
Bureau

Chaise & Tabouret


Armchair
ベルギーのブリュッセルにスタジオを構える Marina Bautier は、イギリスのBuckinghamshire Chilterns University Collageで現代家具デザインを学びました。2002年にブリュッセルに戻ると、彼女は自身のデザインスタジオ lamaisondemarina を設立しました。スタジオは、プロダクトデザインからインテリアデザインまで、幅広いプロジェクトを手がけています。
Marinaは2004年に設立された、6人のベルジャンデザイナーから成る Atelier A1 のメンバーでもあります。彼女は精力的に各地の展示会に参加する傍ら、Atelier A1としても作品の展示やワークショップの開催など様々な活動をしています。
2007年デザインの新作Bureauは、見た目にも実際の材質も軽く控えめですが、実用的なデスクです。白色のスチール製のプレートは可動式で、上へ立ち上げるとメモや書類などをマグネットで留められるようになっています。プレートとデスクの結合部にはヒンジが使用されていないのも特徴的です。デスクの左側は引き出しになっています。ミニマルな構造とデザインの中に、必要な機能をうまく集約したデスクです。
Chaise & Tabouretもまた、2007年の作品です。デスクの前で2人のひとが作業をしなくてはならない時、特にコンピューターを前にひとつのイスを共用しなければならない時、誰もがフラストレーションを感じます。Chaise & Tabouretは、その問題の解決策として生まれました。ひとつのイスが必要なときに2つにわかれる。単純ですが素晴らしいアイデアです。2つのイスをうまくつなぎ合わせ、見た目にも軽くするために様々な工夫がこらされています。
Chaise & Tabouretに限らずMarinaの作品には、複数の機能を合理的且つビジュアル的にうまく組み合わせ、ひとつのデザインにまとめたものが多いように感じます。デザインだけを重視し、実用性をないがしろにしないという考えが、彼女のデザインの根底にあるのかもしれません。







