
Sideboard 2003

SKIN

SBA1500

Glowing Places
オランダを本拠地とするエレクトロニクス企業の Philips 。創業は1891年にさかのぼります。当初は電球のメーカーとして名を馳せましたが、20世紀にはいると、医療機器や家電、自動車用品にいたるまで幅広い電子機器を製造しています。
世界中からデザイン力に注目が集まるオランダ。そのオランダ企業というだけあり、Philipsにはデザインを研究するPhilips Designという部門が設けられています。オランダのEindhovenを拠点に、現在世界中の11ヶ所に点在しています。ディレクターのStefano Marzanoを中心に、Philips Designでは人々の生活をデザインを通してより豊かにするために、様々な活動や研究を行っています。
Sideboard 2003は、イタリアのCappelliniとのコラボレーションにより生まれたコレクションのひとつです。このコレクションは2003年のミラノサローネで発表されました。Sideboard 2003は、ごくシンプルなデザインですが、天板中央部がフラップ式になっており、32型のフラットTVが天板と一体になっています。同時に発表された7つのコレクションは、家具と家電のボーダーレスをコンセプトにデザインされています。
Philips Designのデザインした作品は、数々の賞を受賞しています。2006年のリサーチプログラムのSKIN、ポータブルスピーカーのSBA1500は、ともにiF Award 2007 の受賞作品です。SKINは、エレクトロニクスと衣料という組合せにより、それを着る人の感情を表現できるか、という試みです。このドレスは、着ている人のシグナルを肌から察知し測定して、ドレスに組み込まれたLEDを点灯させるというものです。生物測定学の高い技術が、衣料に新しい可能性を与えています。
Glowing Placesは、公共施設における人々とライトの相互作用を研究するというコンセプトで作られました。イスにセットされたセンサーで何人のひとがどれくらいの時間イスに座っていたかを測定します。ゆったりとしたあかりのイスでは、人々はより長い時間を過ごしたという結果が観測されています。







