



建築、プロダクトデザインを手がけるストックホルムの Claesson Koivisto Rune から2007年の新作が届きました。
今作はフィンランドのキッチンウェアメーカー iittala(イッタラ)からのNeoです。イッタラではTimo Sarpanevaによる木の持ち手がついたSarpanevaやBjorn DahlstromによるToolsシリーズなどの優れた鍋をリリースしていますすが、これらのクラシックに次ぐシリーズとしてNeoは位置づけされています。
エルゴノミクスに配慮したNeoは、様々な観点から使いやすさが追求されています。やや上方に角度の着いた蓋の持ち手は、蓋の開閉を容易にし壁掛けのレールにも掛けやすくなっています。本体についたハンドルも鍋をコントールしやすいような角度がつけられ、特に内容物があるときに鍋を扱いやすいようプロトタイプによるリサーチやテストが繰り返されたということです。また、Neoは本体の中部から上部にかけてやや広がったテーパードとなっていますが、これは内容物を混ぜやすくし、ハンドルと熱くなった鍋本体とに距離を保つ役目を果たしています。
これだけ機能性を重視しながらも見た目の美しさも同時に併せ持つNeoは、今後長く評価されイッタラのクラシックになっていくことだと思います。
Claesson Koivisto Runeは、過去に個人低のインテリアデザインの一環としてキッチンデザインも行っています。彼らは今日のキッチンに対して独自の観点を持っています。
クッキングは時として正確でキッチンや用具は研究所を連想させたりもするが、調理人や料理は決して無味乾燥な科学ではなく有機的で人間的である、とOla Runeはいいます。
そんな彼らは、このNeoのプロジェクトを"Organic Precision" (有機的な正確さ、といった感じでしょうか)とネーミングしたそうです。
一番上の画像は、Neoについて議論を交わすスタジオの面々。一番下はNeoで調理した料理を楽しむメンバー。
Thanks Patrick, for your support and cooperations.
以前の関連記事はこちらになります。
Claesson Koivisto Rune








