Jan 16, 2009

LOMME


LOMME





photos: Simon Sorted
(c) Cycle 13 Transformation Establishment


LOMME (Light Over Matter Mind Evolution) は、リヒテンシュタインのCycle 13が2008年の100% deignで発表したたまご型のベッドです。

デザイナーのAgnieszka Bernackaが以前よりアイデアとコンセプトを温めていたというLOMMEは、デザインだけでなく、人生の約3分の1ともいわれる睡眠に重点をおいて開発されました。2年に及ぶリサーチを経てデザインされたLOMMEには、快適な睡眠を得るための様々な工夫が凝らされています。
最も原始的なオーガニックシェイプのひとつでもあるたまご型のデザインは、外部からベッドを切り離すシェルターの役割を果たし、快眠に必要なリラックスした環境を生みます。シェルは電磁波や放射線を遮る機能を持ち、まさにシェルターとして安全な空間を確保します。また、LOMMEは自然光のように溶暗するライトやiPodなどを接続できるサウンドデバイスを備え、光と音によるセラピー効果も得ることができます。

快眠を追求し、そのための機能が充実したLOMMEですが、流麗なフォルムも秀逸で、2008年のred dot のProduct Design Awardを受賞しています。
posted by DL at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jan 08, 2009

Voxia




Oto


Eco


Tri

Voxiaはデンマークの建築家、 Peter Karpf がスウェーデンの家具メーカー Ifrom のためにデザインしたベニヤ合板の椅子コレクションです。

Peter Karpfは、Fritz Hansensで家具職人として経験を積んだ後にthe Copenhagen School of Arts and Craft でデザインを学びました。60年代にはArne JacobsenやGrete Jalkらとコラボレーションを行い、また、多くのデザインアワードも受賞しています。その彼が30年以上構想を経て完成させたのが、Voxiaコレクションです。
全てのVoxiaは、一枚のベニヤ合板を形成して作られています。あまたの試行錯誤を重ねて完成したVoxiaは、最大限の強度や安定性、曲げ加工の可能性を追求した結果であり、椅子のシェイプ自体が機能性や構造の上の課題への回答となっています。一枚の合板から作られるVoxiaは、廃材が最小であるということからエコロジカルで経済的な製品でもあります。
Voxiaというシリーズ名はラテン語のvox、人や動物の声、英語でいうところのvoiceという語からきています。

美しい曲線を持つOtoやプロトタイプのXusといったラウンジチェアを除き、Voxiaのほとんどの椅子やスツールがスタッキングできるようデザインされています。そのミニマルなデザインや機能性は高く評価され、シリーズのいくつかは、iF Design Award やred dot、 Bruno Mathson Prizeなどのデザインアワードを受賞しています。また、各国の美術館などにも多く収蔵されています。

Voxiaは、Peter Karpfの長年に渡る機能性と審美性、テクノロジーへの探求であり、そこから導き出した結論を合板一枚成型の椅子として体現した作品です。
posted by DL at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jan 05, 2009

Dave Keune : unannounced work


Loader


Foyer tables

EindhovenのDave Keuneから、過去の未発表作品の画像が送られてきました。

カップボードのLoaderは、2001年に発表されたPrefabfurniture というDIYで組み立てを行う家具コレクションの一貫としてデザインされたものです。Loaderを含め、Prefabシリーズのテーブルやイスは、部品が全てフラットに梱包され、最低限のスペースで輸送や収納ができるように配慮されています。また、使用される資材も最小限で低コストとなるようデザインされており、昨今、話題となっているサステナビリティーや経済危機にまさしく適った作品である、と判断しリバイバルすることに決めたということです。
Foyer tablesは、サステナビリティーという観点からは特筆するような作品ではありませんが、クリーンでシンプルなラインが特徴となっています。様々な大きさとシェイプのテーブルは、オランダ、TilburgにあるTheaters Tilburg内のカフェDe Foyer のインテリアとしてデザインされたものです。プロジェクトは、Buro Vormkrijgers時代の2007年のもので、デザインはSander Mulderとの共作になります。

以前の関連記事はこちらです。
Dave Keune
posted by DL at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Dec 25, 2008

voonwong&bensonsaw


Tripod


Slicebox


Crease
photo: Louis Girardi



Fragment

ロンドンをベースとするvoonwong&bensonsaw は、2001年にスタートした、デザイナーのVoon Wong とBenson Saw によるコラボレーションです。
異なるバックグラウンドで培ってきた二人の経験を集結させ、スタジオは家具やプロダクト、建築からインテリアデザインまで様々なジャンルのデザインを手がけています。特に建築プロジェクトに多く携わっており、ロンドンをはじめ中国やシンガポール、マレーシアといったアジア諸国を中心に、個人邸からコントラクトまで、多数の案件に関わってきました。

Tripodは、8mmのスチールロッドの組み合わせで構成されているスツールです。一見複雑な構造に見えますが、3つのU字型の脚部と、それらをつなぐ3つのフレームというシンプルな部品構成でできています。シート部はメッシュになっており、スチールロッドのみのフレームワークと相まって、スツールにより軽快な印象を与えています。
Sliceboxは正方形のコーヒーテーブルですが、大小ランダムにカットされた4つのピースに分割することができます。それぞれが、異なる大きさとフォルムのサイドテーブルとして使用することができ、正方形のコーヒーテーブルとは全く違った表情を楽しむことができます。バリエーションにある高光沢のラッカー仕上げのものは、より近代的で独特の佇まいを持っています。
CreaseとFragmentは、SETCASTというボーンチャイナのコレクションの一部です。SETCASTは、voonwong&bensonsawとAsianeraという中国有数のボーンチャイナメーカーとのコラボレーションによるもので、プレートやキャンドルホルダーなど6つのオブジェクトからなります。そのどれもが実際の日常生活で十分に使用できるものでありながら、建築学の要素を持った彫刻的な美しさを兼ね備えています。
posted by DL at 14:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Dec 15, 2008

DRIFT


Ghost Chair


Ghost Queen


Dandelight


Fragile Future by Lonneke Gordijn

オランダ、Eindhovenのデザインスタジオ DRIFT は、デザイナーの Ralph Nauta と Lonneke Gordijn によって2006年に設立されました。
彼らはともに The Design Academy Eindhoven でデザインを学んでおり、2005年に同校を卒業後、フリーランスデザイナーとしての経験を経て、翌2006年にDRIFTを立ち上げました。スタジオは、プロダクトデザインのほかに公共施設やインテリアのコンセプトデザインなども手がけています。
彼らは最新技術を駆使した作品づくりを得意としており、自然とSFからインスピレーションを受けているという作品は、観念論と人々の行動様式をつぶさに観察して得た実念論のミックスを表現しています。

Ghost コレクションは、2008年のミラノで発表されたDRIFTの新作です。6cm厚のplexiglasという硬質アクリル樹脂の内側にレーザー加工を施すことで、透明のシンプルで直線的なイスの内側に、奇妙に曲がりくねった、もうひとつのイスを浮かび上がらせています。Ghostはハンドメイドで作られており、内部のラインはランダムに描かれているよう見えますが、全て精密にデザインされたものです。DRIFTは、この内側の"ghost"を、今まで見たことも無いもので、且つ自然体でありながら、出来る限り3Dのシェイプを強調したものにデザインするよう努めたといいます。
Dandelightは、本物のタンポポの綿毛を使用したライトです。電池から直接のびる配線とブロンズのフレーム、LED電球に付けられた綿毛という非常にシンプルな構造ですが、自然と電子機器を美しく詩的に、そして簡潔に結び付けています。
Dandesightは、 Fragile Future という壁面のライティングモジュールのベースにもなっています。いくつもの電子回路と綿毛ライトのユニットを組み合わせたインスタレーション Fragile Future は、未来的な様相であると同時に、Dandelight同様、テクノロジーと自然の調和をたくみに表現しています。
Fragile Futureシリーズは、これまでにいくつもの展示会に参加し、数々のアワードを受賞しています。2008年には、German Design Council による Light of The Future 賞を受賞しました。
posted by DL at 14:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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