
Boo

Peek Low

AirFlake Blade

Sting
ストックホルムで活動しているプロダクトデザイナーの Stefan Borselius 。
Stefanは、家具製作の名門校といわれるCarl Malmsten CTD やKonstfackで家具デザインとインテリア建築を学んでいます。Konstfackでの修士製作では、自動車メーカーのVolvoと共同で、ショールームのためのイージーチェアをデザインしました。
現在は自身のスタジオ BORSELIUS DESIGN を構え、Bla StationやAlmedahlsなどスウェーデンのメーカーを中心としたクライアントから作品を発表しています。
Boo、Peek LowはともにBla Stationから発表されているイスです。Booは2008年の新作になります。Stefanは、イスの上部がすっぽりとシェルターのようになるPeekabooという個性的なイージーチェアを2005年にBla Stationから発表していますが、BooとPeekはどちらも、そのPeekabooのデザインを踏襲したものです。限られたスペースで、いかに快適な空間を生み出すことができるかということに焦点をあてています。
AirFlake Bladeは、Abstractaから発表されている間仕切り用のスクリーンです。フェルトでできた6角形のパネルを組み合わせて使用します。いくつかの種類とカラーが用意されているので、自由にレイアウトができます。素材にフェルトを用いているので吸音効果があり、インテリアとしてだけでなく機能的なスクリーンとして空間を区切ることができます。
親交の深いFredrik MattsonとのコラボレーションであるStingは、Stefanの代表作のひとつでもあります。座面は押し出し成型によるアルミニウムを使用しているために大変軽く、専用の台車には50台までスタッキングすることができます。精度が高く美しいフォルムのStingは、red dot やエルデコのEDIDAをはじめ様々な賞を受賞しています。また、National Museum of Swedenに収蔵されるなど非常に高い評価を得ています。
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Fredrik Mattson