Jun 30, 2009

Ronan & Erwan Bouroullec : Wajima Collection


(c)Studio Bouroullec


double lunch tray set
(c)Paul Tahon and Ronan&Erwan Bouroullec



pocket mirror
(c)Paul Tahon and Ronan&Erwan Bouroullec



desk light
(c)Paul Tahon and Ronan&Erwan Bouroullec


Ronan & Erwan Bouroullec が、Japan Brandプロジェクトとのコラボレーションにより、輪島塗のコレクションを発表しました。

今回のコラボレーションプロジェクトに参加するにあたって、Bouroullec兄弟、兄のRonan が来日し、石川県の輪島をはじめいくつかの地場工房を訪れました。10日間にわたって様々な職人たちを視察し、技術や製造工程、仕上がりの高い水準などを肌で感じたRonanですが、最終的に輪島の漆器に的を絞ってコラボレーションに挑むことを決めました。
もともとプロジェクトはオブジェクトをひとつだけ製作するという予定でしたが、最終的にBouroullec兄弟は、一連のコレクションとして4つのプロダクトをデザインしました。コレクションはキッチンウェアから照明、ポータブルアクセサリーまで、広く輪島塗の可能性を示すものとなっています。
Bouroullec兄弟による今回の輪島塗コレクションは、彼らの思惑どおり、どれもシンプルながら上品で、輪島塗の美しさと可能性を申し分なく反映しています。

二枚のトレイをマグレットで閉じた漆器は、キッチンウェアとしてデザインされたものですが、それだけではなく、いくつもの使用方法が提案されています。二分割されたトレイは、食材をそのままのせるお皿として、また、何かものをのせるトレイとしても使用することができます。
ポケットミラーは、輪島塗のすばらしい質感を常に携帯し、堪能できるオブジェクトです。日用品でありながら、同時に非常に素晴らしいものであるという実感が、このユニセックスのポケットミラーには宿っています。
シンプルで伝統的な漆器のフォルムを踏襲した3つのパーツからなるデスクライトは、素材とその基本要素が持つ無限の可能性をよく表しています。昔から馴染みのあるフォルムは、全く異なる現代オブジェクトに再構築され、さらに、LED光源の使用が伝統技術と近代技術の結びつきをより一層引き立てています。
このほか、ダイナミックに輪島塗を堪能することができる箱型のデスクランプが、コレクションとして同時に発表されています。
posted by DL at 13:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Jun 29, 2009

Giorgio Biscaro


Atlas


Booaz


Cobu suspension Lamp


Muscle Wardrobe

イタリア、ベネチア近くのTrevisoで活動するデザイナーの Giorgio Biscard
彼は、The University Iuav of Veniceでインダストリアルデザインを学びました。卒業制作として当時はまだめずらしかったLEDを使用した照明をデザインすると、それがFoscariniの目にとまり、卒業後はFoscariniのデザイナーとして働きます。その後は、Doimo Group やBosa Ceramicheなど様々なメーカーと仕事をし、近年では建築事務所のNuovostudioでベネチアビエンナーレのプロジェクトに関わり、また、イタリアのバス用品メーカーDiseniaのアートディレクターも務めました。
2007年からは、 SeeMantic Designという自身のデザイン活動を開始し、2009年のサローネサテリテではプロトタイプを含む多数の作品を発表しています。

Atlasは、2009年にイタリアのSlideからリリースされたインドア、アウトドアどちらでも使用できるベンチです。パブやバーなどの店内で喫煙が許されていないことが多いヨーロッパ諸国で、大勢のスモーカーが店の前に駐車されている車に腰掛けて喫煙しているのを見て、Giorgio Biscard はこのベンチをデザインしました。そのため、当初は座面が車のボンネットと同じ高さでしたが、商品化にあたって現在のものに高さが変更されました。
Booazは、Bosa Ceramicheからリリースされている陶製のペンダントランプです。長い柄を持つ球状のシェードは、懐中電灯をモチーフにしています。通常の懐中電灯はごつごつとしたロボットのようなものが多いのですが、Booazは、なめらかで美しいラインを持ち、セラミックの素材感を活かしたものとなっています。
Cobu suspension LampとMuscle Wardrobeは、Giorgio Biscardが2009年のサローネサテリテで発表したプロトタイプです。Cobuは、ガラスのシェードの中にコルクを敷いたランプです。直接的に下方向へ光が照射されることはありませんが、間接照明としてオーガニックで温かなあかりがコルクのシェードを通してあたりの空間を照らします。
Muscleは、扉のない新しい収納システムの提案です。鳥かごのようにケースのまわりにゴムのロープが張られ、その隙間からどんどんものを詰め込んでゆくことができます。きちんと整理整頓して物を収納するためのストレージというよりも、たくさんの物を自由に収納するためのものです。
サテリテのブースでは、このほかダイニングテーブルやアームチェアなど、いくつかのプロトタイプが同時に発表されました。
posted by DL at 14:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jun 26, 2009

Kettal


Maia




Atmosphere




バルセロナに本拠を構える Kettal は、主にアウトドアファーニチャーを手がけるスペインの家具メーカーです。
Kettalは、1964年に創始者のManuel Alordaが一人でスタートさせた小さなビジネスからはじまりました。きっかけとなったのは、Manuel Alordaが義父と共に出かけたドイツへの買い物だといいます。ドイツは暖かなリゾート地ではないにも関わらず、たくさんのアウトドアファーニチャーが生産され商品が店頭にならんでいました。それを目の当たりにしたMauel Alordaは、当時、温暖でリゾートが盛んなスペインにこのようなマーケットが存在しないことに目をつけ、スペインのバルセロナでビジネスをスタートさせました。
設立当初は、アルミのキャンピンググッズやビーチ用品を取り扱っていましたが、その後、木素材とアルミを使用した家具生産に乗り出し、自社デザインの製品を次々と発表してゆきました。現在では生産された製品の約6割が、スペイン国外の約60ヶ国に輸出されています。
小さな貸倉庫からスタートしたKettalですが、今では数百人規模の従業員と広大な自社工場を抱え、世界のアウトドアファーニチャーマーケットを牽引するリーディングカンパニーのひとつとして高い評価を得ています。

Patricia Urquiola によってデザインされたMaiaは、2007年にリリースされたコレクションです。素材にアルミのフレームとファイバー素材を組み合わせており、重量は非常に軽く仕上がっています。縦横斜めと無数に張り巡らされたファイバーは、太陽光を受けフロアに幾何学的な美しい影を描き出します。
シリーズにはアームチェアやサイドテーブル、テラスベッドまで幅広いアイテムがラインナップしています。
Atmosphereは、Marcel Wondersによってデザインされたコレクションです。クラシカルなフロックパターンをモチーフにしており、直線的なフレームラインが特徴です。シリーズにラインナップするサイドテーブルはグラスファイバー製の天板を持ち、天板一面にフロックのレリーフが施されています。
posted by DL at 15:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jun 25, 2009

Dave Keune : in Design Miami/Basel


Armor at Priveekollektie site




Armor



photos: courtesy of Dave Keune

オランダのデザイナー Dave Keune による新作が、同じくオランダのギャラリー Priveekollektie から発表され、6/9から6/13までスイスのBaselで開催されたDesign Miami/Basel で公開されました。

今回の新作 Armor は、甲冑にインスピレーションを得たサイドボードです。ルーバー状に重なる開口部は、サイドにスライドする機構になっており、前後左右どちらからもサイドボードのシェルフにアクセスすることができます。
材質にはオーク材が使用されており、クラシカルなチェストに負けず劣らず重厚で、収納物を鎧のようにしっかりと包み込み守ります。
アシンメトリーに面取られた側面や片側だけがテーパードとなった尖鋭なフォルムは、保護や防御といったイメージを現代的に解釈したものです。

Armorは、8ピースのみのリミテッドエディションとしてPriveekollektieからリリースされています。このほかDave Keuneは、BaselのPriveekollektieのブースにラウンジチェアのStealthを同時に展示しました。

以前の関連記事はこちらです。
Dave Keune

Dank u wel, Dave!
posted by DL at 13:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jun 24, 2009

Giulio Iacchetti


Tropico Ellipse


Tropico family


Bye Bye Fly


Moscardino designed with Matteo Ragni

ミラノをベースに活動するインダストリアルデザイナーの Giulio Iacchetti
彼は Politechnico di Milano でデザインを学び、1992年からインダストリアルデザイナーとして活動しています。1998年から2005年にかけては、デザイナーのMatteo Ragniと共に Studio Aroundesign としての活動も行い、Guzziniをはじめ数々のメーカーをクライアントに多くの作品を発表してきました。Matteo Ragniとのコラボレーション作品のひとつ、生分解性樹脂Mater-Biを使用したカトラリー Moscardino は、2001年にADI(イタリアインダストリアル協会)が主催するIl Premio Compasso d'Oro ADI(金のコンパス賞)を受賞し、ニューヨークのMoMAにも収蔵されています。

イタリアの照明メーカー Foscarini からリリースされている Tropico は、サーモプラスチックのモジュラーピースとスチールワイヤーを組み合わせたライティングシリーズです。シェードに使用されているプラスチック部品は1種類のみで、サイズの異なるワイヤーリングを組み合わせることで様々なサイズと形のシェードを形成することができます。Tropicoは、2009年4月に発表されたEDIDA 2008(Elle Decoration International Design Awards)で、照明部門の優秀賞を受賞しました。
Bye Bye Flyは、先述のMoscardinoと同じくイタリアのPandora Designからリリースされています。もともとは型にはまらない新しいタイプのミラノ土産として考案されたもので、ハエたたきのネット部分がミラノ市街の地図になっています。
このほか、Giulio Iacchettiは、これまでにユニークなカトラリーやキッチンウェアなどいくつかの作品をPandora Designからリリースしています。
posted by DL at 14:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

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