May 22, 2009

artek : 10-UNIT SYSTEM


10-UNIT SYSTEM




Shigeru Ban with 10 UNIT-SYSTEM


artek in Milan 09

フィンランドの家具メーカー artek が、4月のミラノで2009年の新作を発表しました。

坂 茂 による10-UNIT SYSTEMは、L字のモジュールを連結してイスやテーブル、ベンチを組み立てる家具ユニットです。L字モジュールの2辺にはそれぞれ異なるカーブがつけられており、1種類のパーツの組み合わせで座面の曲面もバックレストの隆起も実現します。連結するモジュールの数を増やすことでベンチにもなり、組み方を変えてガラストップをのせればテーブルとして使用することもできます。
1種類のパーツのみで構成されているということは、製造工程において非常に有利で、ノックダウンは流通面でエコロジカル且つ合理的なメリットとなります。
10-UNIT SYSTEMの材質に使用されているのは、フィンランドUPM社が開発したUPM ProFiという新素材です。UPM ProFiは木繊維とプラスチックを混合したもので、高い耐久性を持ち耐湿性にも優れています。通常の木材と同様に焼却したり、同素材へのリサイクルが可能なことから環境に優しい材質とされています。
artek、坂 氏、UPMの三者によるコラボレーションは、2007年にスタートしており、同年のミラノデザインウィーク期間中にUPM ProFiを建材として使用したパビリオンが、the Milan Triennale Garden に設営されました。同パビリオンは、2008年にサザビーズのオークションで20世紀の卓越したデザインのひとつとして売却されています。


posted by DL at 14:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

May 21, 2009

PLAYFUL New Finnish Design


Kivikko by Ilkka Suppanen for Marimekko
photo: Sameli Rantanen



Echo cardboard chair by Heikki Ruoho
photo: Kalle Kataila



Sheer Wall space divider by Jesse Pietila
photo: Markus Wikar


dress by Mika Piirainen,
pattern by Annika Rimala (c)marimekko


ニューヨークのMeatpacking Districtで開催されたデザインイベント、Meatpacking Design 09への参加イベントとして、フィンランドのデザインを紹介する展示 PLAYFUL New Finnish Design が、5/15〜5/18までの4日間に開催されました。

PLAYFULは、生活の基本的な要素としての遊び心や創造性に焦点をあてた展示で、家具からファッション、映像作品などを通してフィンランドの現在のデザインシーンを広く紹介します。
ユニークで遊び心に満ちたアプローチは、生活の質や環境支援、生涯学習など数々の今日的な難題への解決策につながるものであり、先見性のあるデザイナーやメーカーによる創造性にあふれる作品は、鋭い洞察力によって生まれた問題解決へのひとつの具体案を指し示します。
PLAYFULは、フィンランドのデザインシーンのショーケースというだけでなく、環境と技術革新、創造性と教育といったテーマを根底に持つイベントとして企画され、期間中には、これらのテーマに関連したセミナーやワークショップなどが開催されました。

会場の構成とデザインは、建築家のEsa Vasmanenが務めました。展示には輸送用コンテナが使われ、照明や設備にはSAAS InstrumentsとDuratの協力を得て、環境に配慮したものがデザイン、使用されました。
posted by DL at 14:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | exhibition

May 20, 2009

Louise Campbell : To be continued


Prince Chair for HAY, 2001
photo: Brahl Fotograf




Tub (prototype), 2005


Veryround for Zanotta, 2006


Elements for Royal Copenhagen, 2008

(c) Louise Campbell


デンマークの実力派デザイナー Louise Campbell の作品展が、5/29〜6/12までパリのMaison du Danemarkで開催されます。

会場には、これまでLouise Campbellが手がけた作品に加えて、スケッチやモデル、プロトタイプなどが展示される予定です。失敗作などを含め、普段は公開されないようなこれらの製作過程を完成品と同時に展示することで、作品とデザイナーの人間的な一面をより深く知る手がかりとしています。
完成された最終的なデザインだけではなく、その裏にある個人的なデザインプロセスをも見ることのできるTo be continuedは、Louise Campbellのポートレートともいえる展示です。

今回の展示の会場となるMaison du Danemarkは、パリのシャンゼリゼに位置する複合施設で、フランスやパリを訪れる多くの旅行者にデンマークの文化を広く伝えることを目的としています。施設にはFlora DanicaやBang&Olufsenなどデンマークを代表するブランドがテナントとして入り、上層階には展示などの文化イベントを行うスペースが設けられています。

以前の関連記事はこちらです。
Studio / Louise Campbell
posted by DL at 14:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | exhibition

May 19, 2009

byamt : new products


Taped Table Linen


Inspired By a Milk Stool


Lonely Hangers

オランダ出身で現在はブルックリンで活動するデザイナー Alissia Melka-Teichroew によるデザインレーベル byamt が、いくつかの新作を発表しました。

Taped Table Linenは、オランダの新しいメーカー Functionals.eu からリリースされるテーブルクロスとティータオルのコレクションです。独特の光沢と質感をもつダマスク織りを、テープによるイミテーションで再現しています。Taped Table Linenにおいてテープの白いラインは、クロスに格子柄を作るだけではなく、何らかの行動や事象の起因となる、空間やものの境界線という意味を持っています。
Taped Table Linenシリーズは、ニューヨークのCITEというインテリアショップのショールームで開催されている展示、400 Years Later - CITE Goes Dutch に現在展示されています。
400 Years Later - CITE Goes Dutchは、Alissia Melka−TeichroewとJan Habrakenがキュレーションを行い、5/16〜6/14までCITEで開催されている、23のオランダ人デザイナーやメーカーによる作品のショーケースです。
また、byamtは、ICFF期間中にdesignboomの主催で開催された NY local という展示で、スツールやティーカップの取っ手部分をモチーフにしたフックなどの新作を発表しました。


以前の関連記事はこちらです。
Interview 11 : Alissia Melka-Teichroew
posted by DL at 14:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | decoration

May 18, 2009

Paul Loebach : new works


Himmeli


Super Bowl


Wood Vase

ブルックリンで活動するデザイナーのPaul Loebachの新作が、6/1までマンハッタンのPaul Smithストアに展示されています。

Himmeliは、ヒンメリというフィンランドの伝統的なクリスマスオーナメントにインスピレーションを得たライティングシリーズです。本来のヒンメリは、麦わらを正八面体などの幾何学形に組み合わせて作られた装飾品ですが、Himmeliライトはアルミパイプと高強度の細線を用いてヒンメリのような幾何学的なシェードを形作っています。シャンデリアやペンダント、スタンドライトからなるHimmeliシリーズは北欧の職人とともにデザイン、製作されています。
Super Bowlは、小物入れであるボウルと棚板がシームレスに連結したブックシェルフです。平面とボウルや花瓶などのオブジェクトをスムーズなラインで結びつけるデザインは、Paul Loebachの得意とするところで、Super Bowlも彼の木工美学に基づいた作品です。
Wood Vaseシリーズもまた、先端の木工技術によって実現した作品です。CNC技術を使ってメープルのソリッドウッドをなだらかな曲線を持つ2つのパーツに削り、それをつなぎあわせて花瓶としています。Wood Vaseは、木を使った構造体やCNCなどの最新技術の可能性への探求心から生まれました。

Paul Loebachは、このほかにも壁掛け時計やミラーなどいくつかの新作を4月のミラノで発表しました。
これまで木工を中心とした作品を製作してきたPaul Loebachですが、今回のコレクションではアルミなど新たなマテリアルにも挑戦しています。


以前の関連記事はこちらです。
Paul Loebach
posted by DL at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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