Nov 11, 2008

Jo Meesters : new works


Odds & Ends, Bits & Pieces







オランダのアイントホーフェンで活動する Jo Meesters から新作の情報が届きましたので紹介します。

新作 Odds and Ends, Bits and Pieces は、シェルフやデイベッド、スツールなど4つの家具で構成されるコレクションで、今年のDutch Design Weekで発表されました。
コレクションに使用されているのは、廃材となった34本の木製の梁と16枚の売れ残ったブランケットで、これらを組み合わせることで日常で使用することのできる家具を製作しています。コレクションのタイトルとなっている Odds and Ends とBits and Piecesという表現は、どちらも半端物や残り物、細々としたがらくたというような意味を持っています。
Jo Meestersは、現在、廃材を再生させ再利用する TESTLAB という実験的なプロジェクトを進めており、今回のコレクションはその第一弾として発表されたものです。TESTLABでは、素材の可能性を探求し、また、それらが持つ背景を切り離して考えることで別の何か新しいものを作り出すことを試みています。これは、Jo Meestersが考えるサステナビリティーの原則に基づいたものであり、熟練技術や精巧さ、細部装飾など多様な要素を組み合わせることで素材や作品に感情的な価値を加えています。


以前の関連記事はこちらです。
Jo Meesters
posted by DL at 12:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 21, 2008

Roderick Vos : new product


Lotus



オランダ南部のHeusdenで活動する Roderick Vos から、新作の情報が送られてきましたので紹介します。

今回の新作 Lotusは、アルミを鋳造してつくった火鉢です。Lotusは、オランダの暖炉メーカー Tulp のためのプロトタイプのスケッチより生まれました。睡蓮の葉をイメージしたプレートは、直径約100cmほどと大ぶりで、内側には薪を積み上げやすいように波紋状のおうとつがつけられています。同一のプレートの大きさで、ベースが高いものと低いものの2種類のバリエーションがあります。
デザイナーのRoderick Vosは、まったくのシンプルな用具に、理知的なストーリーは必要ではない、といいます。また、彼は、Lotusは純粋に美しく、心地よい炎を楽しむだけでなく、使用していないときにも庭のオブジェクトとして成立する、と作品を説明しています。

Lotusは、リリースもとのTulpより、ベルギーのInterieur 08と、オランダのDutch Design Weekで発表されています。


以前の関連記事はこちらです。
Roderick Vos
posted by DL at 13:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 17, 2008

Ilkka Suppanen


Valo


Loop


Perho


Everyday Holy

ヘルシンキで活動するIlkka Suppanenは、the Technical University of Helsinki で建築を、the University of Art and Design Helsinki でインテリアと家具デザインを学んでしいます。学生時代より海外でも活動を行っていましたが、1995年に自身のスタジオ、Studio Suppanenを設立し、インテリアや家具、グラフィックなど幅広い分野のデザインを手がけています。
Ilkka Suppanenは、自身のスタジオ名のもと、数々のクライアントとプロジェクトを進める傍らで、フィンランドのデザイングループ Snowcrashのデザイナーとしての活動も行っています。Snowcrashは、1997年にSuppanenと3人のメンバーによって設立されたデザイングループで、ドイツでYoung Designer of the Year Award を受賞するなど、国際的にも高い評価を得ています。
また、Suppanenは、1996年以来、the University of Art and Design Helsinkiで教鞭を執っており、2007年には the International Alvar Aalto Design Seminar のチェアマンを務めるなど、デザイナーとしてだけではなく、幅広い分野でフィンランドのデザインに関わっています。

Valoは、2006年にイタリアの照明メーカー Leucosより発表されたスタンドライトです。手吹きガラスによって製作されたシェードは、伝統的なベネチアンデザインからインスピレーションを得ています。同様の技法を用いたテーブルランプも、同時期に発表されています。
Loopは、Design Seating for Design Eatingというプロジェクトの一環でデザインされたもので、イタリアのFornasarigからリリースされています。独特なフレームライン、木素材の美しい仕上げは、イタリアとフィンランドのクラフトマンシップの賜物です。
日本のE&Yからプロデュースされている Perhoは、床に直接座る日本文化と、イスに腰掛ける欧米文化のギャップに取り組んだイージーチェアです。そのため座面は高いところで40cm程度と、やや低めに設定されています。非常に軽いミニマルな構造は、最小限の材料で最大限の座り心地を追求した結果として生まれたものです。
Everyday Holyは、聖杯からインスピレーションを得たマグカップです。独特なフォルムは、飲み物の種類を選ばず、毎日のティータイムに使用することができ、スタッキングも可能にしています。Everyday Holyは、デンマークのMuutoよりリリースされています。
posted by DL at 13:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 03, 2008

Dave Keune


Sfere


Plint


Clover

オランダのEindhovenで活動するデザイナーのDave Keune
彼はDesign Academy Eindhovenでデザインを学び、同校を卒業するとすぐに独立し、デザイナーのSander Mulderとチームを組み、Buro Vormkrijgers というデザインスタジオを設立しました。その後、5年間にわたりBuro Vormkrijgersとしての活動を続けましたが、2008年の1月にチームを解散し、2人はそれぞれのプロジェクトを進行することとなりました。
現在、Keuneは、自身の名の下にプロダクトやインテリアのデザインを行っています。彼のデザインは、ミニマルで機能的なものが多く、素材やディテール、コンセプトなどにも熱心なこだわりを持っています。

Sfereは、非常にシンプルでクリアなデザインの花瓶です。材質はセラミックで、球状の花瓶には無数の穴が開けられたフタがついています。この穴に花を挿し、フラワーアレンジを楽しむことができます。また、このフタは表と裏の2通りの使い方でき、花瓶のフォルムを完全な球体から、上部がくぼんだ球体へと、自由に変えることができます。
Plintは、竹を使用したペンダントランプです。複数の短冊状の部品からなるシェードは、それぞれが竹の柔軟さを利用した可動式のフレームで連結されています。そのため、シェードは手で簡単に大きさを変えることでき、シェードの隙間を調節することで、ライトの光量を自在に操ることができます。Plintは、3種類の大きさで展開していますが、シェードの大きさを調節することができるので、より多くのバリエーションを楽しむことができます。
SferaとPlintは、共にDordrecht(南ホラント州)のPerleiからリリースされています。
コートスタンドのCloverは、上からのビューがクローバーのように見えることから、この名前がつけられています。1本のパイプがひと続きにループし、単一的なパターンの反復がシンプルで幾何学的なフォルムを生み出しています。Cloverは、Sander Mulderとのコラボレーションによるデザインで、Blits Designという新鋭レーベルからのリリースです。

Dave Keuneによるこれらの新作は、9/30〜10/5までアムステルダムで開催されている、Woonbeurs Amsterdam 2008という展示会で、各メーカーから発表されています。


以前の関連記事はこちらです。
Buro Vormkrijgers
posted by DL at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 01, 2008

Adrien Rovero


Saving Grace
photo: Olivier Pasqual



Portique
photo: Fabrice Gousset



Particule Stool
photo: Marie Flores



Dip1/3
photo: Milo Keller


スイスのRenensで活動するインダストリアルデザイナーのAdrien Rovero
彼はローザンヌのECALでインテリアデザインを学び、2004年に同校を卒業しています。在学中から各地のギャラリーなどで作品の展示を行っており、また、数々のアワードを受賞してきました。2006年には、Villa Noaillesのdesign PARADE 01で、Roveroのsize?というプロジェクトがJury Prize(審査員賞)を受賞しています。近年は、Big-GameなどのデザインユニットやSwarovskiといった企業とコラボレーションを行ったり、積極的に各地の展示会などに参加したりと、活動の幅をひろげています。

Saving Graceは、Droogのために製作されたプロトタイプで、様々なシェードからなるランプシリーズです。省エネタイプの蛍光灯を光源に使用しており、その蛍光灯のフォルムがガラスのシェードを通してうっすらと映し出されます。市場にでまわっている色々な種類のバルブに対応すべく、シェードも豊富なバリエーションとなっています。
Portiqueは、通常シーリングライトとして使用されるような大きなライトに脚をつけ、スタンドライトにしたものです。好みのイスをPortiqueの下へセットすれば、大きなライトは読書灯として最適な明かりを放ちます。Portiqueを屋根としてライトに照らされた空間は、独立した非常にリラックスとしたスペースとなります。Portiqueは、Christofleのアートディレクターを長年務めた故 Monica Danet にちなんだ Monica Danet Prize を受賞しています。
スタッキングが可能な3本脚のスツール、Particule Stoolは、工業用パレットと同じ原料である圧縮ウッドチップからできています。ウッドチップは天然由来のタンニンで接着されています。3つに分解されるパーツは、全て同じ型からモールドされており、製造と輸送という点で非常に合理的なデザインとなっています。
Dip1/3は、銀食器を工具の持ち手などに使用される液体ゴムでコーティングしたものです。高価な銀食器と、工業製品との対峙に新しい可能性を見出そうという試みです。このプロジェクトは、銀食器メーカーのChristofleとのコラボレーションによる、ECALのワークショップから生まれました。

以前の関連記事はこちらです。
Big-Game
posted by DL at 13:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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