Jun 27, 2007

Francisco Gomez Paz


Ovidio photo by Miro Zagnoli


Omero


Apero


Milagros

ミラノにスタジオを構える Francisco Gomez Paz は、アルゼンチンで生まれ、国立コルドバ大学でインダストリアルデザインを学びました。その後イタリアへ移り、ミラノのDomus Academyで再度デザインを学びます。
2000年からはDomus Academyで講師として研究に参加し、教鞭をとります。また、Domus Design Labのデザインマネージャーも勤めました。自身のスタジオは、建築家のPaolo Rizzatoのもとで4年間の経験を経た後、ミラノにを設立しました。
ミラノのDaneseから発売されているOvidioは、スチールでできたテーブルです。スチールを精密に折り曲げる工法や、そのシンプルな技術の持つポテンシャルを最大限に引き出す方法が、深く考え抜かれています。脚部と天板の結合部はグラフィックアイデアの統合体であり、構造上の特徴でもあります。
Aperoはスチールの構造に革を張ったラウンジチェアです。Aperoはハンドメイドにより製造され、その工法には北アルゼンチンの伝統的な馬具作りと同様の方法が用いられています。Aperoは、北アルゼンチンの伝統工芸や美術を支援するイタリアのSumampaとの共同プロジェクトにより生まれました。ハンドメイドでの製品つくりは、消費社会からおいていかれた北アルゼンチンの地方が再び社会的地位を取り戻し、文化遺産を未来へ残すという可能性を手助けしています。
Milagrosもまた、北アルゼンチンの伝統工芸を再認識するプロジェクトの一貫から生まれました。Milagrosでは、素材が完全に主役となっています。木を細かく編みこんだ天板に革を合わせた鉄製の脚というシンプルながら、イタリアンデザインらしさとハンドクラフトをうまく組み合わせています。
イタリアで活躍するFrancisco Gomez Pazですが、自らのルーツであるアルゼンチンを意識しながら、2つの文化を融合させたデザインは、各国で高い評価を得ています。
posted by DL at 13:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture
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