Aug 07, 2009

Minja Kolehmainen


side chair (c)Steven Pocock


(c)Steven Pocock


aino (c)Iiro Muttilainen


(c)Iiro Muttilainen


side table

フィンランド出身のMinja Kolehmainen は、イギリス、RochesterのUCA(University for the Creative Arts)を2009年に卒業したばかりの若手デザイナーです。
彼女が得意とするのは木工を用いた家具デザインで、新技術を取り入れつつ伝統的な趣をのこす作品を制作しています。そのどれもが、革新技術を部分的に使用してつくられていながらハンドメイドのような温かみをもっており、近代技術によってのみ可能なディテールでいて、全体的な表情はクラシカルです。
彼女は特に過去の家具やオブジェクトの装飾的で絢爛なフォルムにインスピレーションを得ています。しかしながら、そういったデコラティブな要素を当世の家具に取り入れるだけでなく、実生活できちんと使用することができる機能性にも同等の重点を置いています。

side chairは、ルイ16世時代の家具にインスピレーションを得たサイドチェアです。一見すると座面はファブリックを張った通常のクッションのようですが、実際にはビーチ材とウォールナット材を組み合わせてファブリックのようなパターンを作っています。なだらかな曲面を描く座面部などの木材はCNCで切り出され、それをハンドメイドで組み立てて製作しています。近代技術と職人技術のコンビネーションによって生まれた作品です。
ainoはアダム様式の長いすに影響を受けています。ainoもside chair 同様に木材をクッションに見立てていますが、バーチ材の合板を使用することで、柔軟な座り心地とファブリックのような触感を再現しています。また、表面に緻密な細工を施すことで視覚的にもファブリックを連想させます。
side table は、手作業による木材加工の実験的な試みとして製作されたものです。伝統を象徴する装飾的な脚と現代的な合板という組み合わせで新旧のコントラストを表現しています。また、木材の持つ元来の質素さと、それと相反する装飾という要素がもうひとつの対比となっています。
posted by DL at 14:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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