Nov 28, 2008

MARK


Net by Sam Johnson


Slide by Anna Hart


Shaper by Kay+Stemmer


Ribbon by Tom Raffield

イギリス南西部のCornwall(コーンウォール)を本拠地とする新進メーカーのMARK 。ブランドの冠にProduct of Cornwallを謳い、コーンウォールブランドであることに誇りを持ち、全ての製品をコーンウォールで生産しています。
MARKは、デザイナーのAnna HartとJohn Millerによって設立され、2008年の100% Designでデビューしました。展示会で発表された14作品は、主にイギリスで活動する実力派デザイナーとのコラボレーションによるもので、コレクションは高い評価を得ました。
その後も、Elle Decoration for the British Design AwardsのBest New Brand賞にノミネートされるなど、順調な滑り出しを見せています。

Sam JohnsonによるNet Chairは、漁場で天日干しされるネットにインスパイアされています。ひとつひとつ異なる形状の39の部品を結合し、網目のパターンを再現しています。Netは、100% Designで the Blueprint Award for Best Interior Product を受賞しました。
Slideは、MARKの創設者でもあるAnna Hartによるデザインです。幅広のアームレストはサイドテーブルとしても使用でき、それにあわせて作業性の良い高さに調節されています。張地のバリエーションも豊富で、詰物はフォルムがくっきりとでる固めのフォームと、より柔らかなものと選ぶことが出来ます。
ロンドンベースの女性2人によるスタジオ Kay+Stemmer がデザインした Shaper は、サーフボードにも使われているBio Foamという素材を天板に用いたダイニングテーブルです。shaperはサーフボードを削る職人を意味する用語で、このテーブルもコーンウォールのサーフファクトリーで製造されています。コーンウォールはイギリス有数のサーフスポットとしても知られており、地場の技術や特色を活かした作品です。
いくつものリボンが絡み合ったような複雑な意匠のペンダントランプ Ribbon は、伝統的なスチームベンディングの曲木技術で作られています。デザインは、Sixixisの設立者のひとり Tom Raffield によるものです。Sixixisは現在活動を休止し、メンバーは個々の活動を行っています。
posted by DL at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Nov 27, 2008

Roderick Vos : new work


Morosus




オランダのインダストリアルデザイナー Roderick Vos の新作 Morosus は、アジアに生息する樹木の葉にインスパイアされたラウンジチェアです。
デザイナーのRoderick Vosは、この自然のオーガニックで優美な曲線をデザインに取り込み、全く新しいオブジェクトを作り上げることに注力しました。シートシェルは有機的で流れるようなフォルムであるのに対し、脚部は葉脈にインスピレーションを得たストレートで幾何学的なシェイプとしています。
Morosusは、Roderick Vosの20年以上に及ぶ経験によって培われた3Dハンドライティング技術の賜物であり、2つの異なるデザイン言語を同次のデザインの中に違和感無く調和させる、という彼の探求を作品として具象化したものです。
実際に製造する段階で要となる母型は、高度なCAD/CAMシステムを使用して設計されており、非常に複雑な砂型を用いたアルミ鋳造によってMorosusは製作されています。

Morosusは、オランダのギャラリー Priveekollektie のために製作された8ピース限定のリミテッドエディションで、12月のDesign Miami に出展されます。
このほかRoderick Vosは、Royal Tichelaar Makkumによる Gold Silver という陶器シリーズ3作品を同時にDesign Miami に出展する予定です。


with big thanks to Roderick and a photographer Frank Tielemans
posted by DL at 13:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Nov 26, 2008

destilat


grand_pa
photo: Manfred lang





ka_os
photo: Joachim Haslinger



interior design: duplex_penthouse
photo: Peter Baier


2006年に設立されたデザインスタジオ destilat は、オーストリアのウィーンとリンツをベースに活動しています。
スタジオは、Harald Hatschenberger、Thomas Neuber、Henning Weimerの3人で構成され、各人がそれまでに得てきた経験や技術を活かし、インテリアや家具、コーポレートデザインを主に手がけています。
デザイナーのHatschenbergerは、リンツのUniversity of Arts and Industrial Design Linz とバルセロナのESDiでプロダクトデザインを学んだ後にフリーランスのデザイナーとして活動を始め、長くデザイナーのstefan brandtmayrとプロジェクトを共にしました。オーストリアのオフィス家具メーカー、Hailからリリースされた Bully シリーズは、2004年のred dot を受賞しています。

grand_paは、鏡面に仕上げられた箱型のコーヒーテーブルです。スイッチを入れると、何も無かったボックスの表面にバロック調の細工を模したパターンが浮き上がります。同様のシステムを用いたシリーズに、サイドテーブルやフロアランプなど様々なバリエーションがあります。これらのシリーズは、horror vacui といわれる人々が持つ虚無への恐れを皮肉的に解釈したもので、隙間のないほど物に溢れかえった空間を居心地が良いと感じる現代の風潮を、スイッチボタンひとつで体現してみせます。
ka_osは、アルファベット順に整然と本を並べるという秩序に全く相反したシェルフシステムです。ka_osと、そこに収められた本の配列は、そこから得られる膨大な知識や情報の迷宮を反映しています。ka_osの無数の棚板には、本のトピックや色、作家、サイズなど様々な要素によって本を振り分けることができ、その配列の無秩序の中にも調和が生まれるよう、ka_osは意図されています。
posted by DL at 13:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Nov 25, 2008

bkm


Beside
photo: Gerhard Ramsebner



Falb
photo: Gerhard Ramsebner



Vase Front
photo: bkm



Thekla & Lloyd
photo: Gerhard Ramsebner

products above
Design: bkm design working group
Designer: Katharina Bruckner, Herbert Klamminger, Stefan Moritsch



オーストリアのウィーンを拠点とするbkm design working groupは、2004年に設立された新鋭のデザインスタジオです。
デザイナーのKatharina Maria Bruckner とStefan Moritsch は、ともにThe University of Applied Arts Vienna(ウィーン応用芸術大学)でプロダクトデザインを学んでおり、それぞれ在学中よりデザインオフィスなどで経験を積んでいます。
bkmは主にプロダクトや家具、インテリアのデザインを手がけており、スタジオがスタートした2004年より積極的に国際見本市や展示会に参加しています。2005年と2007年にはSalone SatelliteでDesign Report Awardにノミネートされており、また、いくつものコンペティションで入賞を果たすなど、その実力は国内外で高い評価を得ています。

Besideは、IFDA 2005(International Furniture Design Fair Asahikawa)でSilver Leaf を受賞した作品で、北海道の匠工芸(Takumi Kohgei)よりリリースされています。サイドテーブルとスタンドライトが一体化したユニークなデザインのBesideは、読書灯やベッドサイドのナイトランプなど様々なシーンで使用することが出来ます。シェードは回転式になっており、光量の調節が可能になっています。
Falbも、その独特なフォルムが特徴的です。片側が反りあがった背もたれは、ジャケットやバッグなどを掛けるコートラックの機能を兼ねています。また、サイドに張りだした座面にはグラスなどを置くことができます。背もたれに掛けたバッグなどの重さにも耐えるよう、左側の脚に角度をもたせており、そのアシンメトリーなフォルムがFalbの強い個性となっています。
Thekla & Lloydは、ウォールマウントのシェルフへユニークな角度からアプローチを試みたユニットです。壁に据えつけられた棚板は厚板材に覆われており、正面からは見えないようになっています。波打った前面の厚板には人がもたれかかることができ、反り返った部分は物を置くテーブルとして利用できます。シェルフでありながら収納以外の機能を持たせ、視覚的、実質的に空間を有効に利用することを考えた作品です。
posted by DL at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Nov 21, 2008

Luis Eslava


Face to Face Lamp


Coco Lamp


Boomerang Lamp


Maria USB

スペインのバレンシアで活動するプロダクトデザイナーのLuis Eslava
彼は、ESDI Ceu San Pablo Valenciaでグラフィックとプロダクトデザインを学び、卒業後はCamperのデザイン部門に入り、多くのシューズの開発に携わりました。その後、2003年に渡英すると、RCAで再度デザインを学びMAを取得します。同年の2005年にロンドンで自身のデザインスタジオをスタートさせますが、現在は再びスペインに戻り、バレンシアで活動しています。
スタジオではプロダクトやインテリアのデザインを主に手がけ、ヨーロッパやアジアを中心に展示会を行うなど、国際舞台で広く活躍しています。

Face to Face Lampは、1940年代にスイスで発明されたベルクロ(マジックテープ)をシェードに使用したライティングです。ベルクロは洋服をはじめ、あらゆるところで使用されていますが、その存在は常に何かに隠れおり補助的な役割を担っています。Face to Faceでは、このベルクロを主役にし、そのユニークなキャラクターによって幾何学的で立体的なオブジェクトを作り上げています。
Coco Lampもまた、普段は決して表舞台に立つことのないマテリアルに焦点をあてた作品です。ランプのシェードに用いられているのはヤシの繊維で、これらは通常、シートやマットレスの詰物などに使用され張地に覆われています。このヤシ繊維をラテックスで押し固めてランプシェードにしたCoco Lampは、自然味溢れる独特の質感を持つランプとなっています。
Boomerang Lampは、空を切るブーメランの一連の動きにインスピレーションを得たランプです。積み重なった三角形のパーツの連続性が、宙を舞うブーメランのダイナミズムを表現しています。シェードにはシートメタルを用いています。
Maria USBは、データの安全を祈るユーザーの懇願を聖母マリアを模ったUSBメモリーとして具現化したユニークなプロダクトです。ユーザーは、不測の事態によってコンピューターのデータが消失することへの恐れや神への祈りを、このMaria USBに込め、データへの加護を祈ります。メモリーがコンピューターにアクセスしている際には、聖母マリアの心臓部に埋められたLEDが赤く点灯する仕掛けになっています。
posted by DL at 14:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

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