Oct 26, 2007

For Use


90°


Satyr


Twist


2L bed

中・東欧をはじめとした国際色豊かなメンバーで構成される For Use 。メンバーは、Sven Jonke、Nikola Radelijkovic、Christoph Katzle、の3 人からなります。SvenとNikolaはクロアチアのZagreb(ザグレブ)で建築デザインを学び、Christophはウィーンで美術を学んでいます。
グループは1998年に結成され、クロアチアのザグレブとオーストリアのウィーンに事務所を構えます。クロアチアではJelenko HercogとToni Urodaの2人を加え、Numenという名義でグラフィックデザインも手がけています。
For Useでのファーニチャーデザインは、そのモダンなフォルムが高く評価されており、ZanottaやCappellini、Magisなど世界的な家具メーカーから作品を発表しています。

90°は真横から見ると90度の角を持つ正方形のような構造をしたイスです。正方形の全ての辺はそれぞれが接合するもう一辺よりも長くなっており、その辺が背もたれや脚となっています。90°は、イタリアのL'abbateから発表されており、アームチェアやバースツールも用意されています。
一方でSatyrは、三角形をモチーフとしたような構造となっています。脚部とフレームが三角に交差し、シート部にも傾斜がつけられることにより、いたるところに三角を連想させます。
Twistは2007年にMorosoから発表されたテーブルです。脚がねじれたようになっており、独特のアシンメトリーを形成しています。一見すると傾いているようにも見えますが、もちろん天板はフロアと並行です。

For Useは、家具のデザインだけではなく、劇場の舞台デザインなども手がけています。
ファーニチャーデザインのほとんどはFor Use名義でウィーン発となっていますが、クロアチアのNumenもザグレブでは活躍してるようです。クロアチアのデザイン事情はほとんど日本に入ってきていないので、For Useの活動を通してもう少し情報が入ってくればおもしろいのではと思います。

posted by DL at 12:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 18, 2007

Inga Sempe


Moel


Lampyre


Suspensions Plissees


Autocollants Moustaches

近年、各国の注目を集めているフランス人デザイナーの Inga Sempe
彼女は、パリのENSCIでデザインを学び、その後Marc NewsonやAndree Putmanらのもとで経験を積んでいます。2000年にはパリに自身のスタジオを構え、現在では世界有数のメーカーをクライアントに家具や照明などのデザインを行っています。クライアントにはCappelliniやedra、DavidDesignなどが名を連ねています。
彼女はこれまでフランスを中心とした展示会に参加し、いくつかの賞を受賞しています。2003年にはGrand Prix de la Creation endesign de la Ville de Parisを受賞しました。

Moel、Lampyreはともに2007年にLigne Rosetから発表された新作です。Moelは大型でゆったりとしたつくりと、張地のキルティング加工により大変心地のよいソファセットになっています。Moelシリーズにはソファ以外にもアームチェアやオットマンなどがラインナップされています。
Lampyreは、乳白色のガラスを素材に使用したテーブルランプです。画像はプロトタイプのペーパーモデルです。実際の製品化されたモデルとデザインに大きな違いは見られませんが、シェードの末端が若干変更されています。
無数のプリーツが特徴的なSuspensions Plisseesは、2003年にイタリアのCappelliniから発表されたものです。サイズやシェイプはいくつかあるのですが、平均して直径が1Mほどあります。画像ではわかりづらいのですが、かなりのボリュームとインパクトです。
Inga Sempeの少し変わった作品にAutocollants Moustachesがあります。これはフランスのDomesticのステッカーVynilへのデザインですが、植物と口ひげを組み合わせたユニークなグラフィックです。家具デザインが多い彼女ですが、グラフィックでも特殊な才能をいかんなく発揮しています。

Inga Sempeは、過去にBaccaratが主催した「10人の女性デザイナーによるバカラシャンデリア展」にも参加しています。様々な分野で取り上げられている彼女は、今後ますます注目を集めそうです。
posted by DL at 13:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 09, 2007

Anthony Dickens


Origami


Fifty


Timeline...


Rickshaw

ロンドンにスタジオを構え、ファーニチャーデザインやプロダクトデザインを行っている Anthony Dickens
彼はBuckinghamshire Chilterns University College で家具やプロダクトデザインについて学んでいます。学校を卒業した1997年、New Designers '97 展で彼のSenecioというライトが賞に入賞し、注目を集めました。
翌1998年には、ミラノでBritish Council主催の展示にTom Dixonらと参加しています。また、デザイン会社のJAMのパートナーとしてアウディやボーダフォンのコミッションを手がけました。同年に自身のスタジオを設立し、ヴーヴ・クリコやレッドブルなどのクライアントを持ち、プロダクトデザインを手がけています。現在では、ファーニチャーデザインを中心に活動しています。
Origamiは、もちろん日本の折り紙にインスパイアされたテーブルです。多数のデザイナーが折り紙モチーフの家具をデザインしていますが、やはり折り紙はまだまだ人気のようです。3つの部品にわけられた脚は、組み立てるのに工具もネジも使用しない構造になっています。こちらのテーブルはElle DecoのBritish Design Awardsにノミネートされています。
Fiftyは、今年の9月にイギリスのAnglepoise Ltdによって製品化されました。Fiftyはアームライトをちょうど半分にしたようなユニークなデザインです。
壁掛け式の時計 Timeline...は、通常の円状の時計と異なり赤いラインが現在の時刻を表します。右から左へ流れていく時間軸によって赤いラインを中心に過去と現在を意識させます。Timeline...は、絶え間なく進み続けるベクトルとしての時間を表現しています。
Anthony Dickensのデザインしたものの中でもユニークなのが、Rickshawです。流線型を基調とした愛嬌のあるデザインは、大きな昆虫のようです。Rickshawは、ヴーヴ・クリコのプロモーションイベント用にデザインされました。rickshawは、人力車を意味する英単語です。

まだ日本ではあまり知られていないAnthony Dickens ですが、来年には日本で彼の製品が発売されるということなので楽しみです。
posted by DL at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Oct 03, 2007

YONOH : at 2007 NUDE Show







デザイナー、Alex Selmaと Clara del Portilloの2人から成るスペインのデザインユニット YONOH から 2007 NUDE での展示の様子が送られてきました。今回の展示は、木材のフロアーにオブジェクトもナチュラルカラーと全体的にやわらかく優しい印象です。

NUDEについて簡単な紹介を付け加えると、この展示はスペインのバレンシアで毎年開催される国際家具見本市 HABITAT VALENCIA FORWARD と併催される家具展です。2007年は9/24〜9-29までの会期で開催されました。今回のNUDEは、第5回となります。
NUDEは、新しいクリエーターの家具業界への門戸となるべく、学生や若手デザイナー、デザイン学校や経験5年未満のプロデューサーに参加者を限っています。

HABITATに限らず国際的な見本市のほとんどが、若手デザイナーに焦点を絞った展示を用意しています。海外の見本市にも日本のデザイナーがどんどん進出していけると素晴らしいです。

*上記リンク、YONOHのサイトは音が出ます。

以前の関連記事はこちらになります。
YONOH
posted by DL at 12:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | furniture

Sep 25, 2007

Marie-Louise Gustafsson


Carrie


We Felt Like It
deigned by M.L.Gustafsson & A.K.Malmsten



Slacker Chair


Cosy collaboration with Anna Kraitz

スウェーデンのストックホルムでフリーランスのデザイナーとして活動する Marie-Louise Gustaffson 。彼女は自身のプロジェクトとクライアントへのデザインとを並行して行っています。
Marie-Louiseは、Konstfackでインダストリアルデザインを学びました。その間の1999年には、交換留学生として東北芸術工科大学でも学んでいます。Konstfack卒業後にはイギリスへ渡り、ロンドンのRCA(RoyalCollage of Art)でプロダクトデザインを学んでいます。
2002年にRCAを卒業した後、2003年に彼女は再びストックホルムに戻り、以後フリーランスで活動しています。

Carrieは、スウェーデンのDesign House Stockholmから2007年に発表された自転車用のバスケットです。Carrieは、Marie-Louiseの祖母がアフターヌーンティーの際に使用していたスウェーデンのテーブルクロスがモチーフとなっています。かぎ編みのレースのようなパターンが、今までの自転車用パーツにはない新鮮さをバスケットに与えます。
Slacker Chairは、スイベルのフレームにビーンバッグチェアをのせたものです。ビーンバッグは座る人のポジションに合わせ自在に変形するので、長時間のデスクワークなどに向いていそうです。ビーンバッグチェアは床で使用するものが多いので、このようにデスクチェアにしてしまうのはおもしろいアイデアです。
Cosyはストックホルムのデザイナー Anna Kraitz とのコラボレーションです。取り外し可能なマットレスは、名前の通り居心地の良い空間を作り出します。テーブルの下へ潜り込むことが好きな子供たちには最高のコーヒーテーブルです。幼い頃にこたつの中に入って遊んだのを思い出します。

Marie-Louiseは、9/1〜10/14までの会期でストックホルムのT-houseという建物で開催されている Casa Cor 展に参加しています。
Casa Corは、20年以上続くブラジルのホームインテリアの展示会です。Casa Corは、ポルトガル語で英訳すると House of Colorとなります。今回はCasa Corのヨーロッパへの進出ということで、ストックホルムをはじめとするスウェーデンの建築家・デザイナーと数名のブラジル人デザイナーの計40名が展示を行います。
posted by DL at 10:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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