
Eva Solo Wastebin by Tools Design

G650 Xcoutry by BMW Design Group

Generica by Kulling Identity AG

Kuvert by Stefan Diez
red dot や IF Design Award など、多くのデザインアワードで有名なドイツですが、その中でDESIGNPREISはprize of prizes(賞の中の賞)と呼ばれている非常に審査基準の厳しいアワードです。
アワードへの参加条件として、参加作品は過去に国際的に認識されているデザインアワードを受賞している必要があります。また、参加企業は連邦政府や経済産業省の推薦を受けている必要があり、これらの高いハードルがDESIGNPREISを賞の中の賞と知らしめている所以でもあります。
DESIGNPREISはドイツの連邦政府公認のデザインアワードで、経済産業省が主導となってThe German Design Council(ドイツデザイン協議会)が運営しています。政府公認のアワードということと、類まれなる厳しい参加条件とが相まって、DESIGNPREISは非常に名誉あるデザインアワードとして位置づけられています。
2008年は1.023の作品がエントリーされ、その中から金賞を5作品が、銀賞を20作品が受賞しました。中にはFiatのTVコマーシャルなど、プロダクト以外の受賞作品もあります。
Eva soloによるWastebin、BWWのオートバイ G650は、共に金賞の受賞作品です。このほかにオランダのバス・洗面用品メーカー Marike の洗面台など3作品が金賞を受賞しました。
スイスの医薬品メーカー Helvepharm の商品Genericaのパッケージング、Stefan DiezデザインのAuthenticsのバッグKuvertは、銀賞の受賞作品です。このほか幅広いデザイン分野の18作品が銀賞を受賞しています。
2009年のDESIGNPREISのエントリーは既に始まっており、7月の末日がデッドラインとなっています。8月の下旬には審査が行われ、9月には審査結果がでる予定です。