
Morphogenesis

Pan_07

E_Volve_Table

Arctic Glasses
ロンドンを拠点として建築とデザインを手がける、デザイナーの Timothy Schreiber 。
Timothyは、ドイツとイギリスで建築デザインを学んでいます。彼のデザインは、デジタルデザインと製造手法との境界への探求とチャレンジによるものであり、社会的、環境的な持続性や審美性への厳しい分析の賜物でもあります。そのデザインはドイツ、バウハウス仕込みの建築学を応用しています。Timothyは、自身のスタイルを"ポップ・モダニズム"と表現しています。
Timothyの経歴をたどってみると、彼は様々な国で多くのプロジェクトに携わっています。ドイツの建築事務所 Behnisch and Partners で3年の経験を積むと、オーストラリアに渡り幅広い分野の建築やデザインプロジェクトに関わります。その後は中国の北京と上海で活動し、北京ではオリンピック会場のデザインなどを手がけました。現在はイギリスのロンドンをベースとしています。
Pan_07は、デジタルデザインされた骨の構造のようなイスです。1本のフレームが外枠を構成し、格子状のシート部がその構造を支えています。座面の各格子が荷重を分散するようになっているので、最小限の素材と重量を実現しています。最先端のテクノロジーによって可能となったコンセプトとデザインです。
E_Volve_Tableもまたデジタルによる構造解析と人工的なアルゴリズムを用いたテーブルです。デザインは自然の液体の流れにインスパイアされています。複雑な形状の脚部は、運搬に有利なようにいくつかのパーツにわかれています。
氷や雪の自然の美しさにインスピレーションを得たグラスが、Arctic Glassesです。氷のようなクリアガラスのものと、サンドブラストを施して霜を模した、2つのバージョンがあります。
Morphogenesisは、来年初頭に発表予定のラウンジチェアです。こちらもまた、複雑な形状のフレームを持っています。
Timothy Schreiberは、先端テクノロジーとデジタルを駆使し、新しい家具の可能性を常に探求し続けています。
Cheers Tim for your cooperations.
Looking forward to your new works.