Dec 11, 2008

JOINE


NOVA by Maarten Baptist
photo: Anette Born



photo: Annette Born


Sofia by Maarten Baptist & Daniel Watze
photo: JOINE



photo: Joyce van de Ven

Eindhovenのデザインスタジオ JOINEは、デザイナーのMaarten Baptist が2008年にスタートさせました。
Marrten Baptistは、以前、WATdesignとしてニューヨークのJan Habrakenとコラボレーションを行い作品をリリースしてきましたが、WATdesignとしての活動を終了させた後に新たにJOINEを立ち上げました。

JOINEとして初の作品となるSofiaは、2008年のミラノで発表されました。デザインはDaniel Watzeとのコラボレーションです。ポールに開いた穴にハンガーを通し、そのハンガーへ別のハンガーを吊るすだけという非常にシンプルな構造ですが、生産する場所によって材質を変える design global, produce local というユニークなコンセプトを持っています。
これは、オランダではステンレススチールを、ロシアでは耐寒性のオーク材、日本では竹、というように、仕向や生産地にあった材質と技術を製造に用いようという考えです。これによって原材料の輸送を減らし生産コストを極力抑えることができ、また、その土地固有の技術を導入することでより高いクオリティーの製品を作ることができます。
NOVAは、Maarten Baptistの新作となるテーブルウェアシリーズです。8つのボウルやプレートからなるコレクションは、どれも均整のとれたものではなく、若干の歪みをもっています。
食器をはじめほとんどの家庭用品はラフスケッチを出発点とし、製品化する過程でコンピューターによって形を整えられブラッシュアップされてゆきます。その結果、整った美しいラインを得る一方で、ある程度均一化されたフォルムは、オリジナリティー失ってゆきます。Maarten Baptistは、ラフスケッチの段階のデザインを大切にし、ラフスケッチをプロセスの出発点ではなく終着点と捉えることで、NOVAをオリジナルで個性あるコレクションに仕上げています。
posted by DL at 14:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Dec 05, 2008

Brodie Neill


@chair
photo: Alex & Cocco



e-turn


intro
photo: Alex & Cocco



pop

ロンドンにスタジオを構える Brodie Neill は、流れるような斬新なフォルムの家具で近年注目を集めています。
オーストラリア出身のNeillは、the University of Tasmaniaを卒業後、the Rhode Island School of Design でデジタル技術によるデザインへのアプローチを発展させます。その後ニューヨークで経験を積み、渡英、そして自身のスタジオを設立しました。
彼の生み出す流線型の前衛的なコレクションは、すでにいくつかの国際見本市などで披露されており、2008年のタイムマガジン Most Influential Designs に選ばれるなど、着実にその名を広めています。

@chairとe-turnは共に、全て一続きのラインで形成されています。3Dモデリングによる座面とフレームはシームレスで、まるでメビウスの輪のようにねじれています。
e-turnは、2007年のミラノでイタリアのKundaliniから発表されました。ファイバーグラスを素材にハンドメイドで製作されています。
introもまたファイバーグラスを使用した作品です。ラッカー仕上げの表面は非常に艶やかで、座面下の3方向から大きく開いた空洞が、流線的なフォルムをより強調しています。
@chair、intro、そしてクローム仕上げのe-turnは、2008年のニューヨークデザインウィーク期間中、ファッションブティックのRubin Chapelle に展示されました。
popは、10月にロンドンのコベントガーデンで開催されたThe Covent Garden Super Designという展示会で発表された新作です。天板の両端がリボンのように伸び、複雑な軌跡を描いてフレームとなり、また、脚の役割を果たしています。展示会では、このほか、remixというアクリルやファイバーボード、チップボードなど様々な素材をラミネートし、CNCで加工したマルチカラーのラウンジチェアも同時に発表されました。
posted by DL at 13:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Dec 02, 2008

Wyller, Froystad & Klock


Kimono by Froystad


Bermuda by Klock


Trippel by Wyller, Froystad & Klock


Polly by Wyller, Froystad & Klock

ノルウェーのオスロを拠点とする Wyller, Froystad & Klock は、Oyvind Wyller、Marte Froystad、 Runa Klockの3人によるデザインユニットです。
2004年にKHiO(Oslo National Academy of the Arts)で出会った3人は、サステナブルで美しいプロダクトを世に送り出すというデザインへの共通の情熱を抱き、活動を共にしています。彼らはまだ学生でありながら、展示会などの経験も豊富で、2008年にはサローネサテリテや、ロンドンの100%Design での100% Norwayにも参加しています。

Kimonoは、日本の振袖にインスピレーションを得たアームチェアです。アームレスト部のスチールフレームが一部テキスタイルより露出しており、その様子が着物の袖口を連想させます。フレームのパイプを外部に見せることで、インナーの構造部とアウターのフォルムとに関連性を持たせています。
Bermudaもスチールパイプをフレームに用いたチェアです。独特な形状のフレームは、カンチレバー特有のしなりを持ち、快適な座り心地を生み出します。Bermudaは、必要最低限の部品で構成されており、簡単に分解、リサイクルができるようになっています。
Trippelは、3つの異なる大きさのトレイを持つテーブルです。フレーム、トレイ共に100%リサイクル可能なアルミのみを使用し、表面にはアルマイト(陽極処理)を施しています。アルマイト処理をすることで、アルミの強度をあげカラフルで耐性のあるテーブルに仕上げています。
長い毛足が特徴のカーペット Pollyは、spelauというノルウェーの野生種の羊から採れるウールを無漂白の麻に織り込んで作られています。天然のspelauウールは、つややかで独特なコシといきいきとした表情を持っており、そのウールを使用したPollyもまた、豊かな質感を持つカーペットとなっています。
posted by DL at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Dec 01, 2008

timothy ben furtniture : new work


Slab



ウェールズのCardiffをベースとする Tim Forrester の新作Slab は、非常にミニマルな引き出しです。

Slabは、文字通り見たままのシンプルな構造で、クリアなラインと機能が最大の特徴となっています。引き出しユニットには、オーストリア Blum社のBlumotinを採用しています。
Blumotionは、閉める力の強弱にかかわらず、ゆっくりと引き出しが格納されるシステムで、常に静かに引き出しを閉めることができます。このBlumotionのような機構を持つレールは、通常キッチンユニットで使用されることが多いのですが、Tim Forresterは、このシステムをインテリア家具に導入しました。
また、ヴィヴィッドなカラーもSlabの特徴のひとつで、全10色のカラーバリエーションが用意されています。


以前の関連記事はこちらです。
timothy ben furniture
posted by DL at 13:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Nov 28, 2008

MARK


Net by Sam Johnson


Slide by Anna Hart


Shaper by Kay+Stemmer


Ribbon by Tom Raffield

イギリス南西部のCornwall(コーンウォール)を本拠地とする新進メーカーのMARK 。ブランドの冠にProduct of Cornwallを謳い、コーンウォールブランドであることに誇りを持ち、全ての製品をコーンウォールで生産しています。
MARKは、デザイナーのAnna HartとJohn Millerによって設立され、2008年の100% Designでデビューしました。展示会で発表された14作品は、主にイギリスで活動する実力派デザイナーとのコラボレーションによるもので、コレクションは高い評価を得ました。
その後も、Elle Decoration for the British Design AwardsのBest New Brand賞にノミネートされるなど、順調な滑り出しを見せています。

Sam JohnsonによるNet Chairは、漁場で天日干しされるネットにインスパイアされています。ひとつひとつ異なる形状の39の部品を結合し、網目のパターンを再現しています。Netは、100% Designで the Blueprint Award for Best Interior Product を受賞しました。
Slideは、MARKの創設者でもあるAnna Hartによるデザインです。幅広のアームレストはサイドテーブルとしても使用でき、それにあわせて作業性の良い高さに調節されています。張地のバリエーションも豊富で、詰物はフォルムがくっきりとでる固めのフォームと、より柔らかなものと選ぶことが出来ます。
ロンドンベースの女性2人によるスタジオ Kay+Stemmer がデザインした Shaper は、サーフボードにも使われているBio Foamという素材を天板に用いたダイニングテーブルです。shaperはサーフボードを削る職人を意味する用語で、このテーブルもコーンウォールのサーフファクトリーで製造されています。コーンウォールはイギリス有数のサーフスポットとしても知られており、地場の技術や特色を活かした作品です。
いくつものリボンが絡み合ったような複雑な意匠のペンダントランプ Ribbon は、伝統的なスチームベンディングの曲木技術で作られています。デザインは、Sixixisの設立者のひとり Tom Raffield によるものです。Sixixisは現在活動を休止し、メンバーは個々の活動を行っています。
posted by DL at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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