく、ヨーロッパとアジアにおけるデザインの国際交流を促すプラットフォームとしての役割も、その目的のひとつとしています。

画像はツアー参加作品の一部です。
それぞれを簡単に紹介すると、Heike Buchfelder による ring K2 は、天然の羽毛を使用したライティングシリーズのひとつです。ライトには数千の羽毛が使用されており、ハンドメイドで作られています。
Ronen KadushinによるFlat Knotは、ステンレススチールのプレートをレーザーカットし、手曲げでカーブを形成したフルーツボウルです。Flat Knotは、Open Designというプロジェクトの一環で、Creative Commonsというライセンスシステムに基づいて、誰もがデザインを二次利用できるオープンソースとなっています。
Judith SengによるFingerbowlは、指紋をモチーフとしたボウルです。製作にはラピッドプロトタイピングを用いています。
FLAKEは、スタイロフォームという発泡スチロールをシェードに使用したペンダントランプです。ライトを灯すとファセットのエッジラインが一層際立ちます。デザインはAnne Boenischです。


DMY Asia Exhibition Tour 2008

4 - 19 October 2008
Taiwan Design Expo, Tainan/Taiwan

23 - 26 October 2008
International Culture & Creative Industries Exhibition, Taipei/Taiwan

30 October - 3 November 2008
DesignTide Tokyo, Tokyo/Japan

3 - 7 December 2008
Seoul Design Festival, Seoul/Korea


以前の関連記事はこちらです。
DMY 2008
posted by DL at 13:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | exhibition

Oct 14, 2008

Robert Stadler : installations


loosgelost photo by Hertha Hurnaus


1% artistique


Dissipations photo by Andre Morin

パリのRobert Stadlerから、新しい作品の画像がいくつか届きましたので紹介します。

loosgelostは、オーストリアのウィーン市立博物館にある、建築家 Adolf Loos のアパートを再現した部屋に施されたインスタレーションです。Adolf Loosは、1900年代初頭に「装飾と犯罪」という随筆を発表し、装飾的な建築を批判した建築家で、ウィーン市立博物館には、彼が1903年にデザインしたリビングルームが再現されています。Robert Stadlerは、この質素なリビングルームに無数のオブジェクトを吊るし、部屋全体を装飾的なインスタレーションとしました。loosgelostは、10/2〜10/14までの期間、公開されています。
1% artistiqueは、フランス、ローヌ・アルプ地方のVilleurbanneにある公園にセットされたオブジェクトです。テトラポッドの様なオブジェクトは、可塑性のコンクリートでできており、人が腰をかけることもできます。
Dissipationsは、9/6〜10/14までパリのGalerie Emmanuel Perrotinで開催されているRobert Stadlerの個展です。ギャラリーには、様々なかたちのクッションやボードがランダムに積み上げられた家具、Possible FurnitureシリーズやRobert Stadlerの新作などが展示されています。

以前の関連記事はこちらです。
Robert Stradler : Dissipations
Robert Stadler
posted by DL at 13:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | exhibition

Oct 10, 2008

Pieke Bergmans


Light Blub




Crystal Virus/Massive Infection


Melted Collection
Pieke Bergan and Peter van der Jagt


アムステルダムで活動するプロダクトデザイナーの Pieke Bergmans
彼女は、Design Academy EindhovenやロンドンのRCAをはじめいくつかの学校でインダストリアルデザインやプロダクトデザイン、グラフィックなど、幅広くデザインを学んでいます。
彼女が作品に用いる素材はバラエティに富んでおり、そのどれもが彼女の注意深い考察や試行錯誤によって、オリジナルで表情豊かな作品へと昇華されます。

Pieke Bergmanは、自分自身や作品をウィルスと呼んでいます。果てしなく画一的で完全なフォルムのマスプロダクションが健康な細胞であるとすれば、その時々で姿かたちをかえ環境に順応し、常識的なアイデアを覆してゆく彼女自身やその作品はウィルスである、ということです。彼女の作品の中心には、常にこのウィルスという考え方があります。

Light Blubは、ガラスメーカーのRoyal Crystal LeerdamとSolid Lighting Designの協力を得て製作されたライティングシリーズです。近年のPieke Bergman作品は、同じコレクションのものでも、全てが異なるフォルムであるという点に焦点があてられており、Light Blubもこのコンセプトに基づき、ひとつひとつが全く異なる表情を持っています。
Crystal Virusは、Pieke Bergmanが数年にわたり手がけているプロジェクトで、ガラスを使用した花瓶のシリーズです。
熱いガラスを木製のテーブルや様々オブジェクトにたらし、そのオブジェクトによって形成されたフォルムをそのまま花瓶としています。非常に熱いガラスを押し付けるので、当然、木製の家具などは焼けて黒く焦げるのですが、その焦げも作品の一部としての役割を果たします。冷めたガラスの花瓶は焦げのできた場所に戻され、それを覆うように展示されますが、作品がひとつ売れるたびに、その下から黒い焦げがあらわになってゆきます。これら全てのプロセスがインスタレーションであり、この過程こそがCrystal Virusの最も重要な段階となっています。
Melted Collectionは、Pieke Bergman と Peter van der Jagt とのコラボレーションによって製作されました。鮮やかな青一色のオブジェクトは、一見するだけで相当なインパクトを受けますが、近くでよく観察すると、その端々が溶けたようになっていることに気づきます。実際に、Melted Collectionはポリスチレンウォームを焼いて作られています。ポリスチレンフォームは焼く時間が長すぎるとどろどろに溶けてしまうので、その時間が非常に重要なのですが、そのタイミングによって、予想の出来ない仕上がりになります。しかしこれこそが、彼らの求めているものであり、最終的なフォルムをデザインするよりも、ずっと興味深いデザインプロセスであると彼らはいいます。
posted by DL at 14:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

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