Aug 26, 2009

Kettal : new collections





Maia


ZigZag


Landscape

スペイン、バルセロナの家具メーカー Kettal が9月のMaison et Objetで新作となるコレクションをいくつか発表します。

MaiaはPatricia Urquioraがデザインしたアウトドア用のファーニチャーコレクションです。これまでにもイージーチェアやデイベッドなど様々なアイテムがシリーズとしてリリースされていますが、今回の新作EGGは吊り下げ式のラウンジチェアで、シェルターのようなフレームが宙に浮かぶように体を包み込みます。座面のクッションにはシェニール糸のファブリック使用しており、こちらのパターンもPatricia Urquioraがデザインしています。Maiaは、Bombay Sapphire Design Exhibition 2008で、同じくスペインのデザイナー Javiel Mariscal によって今世紀最も優れたデザインのひとつとして賞賛を受けました。
ZigZagは、バルセロナのEmiliana Design Studioによる新作です。無数のワイヤーを用いた幾何学的なフォルムのZigZagコレクションは、サイドテーブルやスツール、プラントポットなどで構成されています。
Kettalのデザインチーム Kettal Studioが手がけたLandscapeは、細くストレートなフレームとスクウェアなクッションフォームを持つニューコレクションです。シリーズにはソファやデイベッド、サイドテーブルなどがラインナップします。


以前の関連記事はこちらです。
Kettal
Estudio Mariscal
posted by DL at 14:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 24, 2009

Marco Acerbis


Kloe




Fly


Superego

イタリア北部のBergamoで活動するデザイナー Marco Acerbis
彼は、ミラノのPolitecnicoで建築を学び、その後、渡英し建築家のNorman Foster卿のもとでImperial College CampusやCapital City Academyなどの大規模建造物のプロジェクトに携わりました。2004年にイタリアに帰国すると、自身のスタジオを設立し、建築だけではなくインテリアやプロダクトデザインなどこれまでに多くの手がけています。
特にプロダクトデザイン分野ではすぐに頭角を現し、2004年にFontana ArteからリリースしたVertigo floor lampは発表後まもなく評判となり、現在はVitra Design Museumにも収蔵されています。また、いくつかの作品でred dot やCompasso d'Oro ADI などのデザインアワードを受賞しています。

Kloeは、イタリアのDesaltoからリリースされているアームチェアです。ソフトネスとサプライズをコンセプトにしており、全体を曲線的なラインで構成しています。真横から見ると、座面部分とフレーム部分の間が、くの字型にくりぬかれたような中空構造となっており、正面から眺めたときとは異なる印象を与えます。Kloeは、2009年のred dot Design Award 受賞作品です。
AliasからリリースされているFlyもまた、曲線に焦点をあてていますが、こちらはFlyの名が表すとおり軽くシャープなラインとなっています。座面とバックレストの表面にのみツヤ加工が施され、側面や脚などその他の面はマットに仕上げられています。2種類の異なる仕上げを施すことで、一体成型の単一な素材感に多面的なテクスチャーをあたえています。
Superegoは、Acerbis Internationalから2007年に発表された革新的なデザインと機能を持つサイドボードです。ラウンドフォルムの大きな2枚の扉は独自のアームシステムにより、もう一方の扉に重なるように大きくスライドします。サイドボードの内側には照明が組み込まれており、フロントパネルを開けると自動的に内部を照らす仕組みになっています。
posted by DL at 15:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 21, 2009

Philippe Nigro


Twin chair




Intersection


Twist

イタリアのミラノで活動するフランス人デザイナーのPhilippe Nigro
彼はリヨンのLa Martiniereでインダストリアルデザインを学び、パリのEcole Boulleでプロダクトデザインと家具デザインを学びました。1999年よりフリーランスのデザイナーとして活動をはじめ、現在はイタリアを拠点にプロダクトや家具、インテリアなど多くのデザインプロジェクトを手がけています。
フランスのVIAとの関わりも深く、2005年よりいくつかの作品がProject Asistance Grantsに選ばれています。VIAのサポートのもと発展させたプロジェクトのいくつかは、イタリアメーカーなどから商品化されました。
また、2009年のミラノでデビューを飾ったイタリアの新鋭メーカーSkitschから作品が発表されるなど、近年、次々と斬新なアイデアをリリースしています。

Twinは2in1のスタッキングチェアーですが、スタッキングした状態でも使用できます。2つのイスは異なるマテリアルとデザインで、重ねた状態のときには素材のコンビネーションがイスの特徴に活かされ、個別では全くテイストの異なる2つのイスとして使用することができます。また、2つの異素材が別々に分かれることから、リサイクルが容易であるというメリットもあります。Twinは2009年のVIA Projects Assistance Grants入選作品です。
異なるカラーのソファが溶け合うように接合され、色のグラデーションを織り成すIntersectionは、2008年にデザインされた作品です。その後、若干のモディファイが加えられたIntersectionは、Confluencesと名を変え翌2009年にフランスのLigne Rosetのニューコレクションとして発表されました。Confluencesは、VIAの選定するVIA Labels 2009を受賞しています。
Twistは、イタリアのFelice Rossiからリリースされているアームチェアです。その名の通り、ねじれたイスのようにバックレストに角度がつけられています。バックレストの向きは左右どちらも用意されており、並列した2つのTwistに腰をかけると、互いの体がわずかに向き合うようになります。


以前の関連記事はこちらです。
Labels VIA '09
posted by DL at 14:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 07, 2009

Minja Kolehmainen


side chair (c)Steven Pocock


(c)Steven Pocock


aino (c)Iiro Muttilainen


(c)Iiro Muttilainen


side table

フィンランド出身のMinja Kolehmainen は、イギリス、RochesterのUCA(University for the Creative Arts)を2009年に卒業したばかりの若手デザイナーです。
彼女が得意とするのは木工を用いた家具デザインで、新技術を取り入れつつ伝統的な趣をのこす作品を制作しています。そのどれもが、革新技術を部分的に使用してつくられていながらハンドメイドのような温かみをもっており、近代技術によってのみ可能なディテールでいて、全体的な表情はクラシカルです。
彼女は特に過去の家具やオブジェクトの装飾的で絢爛なフォルムにインスピレーションを得ています。しかしながら、そういったデコラティブな要素を当世の家具に取り入れるだけでなく、実生活できちんと使用することができる機能性にも同等の重点を置いています。

side chairは、ルイ16世時代の家具にインスピレーションを得たサイドチェアです。一見すると座面はファブリックを張った通常のクッションのようですが、実際にはビーチ材とウォールナット材を組み合わせてファブリックのようなパターンを作っています。なだらかな曲面を描く座面部などの木材はCNCで切り出され、それをハンドメイドで組み立てて製作しています。近代技術と職人技術のコンビネーションによって生まれた作品です。
ainoはアダム様式の長いすに影響を受けています。ainoもside chair 同様に木材をクッションに見立てていますが、バーチ材の合板を使用することで、柔軟な座り心地とファブリックのような触感を再現しています。また、表面に緻密な細工を施すことで視覚的にもファブリックを連想させます。
side table は、手作業による木材加工の実験的な試みとして製作されたものです。伝統を象徴する装飾的な脚と現代的な合板という組み合わせで新旧のコントラストを表現しています。また、木材の持つ元来の質素さと、それと相反する装飾という要素がもうひとつの対比となっています。
posted by DL at 14:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 04, 2009

e15


CH04 HOUDINI
designed by Stefan Diez



SH05 ARIE
designed by Arik Levy



CM05 HABIBI
designed by Philipp Mainzer



ST04 BACKENZAHN
designed by Philipp Mainzer

images (c) e15 / www.e15.com



上質なマテリアルとクオリティー、タイムレスなデザインを追求する家具メーカーの e15 は、自身も製品のデザインを手がける建築家のPhilipp Mainzer と プロダクトデザイナーの Florian Asche によって1995年にロンドンで設立されました。
設立当初はロンドンでテーブルのみを扱っていましたが、後にドイツに活動の場を移し、現在ではフランクフルト近郊のOberurselを拠点にテーブルだけではなくイスや収納、照明などインテリア家具全般を手がけています。
2009年の4月にはミラノのVia Tortona地区にイタリアで初となるショールームをオープンし、新作を含めたe15のコレクションを展開しています。

CH04 HOUDINIは、2009年4月に発表されたStefan Diezデザインの新作です。材質にはオーク材の合板を使用し、航空機の製造に用いられている技術を応用しています。シートとバックレストは独立したベニヤで構成されており、2Dのバックレストは手曲げで造形され釘やネジを一切使わずにシート部分に接合されています。特殊な技術を用いたHOUDINIは、一体成型や3Dベニヤのシェルとは異なる独特なフォルムを持つ新しい木製チェアです。
Arik Lebyによる SH05 ARIE は、2009年のIMM Cologneで発表されたシェルビングユニットです。ジョイントパーツを使用することでモジュールを連結することができ、スペースにあわせた自由なレイアウトが可能です。ARIEは、red dot Deisgn Award、そしてInterior Innovation Award Cologneと2つのアワードを受賞し、また、Design Award of the Federal Republic of Germany 2010 へとノミネートされています。
CM05 HABIBIは、Philipp Mainzerによるサイドテーブルです。真鍮、銅、ステンレスと3種類のマテリアルを使用した天板は全てハンドメイドで鍛え磨かれています。天板とフレームは分離式なので、天板のみをトレーとして使用することもできます。Philipp Mainzerは、e15の創始者でもありますが、優れたデザイナーとしてもブランド創設以来、数々のデザインをe15から発表してきました。1996年にデザインしたスツール ST04 BACKENZAHNは、非常にボールドなラインが特徴的で、現在でもe15を代表する作品としてコレクションにラインナップしています。
posted by DL at 14:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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