Jan 18, 2008

KEISUKE KAWASE DESIGN


CAST


Desk top PC tray


Wilt


Tension pen stand

2007年の3月に多摩美術大学を卒業したばかりの若手デザイナー、川瀬 恵輔 氏。彼は在学中の2004年からフリーランスデザイナーの活動を始めました。
川瀬氏はKEISUKE KAWASE DESIGNとしてプロダクトデザイン、空間デザインを主に手がけています。2004年6月にスウェーデン大使館で開催されたSwedish Update では、デザインエキスプレス展&ミッドサマーカフェの会場デザインを手がけました。また、04年から06年までは、Swedish Style Tokyoの会場デザインアシスタントを務めています。
プロダクトデザインでは、2006・07年とStockholm Furniture Fairのgreenhouse展に参加し作品を発表しています。2007年にストックホルムで発表したOn the tableシリーズは会場で高い評価を得て、同フェアの Up and coming, 6 promising young designersに選出されています。

CASTは2007年に発表された、テーブルのある空間から構成される家具シリーズ、On the tableのひとつで、スウェーデンを拠点として活動しているインダストリアルデザイナー、堀越 秀樹 氏とのコラボレーションによるものです。天板部のフレームは2層構造になっており、格子状のフレームに自由に天板をレイアウトすることができます。ピエト・モンドリアンのキュービズムを彷彿とさせるフレームデザインが秀逸なテーブルです。
Desk top PC tray、Wilt も共にOn the tableシリーズの作品です。Desk top PC trayは、天板にPCのディスプレイと下にキーボードを収納することができるスチール製の卓上トレイです。DesktopPC trayには、脚が4本のものと8本のものがあります。
Wiltは素材に建材として使用される壁紙を使用したペンダントランプです。1枚のテキスタイルが風呂敷のようにバルブを包み込み、平面的な格子柄の素材に3Dの立体感を与えています。壁紙のほかに、洗いをかけた革を素材に用いたものがラインナップされています。
Tensionは2006年のストックホルムで発表された作品で、シリーズにはペンスタンドと一輪挿しがあります。ペンスタンドでは、ペンを直立させるという非日常的な要素が卓上にささやかな緊張感を演出します。Tensionは、ハニカム構造になっており、複数をつなげることが可能です。

現在フリーランスで活動する川瀬氏は、今後、スウェーデンのKonstfackへの留学を計画しており、ストックホルムをベースに現地の若手デザイナーなどとのコラボレーションを行い発表してゆく予定です。
国際的なデザイナーを目指し、新たな一歩を歩み始める川瀬 恵輔 氏。彼の今後の活動に注目してゆきたいです。
posted by DL at 11:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jan 11, 2008

Johanna Egnell


He table


Cosy


Click


Mata

スウェーデン、ストックホルムで活動するデザイナーの Johanna Egnell
彼女はBeckmans School of Designでデザインを学んでいます。Johannaは、2000年にIKEAからの奨学金を得て6ヶ月間デザイン部門を経験しました。また、同年にClaesson Koivisto Runeからの奨学金でVitraのワークショップに参加しています。
彼女はその後、2001年にデザイナーのHelena Bodin と bodinegnell を設立しました。2005年にJohannaは独立しますが、同じくBeckmansの卒業生であるデザイナーの Helena Allard と頻繁にコラボレーションを行っています。
Johannaは、David DesignやSwedese、IKEAというスウェーデンの大手メーカーをクライアントに持ち、幅広くプロダクトデザインを行っています。また、インテリアデザインの分野でもオフィスや店舗のデザインを行っています。

Heは、David Designからリリースされているテーブルです。天板にはMDFが使用されています。同じ画像にあるイスはJohannaのデザインではなく、Jon Lindstromによるスタッキングチェアー Swave です。
Cozyはスウェーデンの家具メーカー Fogia から発表されたソファです。CozyはHelena Allardとのコラボレーションによって生まれました。ソファのサイズは215cmx92cmあるので大人2人がゆったりと寛ぐことができます。
ClickはSwedeseからリリースされているイージーチェアです。イスの脚は4本のものと回転するスウィベルのものがあります。Clickは、2001年にbodinegnell名義でデザインされたものです。後にスツールやベンチなどバリエーションを増やしています。
MataはIKEAからの子供用の食器です。日本のIKEAでも売り出され人気があったので、見覚えのあるかたも多いのではと思います。家具デザインの多いJohannaですが、Mataは他の作品とは趣の異なるユニークなデザインです。こちらもbodinegnellのデザインになります。

posted by DL at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jan 10, 2008

VUJJ


Apollo


Lux


Alog


photo by Carlo Draisci

スウェーデン、スコーネ地方マルメの家具メーカー VUJJ
VUJJは2006年、デザイナーのArtur Moustafa と Jonas Nordgrenが、メキシコの大手ベッドマットレスメーカー Grupo Selther と共に設立しました。ArthurとJonasは、Artur&Jonasというデザインチームとして活動しています。
VUJJはスコーネ地方に息吹く家具デザインの歴史と、新しいサブカルチャーの感覚のブレンドを求めています。彼らは若手のデザイナーを起用し、デザイナーの知名度にとらわれずに作品そのものをコレクションの選定基準とします。そのポリシーは、VUJJが若手デザイナーのプラットフォームになり、常にマルメのサブカルチャーの先駆者であろうという考えに基づいています。VUJJは伝統を重んじ地方に根付いた活動を基本としていますが、新しいものを求める姿勢は決して忘れません。

Apolloは、Artur & Jonasによるイージーチェアです。シェルはグラスファイバーポリエステルで出来ています。その上にファブリックやレザーのシートが据えられます。すっきりとしたシェルや脚のフォルムは、視覚的な明快さと座り心地が考えられています。
Penny Forlanoによるテーブル Lux は、エポキシで補強されたカーボンファイバー製です。そのためW240cmxD120cmという大きさにも関わらず、一人で持ち運べるほどの軽さを実現しています。Luxは2006年に、Australian Design Awardを受賞しています。
壁に据付けるシェルフのAlogは、Johannes Herbertsson & Karl Henrik Rennstamといういデザイナーの作品です。MDF製のプレートに自由に棚板を取り付けて使用します。棚板はプレートの溝にはめ込む方式で、簡単に移動させることができます。Alogはグラフィックデザインの要素を多分に取り入れており、シェルフとしてだけでなく、ひとつのディスプレイとして楽しむことができます。

4枚目の画像は、VUJJのデビューとなる London Design Festival 2006 での110% VUJJの展示の様子。ロンドンでのVUJJのファーストコレクション発表は成功を収め、2007年にはストックホルムやミラノのデザインウィークにも参加しています。
posted by DL at 12:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jan 09, 2008

Hommin


Bird Light




Birdmarker


Trashcan

Homminは、スウェーデンのデザイナー Hung-Ming Chen によるプロジェクトです。
彼はスウェーデンのデザイン学校 Konstfack でデザインを学ぶ傍ら、自身のスタジオで活動しています。また、彼はChen&Karlssonというデザインチームの一員でもあります。

Homminのバードデザインは、ストックホルムの自然の中で快活に歌い、空を羽ばたく小鳥たちにインスピレーションを得ています。
Bird Lightは、電球に直接取り付けるランプシェードです。一枚のスチールプレートにエッチングを施し、空を舞う鳥を再現しています。Bird Lightの構造を完成させるために、彼はダンボールでプロトタイプを作り、試行錯誤を重ねたといいます。
Bird Lightは2007年のTokyo Designers Week期間中に、Blickfangの会場で展示されました。2枚目の画像はその時のものです。
Birdmarkerも小鳥を模ったブックマーカーです。羽の部分を本や手帳などに挟みます。使用するとちょうど本の上部から小鳥が頭部をのぞかせるようになっており、とても愛らしいです。
Trashcanは、4つの洗濯バサミを持つ簡易ゴミ入れです。2つの部品を交差させるように組み立てて使用します。コンセプトや構造が明快で、パッケージングにも優れています。

Bird Lightは、現在スウェーデンのデザイン雑貨店 Design Torget で取り扱われています。2008年には、日本を始め台湾やシンガポール、アメリカなど幅広く展開してゆくそうです。
Homminは、今年のストックホルムやミラノでの展示会に参加する予定です。日本でも彼の製品がリリースされることもあり、今後注目を浴びそうなデザイナーのひとりです。
posted by DL at 12:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jan 07, 2008

Autoban


Sleepy


Bergere


Magnolia


Muzedechanga

トルコのイスタンブールを拠点とするデザインスタジオ Autoban は、Seyhan Ozdemir と Sefer Caglar の2人によって設立されました。
Seyhanは建築を、Seferはインテリアデザインをイスタンブールのthe Mimar Sinan Fine Arts Universityで学んでおり、2人は大学在学中に出会っています。1998年に大学を卒業した後は、それぞれが十分な経験を積み2003年に彼らはAutobanを立ち上げました。

Sleepyは2003年にデザインされたロッキングチェアです。脚からアームまでのフレームは、一枚の板から成ります。木のぬくもりと近代的な曲線が見事にマッチしています。Sleepyは2005年にリデザインされています。
Bergereもまた、美しい木目を活かしたチェアです。Sleepyとは対照的にボクシーなデザインとなっていますが、背もたれにつけられた傾斜などはエルゴノミクスに基づいています。
Magnoliaは、マグノリア(モクレン科の植物)にインスパイアされたペンダントランプです。バーチプライウッドを使用した6角形のプレートを数層重ねており、層の隙間から明かりが優しくもれるようになっています。

Autobanでは家具デザインだけでなく、店舗や個人邸のインテリアデザインなども手がけています。トルコのファッションブランド Vakko やコーヒーチェーンのThe House Cafeのインテリアも彼らがデザインしています。Autobanが手がけたイスタンブールのレストラン Muzedechanga は、WallpaperマガジンのBest Restaurant Award を受賞しています。
Autobanは2004年に、同じくWallpaperの5人のBest Young Designerに選ばれています。また、ロンドンでの100% Design でBest New Comerにノミネートされたりと、Autobanは近年着実に注目を集めつつあります。


posted by DL at 12:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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