May 29, 2009

Cedric Ragot


Silly Cat


Ladies


Flight 815


Hyper Fast

フランス、パリ近郊のMontreuil(モントルイユ)で活動するデザイナーのCedric Ragot
彼は、ENSCI-Les Ateliersでデザインを学び、1999年に同校を卒業した後、2002年に自身のスタジオを設立しました。スタジオは、家具や照明のほかにもパッケージングデザイン、スポーツギアや携帯電話などのインダストリアルデザインまで幅広い分野で作品を発表しています。
アワード受賞作品も多く輩出しており、近年では、USBやSATAなど様々なインターフェースの対応したフラットケーブルシリーズ Lacieでred dot Design Award 2009 を受賞しています。

Silly Catは、フランスの家具メーカー Roche-Bobois から2009年に発表された新作のテーブルシリーズです。脚とテーブルトップの組み合わせ次第でダイニングテーブルやサイドテーブルなど様々なバリエーションをセットすることができます。脚部は自立するので、一本で使用することも可能です。トップ、脚ともに素材に色ガラスが使われており、透明感がありライトな印象を与えます。
Ladiesもまた、Roche-Bobisからリリースされた作品です。マイクロファイバーのシェードには、レーザーによる複雑なカットをが施されています。ブラックアウトの本体と赤いコードが鮮明なコントラストを生み出しています。シリーズにはテーブルライトのほかにスタンドライトやペンダントがあります。
Flight 815は、リミテッドエディションとして製作されたライティングです。複雑なラインが渦巻く細いパイプ状のシェードは焼結技術を用いて作成されており、そのパイプの末端にバルブを取り付けることで蛍が闇夜に描く残光のようなあかりを灯します。
Hyper Fastは、2006年にパリのギャラリー YMER&MALTA から発表された花瓶です。Cedric Ragotは、後の2007年Rosendahlから同様に片面のみが突起した陶製のFastという花瓶シリーズを発表し、同年にGood Design Awardを受賞しています。また、2009年には、 YMER&MALTAからシルバーやゴールド、ルビー色のクローム処理を施したHyper Fastを発表しています。
posted by DL at 15:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

May 28, 2009

Xavier Lust


S-table


PicNik designed with Dirk Wynants


Fireworks


Le Banc

ベルギーのブリュッセルにスタジオを構えるデザイナーの Xavier Lust
彼は、Saint-Luc Instituteでインテリアデザインを学んでいます。同校を1992年に卒業し、その後、家具デザインを手がけてきましたが、2000年にMDF Italiaからアルミを使用したLe Bancというベンチをリリースしたのを皮切りに、以降DriadeやDe Padovaなどのメーカーから多くの作品を発表しています。
また、得意とするアルミやスチールなど金属素材を用いたリミテッドエディションや、公共施設のインダストリアルデザインなども数多く手がけています。
これまでに発表した作品にはデザインアワードを受賞したものも多く、Henry van de Velde AwardやiF Award など各国のアワードで高い評価を得ています。

S-tableは、MDFからリリースされているテーブルです。S字型にカーブを描くフレーム部は、鉱物とポリエステルレジンを化合した2cm厚のプレートを成型しています。天板はガラスとファイバーボードのバリエーションがありますが、グラストップがよりフレームの美しい湾曲を際立たせます。S-tableは、2008年のEDIDA(Elle Decorarion International Design Award)の家具部門に入賞しています。
ベルギーのExtremisから2002年にリリースされたPicNikもまた、数々のデザインアワードを受賞しています。テーブルとベンチが一体化したアウトドアファーニチャーのPicNikは、アルミシートに曲げ加工を施して形成しています。デザインはExtremisのDirk Wynantsとのコラボレーションによるものです。
FireWorksは、Xavier Lustが2009年のミラノでDriadeから発表した新作のひとつです。13ヶのバルブが花火(firework)のようにレイアウトされたペンダントランプです。このほか鏡面加工を施したアルミやスチールを用いたサイドテーブルやシェルフが同時に発表されました。


以前の関連記事はこちらです。
Extremis
posted by DL at 15:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

May 27, 2009

Beefeater Design Challenge 2009


entries by 10 selected designers/collectives


winner 2009:
Bridge over Troubled Water
by Louise Hederstrom


ストックホルムのDesigngallerietで、Beefearter Design Challenge 2009の参加作品が5/20〜6/5まで公開されています。

2007年にスタートしたBeefeater Design Challengeは、参加者として選ばれたデザイナーが与えられた素材を使用して作品を製作するコンペティションで、2007は壁紙、2008年は2.5mのスチールパイプが題材となり、第3回目となる今回のコンペは、陶器を使用した作品がテーマとなりました。
10組の参加者は、4月後半の2日間にLidkopingにあるRorstrandの陶器工場を訪れ、その工房で与えられた5kgの粘土を使用した作品を制作しました。
"bold and beautiful"というコンセプトとロンドンをテーマとして作成された作品は、鮮やかな赤色の釉薬をかけ仕上げられ、展示のためにストックホルムに送られました。
10組の参加者による作品の中から今回の優秀作に選ばれたのは、Louise HederstromによるBridge over Troubled Waterという作品です。この作品は、"bold and beautiful"というコンセプトを楽しくユーモラスに表現し、バーテンダーや訪れた人々に強い印象を与える、と審査員の評価を得ました。
審査員は、Beefeaterジンなどを取り扱うアルコールメーカー、Pernod Ricard SwedenのPeter Antonssonや iittala のデザインディレクター Fredrik Magnusson ら5名が務めました。
Designgallerietの会場にある、インフォメーションや作品の解説テキストなどは白い陶製のプレートにプリントされており、展示は赤の作品と白のプレートという陶器のコントラストで統一されています。

Beefeater Design Challenge 2009: 参加者
Our Children's Gorilla
Save Our Souls
IDAG
Cate & Nelson
House of K
Daniel Enoksson Studio
In Every Tree
Transformer Group
Louise Hederstrom
Dizel & Sate
posted by DL at 15:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | competition and awards

May 26, 2009

DMY 2009


NIDO by Eva Marguerre


Tangible Light/Cable Cube
by Kuehne Jaeger



BauBike by Michael Ubbesen Jakobsen

2008年より Design Mai Youngstersというネーミングをあらため、より大きなデザインイベントとして生まれ変わったDMYが、6/3〜6/7までの5日間、ドイツのベルリンで開催されます。

若手デザイナーのショーケースであったDesign Mai Youngstersの系譜をひくDMYは、DMY International Design Festivalと名を変えた2008年以降も、DMY Youngstersという展示をイベントの中心におき、若手デザイナーの実験的で新しいデザインに焦点をあてています。今回のDMY YoungstersもDMYのメインプログラムと位置づけされ、100組以上の若手デザイナーが会場に作品を展示します。
このほか、世界各国のデザインイベントや団体、デザイナーが参加するDMY Allstars、ベルリン市内各所で展示などが催されるサテライトイベントのDMY Extended、レクチャーやパネルトークなどのDMY Symposium、Pecha Kucha Nightなど多彩なプログラムがDMY 2009の一環として開催されます。

2008年の大規模な変貌に伴い、独立したイベントとしてプログラムの拡充を図ってきたDMYですが、2009年から新たに審査員によるDMY Awardsがスタートします。審査員はDMY に参加するデザイナーから優秀な作品を選出し、イベント期間中に開催されるセレモニーで表彰します。アワード受賞作品は、8月にthe Bauhaus-Archiv/Museumで開催される特別展に展示される予定です。2009年の審査員はJurgen Bey、Jerszy Seymourなどデザイナーや建築家ら5名が務めています。
posted by DL at 14:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

May 25, 2009

ICFF 2009


Pipe by Jasper Morrison for Magis


Cindy by Ferruccio Laviani for Kartell


Eileen by Misewell
winner: Editors Awards 2009/New Designer


Brade by Jang Won Yoon, ICFF Studio

北米唯一で最大のコンテンポラリーデザインの国際見本市、ICFF(International Contemporary Furniture Fair)がニューヨークのJacob K. Javits センターを会場に開催されました。

今回で第21回目となるICFF 2009は、5/16〜5/19までの4日間で開催され、デザイナーや建築家、メーカーなど多数のインテリア、デザイン関係者が現代デザインのショーケースに足を運びました。最終日となる5/19は一般開放日となり、業界関係者だけではなく多くの人々が最新デザインのトレンド視察に訪れました。
2009年のICFFレポートをみてみると、14,500M2という展示スペースの規模は例年と変わらないものの、出展者や入場者という数字は、やはり減少しています。これまで年々増加傾向にあった入場者数は約23,600人と、ピークとなった2008年の約26,000人からおよそ10%程度の減少をみせています。(2008年: 約26,000人 2007年: 約25,000人) また、出展者数は2008年の642組から552組(-14%)と大きく数字を減らしています。アメリカ国内、国内外からの参加が、およそ半数ずつという出展者の国別構成比は昨年に比べほとんど変わらないことから、特定の地域ではなく総体的にメーカーやデザイナーが見本市への出展を差し控えたことがわかります。

2009年のICFFは、数字の面では昨年比で若干の減退がみられたものの、プログラムは例年と同様に ICFF StudioやEditors Awards、designboom martなどが変わらず開催され、多くの来場者の耳目を集めました。また、今回はJapan by Design というデザインに優れた日本の商品を紹介するプログラムが開催され、伝統工芸品や工業製品など120あまりの作品が会場に展示されました。
posted by DL at 14:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

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