Aug 10, 2009

Porcelain - White Gold


photo: Regula Bearth, Zürcher Hochschule der Künste, Studio Publikation (c)ZHdK 2009


photo: Regula Bearth, Zürcher Hochschule der Künste, Studio Publikation (c)ZHdK 2009


Objekt gefaltet by Andreas Steinemann
photo(c) Andreas Steinemann



Scale mit Nilpferd by Hella Jougerius
(c)Porzellan Manufaktur Nymphenburg


スイス、チューリッヒのMuseum Bellerive(ベルリーヴ美術館)で、磁器製品の復権をテーマとした展示会 Porcelain - White Gold が、10/25まで開催されています。

Rosenthalの破綻にみられるように、昨今の経済危機とアジアからの安価な大量生産品によって、ヨーロッパの磁器工房は現在非常に厳しい状況に直面しています。また、消費者も食器に一昔前のような興味を示さなくなっています。そこで、Museum Belleriveは 、太古から続く磁器の持つ変わらぬ魅力をもう一度再認識する機会として、今回の展示 Porcelain White Goldを企画しました。
磁器製品は紀元前1300年あたりから中国ですでに生産されていたという研究結果もあります。ヨーロッパに伝来してきた13世紀には"white gold"として珍重され、中世には多くの王室や貴族の館を彩りました。18世紀初頭にヨーロッパに独自の工房が設立されると台所用品や食器としても使用されるようになり、19世紀に入るとデザインや工業化が著しく発展し、中産階級の家庭にも広く浸透してゆきました。しかし、かつては特権階級の嗜好品であった磁器も大量生産品の代表格となり、現在は衰退の一途をたどっています。
Porcelain - White Goldは、デザイナーやアーティストによって再解釈された作品を展示することで、小像や食器といった古くからのテーマへの新しいアプローチや最新技術によって可能となった造形、磁器という素材が持つ可能性などを広く展開し、磁器製品の魅力を再度見直す機会として数多くのヨーロッパ製磁器を紹介しています。

Museum Belleriveは、チューリッヒに1875年開館したMuseum of Design Zurichの応用美術作品を収蔵する目的で1968年に設立された美術館で、ガラスや磁器、木、金属、テキスタイルなど幅広い素材のオブジェクトを収蔵、保管しています。
posted by DL at 14:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | exhibition

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