Aug 18, 2009

BAKOKO


Cutty Sark Pavilion






Matsudo Mansion



千葉県松戸市で活動するBAKOKOは、2009年に建築家の大槻 香代子とAlastair Townsendによって設立された建築デザイン事務所です。
2人はロンドンのAA School of Architectureで建築を学んでおり、AA卒業後はそれぞれロンドンの建築事務所で経験を積んでいます。大槻 香代子は、Block ArchitectureでHussein Chalayanの東京フラッグシップ店舗設計などのプロジェクトに関わり、また、近年ではHakkasanなどで有名なロンドンのレストラン経営者Alan Yauなどと仕事をしています。一方でAlastair Townsendは、AA卒業後にイギリスを代表する建築家Nicholas Grimshawに師事し、その後、2006年からはYoumehesheに加わりデジタルデザイン技術を応用した革新的なプロジェクトに関わりました。

Cutty Sark(カティーサーク) Pavilionは、Alastair TownsendがYoumehesheで携わったプロジェクトのひとつです。カティーサーク号は19世紀の海上貿易で活躍した帆船ですが、文化財としてグリニッチに保存されており、現在は船体の修復作業がすすめられています。パビリオンは、カティーサーク号修復と記念館の建設期間中の一時的なビジターセンターとして設計、建設が行われました。
設計から完成までは6ヶ月という非常に短期間のスケジュールでしたが、最新のデジタル技術が予定通りのプログラム完遂を実現しました。フレームとなる木材はCNCカットされ、テント部分のPVCファブリックはデジタル裁断が施されています。これらの構造は帆船のマストを連想させ、また、一時的であるパビリオンの解体や移設が容易にできるように考えられたものです。
松戸マンションは、築年数の経過したマンションをモダンなインテリアにリノベートした物件です。ひと世代前の典型的な日本の集合住宅を大胆にアレンジし、現代、ひいては次世代のライフスタイルにも適合する居住スペースとしています。引戸の内側に設けられたワークデスクは、空間を有効に利用するだけでなく、ワークスペースと居住スペースとの境界線という機能も持ち、住居で仕事をするという近年増加傾向にあるライフスタイルにおいて、引戸という物理的な仕切りが、プライベートと仕事との曖昧な空間と時間を完全に分断する役割を果たしています。

posted by DL at 14:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。