Aug 12, 2008

Jehs + Laub


Space Lounge




Seltz


Cuvert

ドイツのStuttgartで活動するデザイナーデュオ、Jehs + Laub
Jehs + Laubのデザイナー、Markus Jehs と Jurgen Laub の2人が最初に出会ったのは、Schwabisch Gmund にあるシュヴェービッシュ・グミュント造形大学への入試試験のときでした。入学当初は互いをどちらかというと批判的な目で見ていたのですが、お互いに協力しあいなさいという教授のアドバイスにより、協働作業を始めました。すると、それがとてもうまくゆき、学生時代の2人はミラノでの作品展示を目標に据え、コラボレーションを続けました。
そして大学を卒業した2年後の1994年、2人はデザインスタジオのJehs + Laubを立ち上げます。
現在、スタジオは数々のクライアントから作品を発表しており、念願のミラノへの参加は、1997年にNemoというライティングメーカー(現在はCassinaグループと合併)から発表されたウォールランプ、Constellationの展示という形で、早々に実現しています。

Space LoungeはデンマークのFritz Hansenから発表されたラウンジチェアです。シェルには4つのパッドが取り付けられており、非常に快適な座り心地を実現しています。このパッドとシェルの結合には、自動車産業で用いられる技術が流用されています。また、シェルとフレームの結合部には4本のアームを用いており、フレキシブルで柔らかな動きをサポートしています。Space Loungeは、Jehs + LaubがMercedes Benzのショールームを手がけている時期にデザインされたもので、2つのプロジェクトが相互に良い影響をもたらしてています。
Seltzは、イタリアの家具メーカーAcerbisからリリースされています。シェル全体をファブリックやレザーなどのテキスタイルで覆い、独特の質感を出しています。テキスタイルを繋ぐジッパーがデザインのアクセントとなり、Seltzのオリジナリティを高めています。
Cuvertは、ドイツのCorが2008年のimm Cologneで発表した新作です。Cuvertは、封筒のようなユニークなフォルムをベースとしており、全体的に台形のラインで構成されています。シリーズのソファやアームチェアは、どれもが高いホールド性を誇り、上質な座り心地をもたらすようデザインされています。
posted by DL at 14:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 11, 2008

Pervisioni


Brickshelf


Jack


Cablet


Jolly Jumper

イタリアのボローニャで活動するデザインスタジオ Pervisioni は、オーストリア出身のPaul Kogelnig とスイス出身のGabriel Heusser によって2004年に設立されました。
出身国の異なる2人ですが、彼らは共にイタリア、Bolzano(ボルツァーノ)にあるデザインスクール Free University of Bolzano でインダストリアルデザインを学んでいます。2003年に同校を卒業すると、2人でスタジオを立ち上げ、プロダクトデザインを主として、インテリアやグラフィックなどのデザインに取り組んでいます。

Brickshelfは、ブロックと棚板の組み合わせによる最もシンプルな本棚にインスピレーションを得ています。Brickshelfで使用されるブロックは、無骨なイメージとは程遠い、本を抽象化したクリアなフォルムで、棚に収納される実際の本と美しい調和をとるよう計算されています。
Jackは、現代生活のニーズに応えるべくデザインされたテーブルです。Jackは、Lowtech for Hightech というプロジェクトのひとつで、ラップトップや携帯電話、iPodなど様々なマルチメディアが家庭に進出するなかで、それらをサポートする機能を持った家具というものがコンセプトになっています。テーブルの天板は左右にスライドし、中段にセットされたコンセントタップに機器のケーブルがアクセスできるようになっています。
Cabletもまた、Lowtech for Hightechプロジェクトの一環としてデザインされました。カーペットには、ケーブルを通すダクトが埋め込まれており、電化製品の電源コードなどをすっきりと通すことができます。このケーブルダクトには、柔らかい素材を用いており、フェルトのカーペットに違和感なく溶け込むよう工夫が凝らされています。Cabletはスイスのラグメーカー、Ruckstuhlとのコラボレーションによるものです。
Jolly Jumperは、安いオブジェクトに何か個性を加えることで、その価値を高めようというコンセプトに基づいています。良質な質感をもつJolly Jumperを被せることで、ありふれたIKEAのプラスチックチェアは、個性的なイスに生まれ変わります。Jolly Jumperは、ミラノのファッション産業が排出するテキスタイルの切れ端から作られています。デザインはPervidsioniとデザイナーのJim Hannon-Tanとのコラボレーションです。
posted by DL at 13:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 06, 2008

Stefan Schoning


Manabi Dream


Folder


Wifi


Ultra

ベルギーのアントワープで活動するデザイナーの Stefan Schoning
彼はアントワープのthe henry van de velde instituteでプロダクトデザインを学び、1994年に自身のデザインスタジオを設立しました。以来、ヨーロッパを中心としたクライアントのためにプロダクトからインテリア、パブリックデザインまで幅広いデザインを手がけています。
2001年には、自身のアイデアをよりフレキシブルに発表するためにPolylineというレーベルを立ち上げました。Polylineからは、Schoningの代表作のひとつでもある、Folderがリリースされています。
2004年にはベルギー国有鉄道、NMBS/SNCBのコーポレートアイデンティティをデザインするコンペティションで、First Prizeを受賞しました。このデザインは数カ国の展示会で公開され、後にIF Design Awardやred dot Design Award を受賞するなど高い評価を得ています。
その後も、フランドル政府による、信号機をリデザインするコンペティションで入賞を果たすなど、Stefan Schoningは、プロダクトデザインだけではなく、公共デザインの分野でも活躍しています。

Manabi DreamとFolderは、ともにStefan Schoningが自ら立ち上げたデザインレーベル、Polylineのためのデザインです。Manabi Dreamは、南米で栄えたインカ文明にインスピレーションを得たイスです。Manabiは、エクアドルの太平洋沿岸部の地方で、古くから様々な文明が栄えていた土地といわれています。
Folderは、Polylineからリリースされた最初のプロジェクトで、日本の折り紙に強く影響を受けています。ポリプロピレンのシートを折り曲げ、クリップで留めたシンプルな構造ですが、入念な検証により頑強な耐性を実現しています。
WifiとUltraは、イタリアのLiv'itというメーカーからリリースされています。
Wifiは、多目的に使用できるコーヒーテーブルで、天板は取り外し可能となっており、トレイとして使用できます。また、バスケット状のフレームには雑誌など様々なものを収納することができます。
Ultraは、非常にスリムなスタッキングチェアです。ポリプロピレンのシートがアルミのフレームにセットされた構造は、その全てが限りない薄さとスリムなフォルムのアンサンブルとしてデザインされています。
posted by DL at 13:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jul 31, 2008

spHaus


Ex.Pilot by Dodo Arslan


Black Betty by Filippo Dell'Orto


002.09 by Filippo Dell'Orto


Forrest by Gianluigi Landoni

ミラノの新鋭家具メーカー spHaus は、2004年にデザイナーの Filippo Dell'Orto の優れたビジネスマインドによってスタートしました。
ブランドコンセプトは明確で、デザイナー自身の創造性を発表することをまず第一にしています。しかし、これは現在のイタリアでは非常に難しいことで、それならば新しい会社を始めてしまおうとスタートしたのがspHausです。
spHausは、2004年のミラノでデビューを飾りましたが、当時のコレクションは、そのほとんどが Filippo Dell'Orto によるデザインでした。キューブリックの2001年宇宙の旅や、ルーカスの初期作品THX1138にインスピレーションを得たコレクションは、スペースエイジの要素を多分に盛り込んだ、シンプルながら機能的なものでした。
その後、spHausは毎年各国のデザインイベントに多数参加し、新しいコレクションを発表してきました。若手の実力派デザイナーも多く起用し、現在では家具だけでなくライティングや陶器などのアクセサリーまで、幅広いコレクションを展開しています。

Ex.Pilot は、Dodo Arslan による2008年の新作です。ジェット機のコックピットを連想させる独特なフォルムと長く伸びた背もたれは、座る人をしっかりとホールドし快適な座り心地を実現します。ウレタンフォームのシートは、スチールフレームでしっかりと補強されています。
Black Betty、002.09は、共にFilippo Dell'Orto によるデザインで初期の作品です。Black Bettyは、座面から背もたれが一続きの美しいラインを描くシェルチェアです。シェルにはハードポリウレタンが使用されています。
3本のフレームが十字に交差する002.09のテーブルトップにはMDFが用いられています。サイズは2種類で、240cmと280cmという大きな天板は、2枚のアルミプレートで補強されています。
Forrest は、Gianluigi Landoni デザインのルームディバイダーです。ランダムにスチールプレートが突き出る、自然の草木をモチーフとしたForrestには、パーティションだけではなく、コートハンガーとしての機能もあります。
posted by DL at 13:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jul 24, 2008

Marcello Ziliani


Flo


Tiffany


Lisa


Gogo

デザイナーのMarcello Ziliani は、ミラノのScuola Politecnica di Design(ミラノデザイン工科大学)でAchille Castiglioniの指導のもと建築を学びました。
彼は、プロダクトデザインやグラフィックデザインなどを手がける Studio Zetass のオーナーでもあり、優れたプロフェッショナルたちとともにプロジェクトの内側と外側、双方向からのアプローチを試みることを得意とします。
また、Ziliani はミラノをベースとする文化団体 ABC incontri sul progettono の設立メンバーのひとりであり、1993年から97年まで団体のプレジデントを務めています。
Marcello Zilianiの活動の場はイタリアだけでなく広く海外に及び、過去には数々のアワードを受賞しています。

FloはMagisよりリリースされた折りたたみ式の脚立です。脚立というと無骨なツールというイメージがありますが、Floは軽量なアルミのフレームとカラフルなABS樹脂の組み合わせで、室内でも違和感なく使用できるインテリアアクセサリーとなっています。より安定して脚立上での作業がに行える、長く伸びる伸縮式のハンドルもFloの特徴のひとつです。
TiffanyとLisaはともに、イタリアのCaspriniというメーカーより発表されているイスです。Tiffanyは、室内外どちらでも使用できるスタッキングチェアで、製造にはガスインジェクションなどの成型技術を用いています。表面には傷がつきにくく、紫外線への耐性も高い加工が施されています。Lisaは片持ちカンチレバー構造のイスで、湾曲した座面には木目の美しいオーク材が使用されています。
Gogoはスタッキングが可能なシンプルなシェルチェアですが、ベースにはウッドやスチール、スイベルなどのバリエーションがあります。シェルにはポリプロピレンが用いられています。
posted by DL at 14:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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