May 07, 2009

Design Report Award 2009


Surface Daylight by Daniel Rybakken
photo: Daniel Rybakken



Fort by Arihiro Miyake
photo: Chikako Harada



Pyrus by Mark Braun
photo: Inka Recke



Rug 20/30 by Raphael Charles
photo: Raphael Charles


ミラノサローネのSatelliteに出展する若手デザイナーの中から優秀者を選出するDesign Report Award が今年も開催されました。
2000年にスタートしたDesign Reportは、今回で第10回目という節目を迎えました。その記念すべき10人目の受賞者となったのが、ノルウェーのデザイナー Daniel Rybakken です。

Daniel Rybakkenは、室内に投影された自然光が周囲や人々に与える効果をリサーチした作品を近年いくつか発表しており、今回のミラノに出展したSurface Daylight も同様の効果を用いた作品です。壁に立てかけられた白いパネルの裏側にLEDがセットされ、その光源が窓から差し込んだ太陽光のようにパネル表面に浮かび上がります。この擬似的な光の陰影は、自然光が差し込まない室内に、室外とのつながりや空間の広がりを与え、暗く自然光のあたらない空間における閉鎖的な潜在意識に、ポジティブな解放感をもたらします。

このほか、三宅 有洋、Mark Braun、Raphael Charlesのデザイナー3人がSpecial Mentions(特別賞)に選ばれました。ヘルシンキでデザインスタジオを構える 三宅 有洋 によるFortは、リサイクルのペットボトル繊維を使用したパーティションシステムです。各モジュールは強力なマグネットにより自由に連結することができます。
ベルリンのMark BraunによるPyrusは、シェードにペーパーマシェという紙細工を用いた照明です。Mark Braunは、外側に無研磨の陶磁器を、内側にプラチナやゴールドをあしらった、小石のようなフォルムのジュエリーケースを一連のコレクションとして同時に出展ました。
ブリュッセルのデザイナー Raphael Charlesによる 20/30 は、一見するとフロアに散らばった木炭の山のようにみえますが、材質にポリエチレンンフォームとフェルトを使用したラグマットです。見た目と実際の質感とのギャップが、物事の本質に対する疑問を見る人に投げかける作品です。


以前の関連記事はこちらです。
Design Report Award 2008
Forum Aid Awards 2009


posted by DL at 14:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | competition and awards

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。