Nov 19, 2007

Peter Andersson


Tilt


Sack


Rialto


Set Piece

スウェーデンのストックホルムで活動するフリーランスのデザイナー Peter Andersson
彼はKonstfackでインテリアデザインとファーニチャーデザインを学んでいます。Konstfackを卒業すると自身のスタジオを設立し、国内外のメーカーをクライアントに作品をリリースしてきました。スタジオはThomas BernstrandやMatti Klenellら数名のフリーランスデザイナーとシェアしています。なかでもMatti Klenellとは、数々の作品でコラボレーションしています。

2本の風変わりな脚を持つイスはTiltです。Tiltは前2本の脚を宙に浮かせ、後ろ2本の脚でブラブラとバランスを取ることができるユニークなイスです。子どもの頃に学校の学習イスでよくやっていた、あれです。後ろに転倒しないように、後方2本の脚はロッキングチェアのような形状をしています。TiltはSkona hem MagazineによるFurniture of the Year 2006を受賞しています。製品化はスウェーデンのNC Moblerです。
Sack、Rialtoもまた、NC Moblerからリリースされています。Sackは2007年の新作で、木製のフレームにテキスタイルのカバーを被せます。Rialtoは、木材の組み方に特徴のあるチェアとテーブルのシリーズです。テーブルの脚などもよくみると独特な組み方をしています。
Set Pieceは一見すると通常の1人掛ソファのようですが、ところどころの面の内装がむき出しになっています。このソファはイギリスのオンラインショッピングサイト、20LTDのために7個限定で製作されました。完全なリミテッドエディションということで価格も自動車一台分以上のものがついています。

Peter Anderssonは、各地の展示会に多数参加しており、様々な賞を受賞するなど高い評価を得ています。
最近では先のDesignTideにWe Are Going UndergroundのメンバーとしてThomas BernstrandやTAFら、スウェーデンのデザイナーたちと来日しました。
また、デザイナーとして活動する傍ら、2006年からはKonstfackで教鞭を執っています。

以前の関連記事はこちらになります。
DesignTide : vol.2
Bernstrand & Co
posted by DL at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(1) | furniture

Nov 15, 2007

Modus Furniture


Cocoon, Forest


OS


Multi


Slide

イギリス南西部のSomersetに Modus Furniture という家具メーカーがあります。
2000年に設立された比較的新しいメーカーなのですが、イギリス国内やヨーロッパのデザイナーを起用し、コンテンポラリーデザインを多数世に送り出しています。また、Modusは有名デザイナーだけではなく、若手デザイナーも積極的に発掘、採用しています。
Modusの製品のほとんどはホームファーニチャーなのですが、近年ではコントラクト向けの製品も手がけています。

Cocoonは、スウェーデンのClaesson Koivisto Runeによるソファセット。シリーズには2人掛のソファやクラブチェア、タブチェアがあります。アルミのベースはオプションですが、クリアなフォルムと非常によくマッチします。画像の後方にあるのは、同じくスウェーデンのデザイナー Monica Forster によるパーティション、Forestです。画像ではわかりづらいのですが、ステンレスのロッドにつけられているのはダイカットされたフェルトです。フェルトには数種のカラーが用意されています。
フレームにポリエステルのネットを張ったチェア OS は、ロンドンベースの Jonathan Prestwich によるデザインです。いたってシンプルですが、最先端テクノロジーの張地を使用しています。OSは、Wallpaper Design Award 2007のBest Dining Chairを受賞しています。
Multiは、イギリス人デザイナーのMichael Sodeauによるデザインで同シリーズのチェアもリリースされています。テーブルは2種類の高さと多数の天板の組み合わせで豊富なバリエーションです。Multiは、2007年のICFFでEditors' Awardを受賞しました。
数々のデザインアワードを受賞しているModusですが、最近ではSimon PengellyによるSlideというシェルフがEDIDAのBest British Design BrandとStorage部門にノミネートされました。

Modus Furitureは、決して多くはないイギリス家具メーカーの中でも傑出したデザインで一歩抜きんでています。彼らはデザインだけではなく、製品の製造過程における環境にも配慮をしています。家具メーカーとしての環境問題に対する高い意識にも好感が持てます。

以前の関連記事はこちらになります。
Claesson Koivisto Rune
Monica Forster

posted by DL at 12:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | furniture

Nov 14, 2007

How About Viktor


Fold Table and Stool


Hanabi


Robin Hook


Campanula

フィンランドのヘルシンキにスタジオを構えるデザインチーム、How About Viktor
チームは Marko Nenonen、Helga Lahtinen、Anna Salonen、Taina Lehtinen、
Yuki Abe の5人のデザイナーから成ります。彼らはファーニチャーデザインや建築、インテリアなどの分野でグループだけでなく、個人でも活動を行っています。
空間デザインを得意とするHow About Viktorですが、彼らが立ち上げた家具レーベルがVOWです。VOWは様々なネットワークを通して、彼らの作品を製品化していこうという試みです。
彼ら5人のデザイナーは、クリエイティブエンジンとしてのHow About Viktor名義で自由な創作活動を続ける傍ら、VOWというレーベルで家具ビジネスに参入していきます。VOWの製品は2008年のはじめ頃にリリースされる予定です。

Fold Table & Stoolは、独特の脚を持つテーブルとスツールです。foldというのは折るというような意を持つ単語ですが、多面的に折り曲げられた脚部は、どこか折り紙を連想させるデザインです。Hanabiもまた、日本文化に由来したようなデザインで、いくつものクッションをつなぎ合わせたようなイスです。
止まり木にとまった小鳥をそのままフックにしてしまったのが、Robinです。小鳥はセラミックでできています。近年のボタニカルデザインや自然をモチーフにしたアイテムとも相性がよさそうです。
Campanulaは、逆さまにした3つのコーンをつなげたシェードを持つペンダントランプです。シェード全体の直径が64cm程あるので、画像で見るよりも実物はおおぶりになります。シェード内外のカラーは数種が用意されています。

How About Viktorの最近の活動では、9/13〜9/21のHelsinki Design Week期間中にヘルシンキの街中を3台のワゴン車でまわる、移動式の Viktor on Wheels というユニークな展示を成功させています。
posted by DL at 12:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 30, 2007

Robert Stadler


Pentaphone


+336+


Drifters


Pools & Pouf!

フランスのパリにスタジオを構えるデザイナーの Robert Stadler
彼はミラノのIED(the Istituto Europeo di Design)でデザインを学んでいます。その後パリのENSCI(EcoleNationale Superieure de Creation Industrielle) で学び、1992年にデザイナーのLaurent Massaloux、Olivier SidetとともにRadi Designersというグループをパリで設立しました。
2000年からはグループと並行してソロでの活動を開始し、数々の作品を発表しています。

Pentaphoneは五角形を意味するペンタゴンをもじったフォンブースです。ボール型のボックスは周囲のノイズから隔離された空間を生み出します。携帯電話が主流となった現代では公衆電話が減少しています。電話ボックスに代わる周囲を気にせず電話の出来るプライベートな空間として、公共施設などに向いていそうです。
+336+ は、見た目は通常の鏡と変わりませんが、スパイ映画のような機能を持っています。+336+ は携帯電話からのSMS(ショートメッセージ)を受信します。人が鏡に近づくと電光掲示板のようにメッセージが鏡に流る仕組みになっています。驚くことにこの鏡はコンセプトモデルではなく限定生産で実際に販売されています。
Pools & Pouf!は、水溜りや部屋の隅に生えてきたキノコのような家具です。奇妙な形をしたソファやスツールは、その見た目と相反して伝統的なイギリスのチェスターフィールドスタイルのレザーが張られています。ひとつひとつに明確なフォルムはありませんが、家具のない世の中とはどのようなものかという問題からPools& Pouf!は派生しています。

Robert Stadlerはソロ、Radi Designersのグループ活動を通して様々なイベントやプロジェクトに参加しています。2001年には東京でのHappening2000/2001に参加しました。
posted by DL at 12:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | furniture

Oct 29, 2007

POLKA


Doosey Light


Short Set


Josephine Caraffe


Alma

オーストリアで注目されているデザインスタジオのひとつがPOLKAです。
POLKAは、2004年にMarie Rahm と Monica Singer の2人のプロダクトデザイナーによって設立されました。ウィーンをベースに活動し、家具やテーブルウェアなどのプロダクトデザインからグラフィックまでを手がけています。

Doosey Lightは、典型的なフォルムのシェードが3つ上下に連なったランプです。シェードには異なるパターンが組み合わされています。それぞれのファブリックは数量が限定されており、ファブリックの在庫が切れると次のパターンが新しく組み合わされます。少しずつパターンの組み合せが変わっていくので、常に新鮮な表情を持つ楽しいランプです。
Josephineは、オーストリアの老舗クリスタルガラスのメーカー、Lobmyerから発表されています。グラスがカラフェのくちに蓋のようにぴったりと収まるようになっています。カラフェはグラスをそのまま大きくしたような美しいフォルムで、飲みものを注いだときに雫がたれないようハンドポリッシュでエッジが仕上げられています。
Wittmann Mobelwerkstattenからの2007年の新作がAlmaです。POLKAは、このAlmaにマッチするダイニングテーブルもデザインしています。Almaの特徴は低い背もたれで、テーブルと組み合わせると独特の印象を与えます。ダイニングの中心はイスではなく、そこに座る人々であるというコンセプトを表しています。フェミニンで柔らかいAlmaのラインはWittmannのデザイン美学を完璧に体現しています。

POLKAは設立以来、ミラノサローネやロンドンの100%など多くの展示会に参加し注目を集めてきました。最近では&Forkという本の中で、Tom Dixonらによって100人の注目若手デザイナーに選ばれています。
posted by DL at 12:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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