Mar 12, 2009

Kokoomo


Samurai


Vakka


Voltti


Heija

フィンランドの Kokoomo は、Ari Kanerva、Mikael Mantila、Terhi Tuominen、Timo Ripatti、Kai Korhonen、Jitan V Patel の6人のデザイナーによるコラボレーションユニットです。
彼らは、それぞれが個別のデザインやプロジェクトを進めるデザイナーや建築家ですが、2006年にKokoomoを結成し、ミニマルでありながら贅沢なデザインをモットーに空間デザインや家具デザインの分野で活動しています。
ユニット名のkokoomoというフィンランド語は、ばらばらのものを一つに結合させる場所という意味を持っています。

Samuraiは、Ari Kanervaがデザインした、柔らかなシートのソファのようなロッキングチェアです。ロッキングのための2本の脚が、武士の刀のような曲線を描いていることからSamuraiと名づけられています。シート部は極めてシンプルなフォルムですが、突き出た2本の脚がSamuraiを特徴づけています。
Vakkaもルーツを日本的なインスピレーションに持つイスです。Timo RipattiによるVakkaの、一枚の紙を折り曲げて作ったかのようなフォルムは、日本の折り紙を連想させます。眺める角度によって様々な表情を見せる、多面性を持ったイージーチェアです。
Mikael MantilaがデザインしたVolttiは、プラグからバルブまでをひと続きの線で描いたフロアランプです。シェード部分はスプリングのように螺旋を描いており、シェードを通した光は独特の陰影を周囲に投げかけます。
スチールフレームの弾性をいかしたHeijaは、Kai Korhonenによるデザインです。無数のバーチ材のロッドを連ねたシートをスチールのベースの上に敷くようにセットし、非常に薄くスリムな外観を維持しながら、リラックスできる快適な座り心地を追求しています。
これらの作品の多くは、2008年のSalone Satelliteで発表されたものです。
posted by DL at 14:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Mar 02, 2009

Simon Pengelly


Wiro


Stripey


hm85


hm83

イギリス、ロンドンにスタジオを構える Simon Pengelly
彼は8歳の頃から父親の作業場で家具作りを始め、家具職人として国内のコンペティションに入賞するほどの実力を持っています。Kingston University を卒業後は、Studio ConranやHabitatなどで経験を積み、1993年に自身のスタジオ Pengelly Design を設立しました。
早くから身につけた家具作りの経験、素材や加工技術への親和を活かした作品は、タイムレスでとりつきやすく、魂の込められた家具を作ろうという彼の熱い情熱に満ちています。彼の問題解決に対する実利的なアプローチは、控えめなデザインと熟練した技術をミックスした家具として結実し、デザインアワードを受賞するなど高い評価を得ています。

Wiroは、CNCワイヤーベンディングの技術を使用して作られたコーヒーテーブルです。直径6mmのスチールワイヤーを徐々に曲げてゆき、円形の天板、ねじれるようにゆるいカーブを描く脚部を一連のワイヤーで形作ってゆきます。MDFにテキスタイルを張ったオプションのコースターは裏面が波上になっており、天面のワイヤーに沿って置くことができるようになっています。
Stripeyは、扉にストライプのようなおうとつがつけられたキャビネットシリーズです。シリーズには扉が4枚のワイドなサイドボードから扉1枚の小さなベッドサイドチェスト、大きなワードローブまで様々で、カラーや素材にもバリエーションがあります。
Wiro、Stripeyは共にイタリアのModusから発表されました。
hm85は、イギリスのHitch Myliusからリリースされているイージーチェアです。スチールのフレームワークにCMHR(Combustion Modified High Resilience)というフォームをモールディングしています。バリエーションとしてヘッドレストのついたハイバックのものや、オットマンが用意されています。
hm83は、ジョイントして様々なフォーメーションを組むことができるラウンジ用のベンチです。単体でもY字型のベンチとして使用できるほか、六角形のような輪を描くように配置したり、ランダムにジョイントしたりとスペースに合わせた使いかたができます。Y字のちょうど中心部にサイドテーブルをセットしたものもあります。hm83もHitch Myliusからリリースされています。
posted by DL at 14:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Feb 19, 2009

FORM US WITH LOVE : new works


Boat Life


Rodeo


Mitab Hotel Collection


Work Lamp
photo: Niklas Alm


ストックホルムのデザイナー3人組、FORM US WITH LOVE(FUWL)の新作情報が届きました。

Boat Lifeはスウェーデンのキッチンウェアメーカーsagaformからリリースされたテーブルウェアのシリーズです。スウェーデンの多島海でのサマーライフにインスパイアされており、ボートを模ったボウルやオール型のサーバー、海に浮かぶブイのようなソルトアンドペッパーなど、夏の海を連想させる楽しいテーブルウェアになっています。
Rodeoは、Stockholm Furniture Fair 2009でMitabから発表されたコートハンガーです。ハンガーにはプラスチックボトルを再生したフェルトを使用しており、エコロジカルというだけでなく所作に伴うノイズを低減するというメリットがあります。スタンドは名前の通り、カウボーイの投げ縄をイメージしています。
Hotel Collectionは、FUWLとMitab、Nordic Sea Hotelのユニークなコラボレーションです。ホテルのラウンジのための家具をFUWLとMitabがデザインしました。プロジェクトは、ホテルのあらゆる職種の従業員や宿泊客など様々な関係者へのインタビューを行うなど入念なリサーチに基づいて進められました。清掃員はメンテナンス性を、給仕係はテーブルの高さを、宿泊客は快適なスペースを、とそれぞれの立場によって求める要素が異なるのですが、最終的にソファとコーヒーテーブル、ダイニングテーブルとダイニングチェアという4点が、多様な意見を汲んだうえで機能的にデザインされました。これらのプロトタイプはストックホルムデザインウィーク期間中にNordic Sea Hotel に展示されました。
Work Lampは、ガレージで使われているようなオーソドックスなランプをゴールドやクロームで仕上げ、室内照明として転化させたランプです。ハードな環境下でも使用できるタフな構造はそのままなので、耐久性に優れ、多少ラフに扱ってもその堅牢さに揺るぎはありません。


以前の関連記事はこちらです。
FORM US WITH LOVE
posted by DL at 14:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Feb 18, 2009

babaghuri : summer collection 2009









先日、都内のJurgenlehl(ヨーガンレール)本社で2009年夏物の展示会が開催されました。
ヨーガンレールは、オリジナルの良質な生地を用いたコレクションに定評のあるファッションレーベルですが、デザイナー本人のデザインによるホームコレクションもBabaghuri(ババグーリ)ラインとして展開しています。

南国のリゾート地を想わせるベッドは、石の土台の上にチーク材のフレームとポールを載せ、やわらかな白地の天蓋を張った天然感溢れる作品です。ゆったりとしたサイズなので、腰を掛けたり寝転んだりと非常にリラックスできる空間になっています。
ラタン素材の入れ子は、ラタンを二重にして編むことで外側と内側の両面をつややかな質感に仕上げています。ラタンのおもて面だけがカゴの表層になっているので、引っ掛かりが少なく見た目にも美しい入れ子のカゴです。
マダガスカル製の蚊取りは、薄いスチールプレートを手作業で加工して作っています。ハンドメイドならではの素朴な質感と蚊取りという古くからのアイテムが、懐古的なな雰囲気を現代生活に加えます。
ゆるく滑らかなカーブを描くフォルムが特徴的なダイニングセットには、竹の集成材が用いられています。竹は成長が非常に早いことで知られており、木材の代替材としても有望視されている素材です。また、軽く弾性に優れているというメリットがあります。しかし、家具として加工するには高い技術と相応の手間が必要となります。こちらのテーブルとスツールは国内の職人達によってきっちりと仕上げられており、竹ならではの質感を楽しむことが出来ます。
posted by DL at 12:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Feb 04, 2009

Farsen | Schoellhammer


Kippis


Suppenkaspar


Platzhalter


Snuggle Up designed by Nina Farsen

ベルリンのFarsen | Schoellhammerは、デザイナーのNina FarsenとIsabel Gruppによるコラボレーションユニットです。
2人は、the University of Arts Berlin でインダストリアルデザインを学び、2007年に同校を卒業しました。学生時代より、インターンシップなどでそれぞれ活動していましたが、卒業制作としてinVALIDというプロジェクトに共に取り組んで以来、2人はユニットとして活動しています。

Kippis、Suppenkaspar、Platzhalter はinVALIDプロジェクトの一環としてデザインされたものです。inVALIDは、物事の不完全さに焦点をあてたものですが、それを補う何かというのではなく、その不完全さそのものをポジティブな要素と捉えています。不完全なオブジェクトが別の見方によっては、完全なものになり得るというおもしろさをinVALIDの作品で表現しています。
kippisには、通常は棚の背面に斜めに入るスタビライザーがありません。これがないと棚は不安定になるのですが、それが逆に棚の自由度につながっています。棚板に角度をつけるなどの工夫をしているので、傾いていてもシェルフとして成立しています。
Suppenkasparは、脚が2本しかないテーブルのシリーズです。2本の脚のかわりに糸で重りを吊るして全体のバランスをとっています。最初に製作したものは10kgの球体の重りを使用していましたが、もうひとつのバリエーションでは重りと脚の先端を鋭くシェープして、より一層の浮遊感とシャープな印象をテーブルに与えています。
Platzhalterは、本の収納数によって大きくV字型に棚を広げることのできるブックシェルフです。本棚というものは往々にして、はちきれんばかりに本が詰め込まれるものですが、Platzhalterは文字通りはちきれます。棚板の中にもう一枚の板が格納されているので、棚を大きく左右に開くと棚板の長さが伸び、相当数の本を収納することができます。
このほか、inVALIDシリーズには、フラットにすることのできる16面体のスツールなどがあります。
Snuggle Upは、2人がユニットを組む以前にNina Farsenがデザインした磁器シリーズです。磁器製のボウルにネット状のラバーを被せることで、ソファーやクッションの上など不安定なところにも置くことができるようにしています。これは、特に若いひとたちがカウチやベッドの上など、テーブル以外の場所で飲食をすることが多いという現実に合わせてデザインされたものです。ラバーのネットには、内容物の熱が手に伝わるのを防ぐというメリットもあります。Snuggle Upは、2004年のRosenthal Design Award に入賞しています。
posted by DL at 11:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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