Sep 20, 2007

Claesson Koivisto Rune


Float by E.Koivisto


Omni by M.Claesson, E.Koivisto


Brasilia by E.Koivisto, O.Rune


Sfera Chair
by M.Claesson, E.Koivisto, O.Rune


今週はスウェーデンのデザイナー・メーカーを取り上げてきましたが、今回もスウェーデンのデザインチームです。 Claesson Koivisto Rune は1995年に Marten Claesson、Eero Koivisto、Ola Rune の3人によって結成されました。当初は建築事務所ということでのスタートでしたが、彼らは建築とデザインの両方に長けており、建築物だけではなくファーニチャーデザインも同時に手がけています。
建築分野ではスウェーデンをはじめ、日本を含めた世界各国の建造物に取り組んでおり、またインテリアデザインも幅広く行っています。
ファーニチャーデザインにおいても、各国の大手メーカーをクライアントに抱え、精力的に作品を発表しています。

OmniとBrasiliaはともにスウェーデンの家具メーカー、Swedeseによるものです。どちらも北欧家具らしい、木のぬくもりを感じさせるものになっています。
Omniはイージーチェアとオットマンのセットですが、張地はメッシュ素材になっています。バリエーションとしてメッシュではないファブリックやレザーも用意されています。
Brasiliaは、極めてシンプルなコーヒーテーブルです。素材にはバーチやメープル、ウォールナットがあり、スカンジナビアンテイストあふれる作品です。Brasiliaは、スウェーデン国立美術館に収蔵されています。
Claesson Koivisto Runeは、京都にあるRicordi & Sfera社(リコルディアンドスフェラ)のビルをデザインしています。Sfera Chairは、そのビルの壁面と同パターンになっています。光を通してうっすらとボタニカルデザインの影が床に浮かび上がります。

建築、インテリアデザイン、ファーニチャーデザインと幅広い分野で評価されているClaesson Koivisto Rune。近々新しい作品のデータを送ってもらえるということなので、楽しみにしています。
posted by DL at 12:11 | Comment(0) | TrackBack(1) | furniture

Sep 19, 2007

Bernstrand & Co


Mallakra


mayflower designed with Lars Pettersson


foto designed with Mattias Stahlbom


Gobble

スウェーデン、ストックホルムのデザインスタジオ Bernstrand & Co 。創業は1928年まで遡ります。当時はボート産業に携わる会社でしたが、1999年にデザイナーの Thomas Bernstrand がデザインマネージャーに就き、会社はデザインスタジオへと大きく舵を切ります。Thomasは、創業者であるErnst Bernstrand の孫にあたります。彼は、それまで旧市街にあった会社をストックホルムの中でもトレンディな地区、Sodermalm(ソーデルマルム)に移し、現在では国内外に多数のクライアントを抱えるデザインスタジオへと成長を遂げました。日本でもASKULをクライアントに持っています。
Thomas Bernstrandは、イギリスやデンマーク、スウェーデンでデザインを学んでいます。スウェーデンでは、Konstfackでインテリアデザインとファーニチャーデザインを学びました。在学中には、いくつもの奨学金を獲得し、デザイナーとして活動を始めてからも多数の賞を受賞しています。2005年にはElle Deco主催のEDIDAで、Designer of the yearを受賞しました。

Mallakraは、ソーデルマルムのGotgatan(ヨートガータン)にある公園に、今年の秋に設置されるガーデンファーニチャーです。Bernstrand & Coが市からのコミッションを受けたプロジェクトです。公園は通年開園するために、家具は凍えるストックホルムの冬にも夏の雰囲気を持たせるようなデザインになっています。
fotoは、その名の通り写真撮影に使用するライトを色濃く反映しています。ライトは、そのデザインが表しているように特定のオブジェクトを照射するのに適しています。業務用然としたフォルムながら、ポップなカラーリングでホームユースにも溶け込みそうです。
Gobbleは、ポールの先端に無数のフックがついたコートスタンドです。フックは伸縮するようにできています。コードが伸びることで、コートを掛けた順序を問わず自分の洋服をはずせます。Gobbleは、パーティで最初に来た人の洋服が、後からきた人のコートで埋もれて出せなくなるという問題点への解決法です。このコートスタンドなら、ゲストが大人数でもストレス無くコートの出し入れができます。

各国で様々な展示に参加している Bernstrand & Co ですが、日本でも何度か展示を行っています。今秋にもデザインウィークに参加するいくつかのクライアントのために来日するとのことです。
posted by DL at 13:04 | Comment(0) | TrackBack(1) | furniture

Sep 18, 2007

Fredrik Mattson


Chair_69


Snooze designed with Stefan Borselius


PXL


Fold

スウェーデンの家具デザイナー Fredrik Mattsonは、2002年から自身のスタジオを構えて活動しています。
スタジオは、ストックホルムの中心街から北へ15分程行ったところに位置します。スタジオ周辺は、中心街から近いわりに車や人の少ない落ち着いた環境で、夏には羊がウロウロしているような所ということです。
Fredrikは、もともと家具職人として教育を受けていましたが、大工仕事を学んだ後に、Konstfack University College of Arts, Crafts and Design で美術やインテリア建築を学びました。

Chair_69、Snoozeは、ともにスウェーデンの家具メーカー Bla Stationから発表されたものです。
Chair_69は、スタッキングも連結もできます。複雑に折れ曲がったシェルが特徴的です。Chair_69は、2007年のRed Dot Design Awardを受賞しました。Snoozeは、デザイナーのStefan Borseliusとの共作です。ベニヤのフレームにレザーやファブリックなどのカバーがかけられています。
PXLは、2007年にデザインされた新作のライトです。ペンダントとテーブルランプがありますが、どちらもマルチカラーの鮮やかなライトです。材質はスチールメタルとアルミからなります。PXLは、スウェーデンのライティングメーカー ZEROから発表されています。
Foldは、2002年にデザインされたプロトタイプのソファです。独特のフォルムの座面は、様々な座り方を提案しています。

前述のKonstfackについて若干の説明を加えると、Konsutfackは、ストックホルムにある非常に高水準の総合デザイン学校です。その前身となる学校は1844年に設立され、何度か名前を変えた後、1945年にKonstfackとして再編成されています。
Konstfackでは、積極的に世界中のデザイン学校と交換留学を行っています。日本でも東京造形大学や東北芸術工科大学が交流協定を結んでいます。
posted by DL at 13:29 | Comment(0) | TrackBack(1) | furniture

Sep 03, 2007

Mosley meets Wilcox


War Bowl


Dip Lamp


Rock Table


Rock Vases

プロダクトデザイナーのSteve Mosleyとグラフィックを得意とするDominic Wilcoxが結成したのが、 Mosley meets Wilcox です。
2人の出会いは、2000年、ロンドンのRoyal College of Art(王立美術大学)に在学していたときでした。学校を卒業すると彼らは、イーストロンドンのナイトクラブの跡地にスタジオを構えます。そのユニークなスタジオで彼らは、試行錯誤を重ねて数々の折衷主義的な作品群を生み出しました。
2002年に結成されたMosley meets Wilcoxですが、数年の活動を経て、2006年からはそれぞれソロ活動への道を進み始めました。

おもちゃの兵隊を溶かしてボウルにしたWar Bowlは、Dominic Wilcoxによるデザインです。彼は、小さなものから何か大きなものを製作しようと考え、おもちゃの兵隊を素材として選びました。おもちゃの兵隊は、幼少期の楽しい思い出であると同時に戦争の恐怖を連想させる象徴でもあります。このコントラストがいささか複雑な点だとDominicは説明しています。
Rock Table、 Rock VasesはともにMosley meets Wilcox MEETS ROCKというコレクションの作品です。このコレクションは、Mosley meets Wilcoxが写真家Mick Rockの撮影したロックアーティストの写真にインスパイアされ、彼とのコラボレーションによって実現したものです。このコレクションは2004年に発表され、後に各国のポール・スミスのショップで限定品として販売されました。
Rock Tableは、Mosley meets WilcoxのGhost Tableにロックアーティストの写真をスクリーンプリントしたものです。テーブルはPETGというポリエステルからできています。その独特なフォルムは、ポリエステルのシートを、ひっくり返した木製のテーブルに被せ、熱を加えて脚に沿って曲げてゆき形状を整えて作ります。
MEETS ROCKコレクションでは、テーブルや花瓶のほかにも、シューズデザイナーのTerry de Havillandとのコラボレーション作品なども発表しています。MEETS ROCKは、70年代のロックシーンへの回帰と敬愛を感じさせる、なんともイギリスらしいコレクションです。

写真家のMick Rockについて若干の説明を加えると、彼は70年代にデヴィッド・ボウイのオフィシャルカメラマンとして活躍し、イギー・ポップのレコードジャケットやピストルズ、ラモーンズなどの著名なロックミュージシャンを多く撮影しているカメラマンです。

Mosley meets Wilcox  www.mosleymeetswilcox.com
Dominic Wilcox     www.dominicwilcox.com

posted by DL at 13:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 23, 2007

Norway Says


Boy


Tipo


Spline


Mica

ノルウェーの首都オスロで活動するデザインオフィスの Norway Says 。オフィスはデザイナーのTorjorn Anderssen 、Andreas Engesuik、 Espen Voll の3人によって運営されています。3人はノルウェーのNatioal College of Art and Designでデザインを学んでいます。
Norway Saysは、国内外にクライアントを抱え、ファーニチャーデザインやプロダクトデザイン、またインテリアデザインなどを手がけています。

スツールのBoyとソファセットTipoはともにノルウェーの家具メーカー L.K.Hjelleからリリースされています。どちらもシンプルでクリアなデザインに肌触りの良いファブリックの組合せです。Tipoはバックとアームレストが美しい曲線を描いており、高品位の座り心地を実現しています。
Splineは、もともとノルウェーにあるナシォナルミュージアムのカフェのためにデザインされたイスですが、現在はスウェーデンのOffectから発売されています。座面、バックレスト、脚までが一連の曲線で構成され、座面からサイドにいたるワイヤーが特徴的です。通常のチェアのほかにも、イージーチェアやバースツールが用意されています。
MP3プレーヤーとしては少しかわったデザインをしたMicaは、ノルウェーのメーカー Asono によって製造されています。本体を首からぶら下げて使用します。ネックストラップとヘッドフォンが一体となっています。オーディオプレーヤー以外にもボイスレコーダーとしても使用できます。ただしメモリーが若干少なめのようです。Appleには飽きたというかたには良いかもしれません。

ソファやテーブルなどの家具を得意とする彼らは、多くのデザインアワードにノミネートされ、たくさんの賞を受賞しています。Norway Saysは、2000年に結成され、オフィスは2002年に設立されたばかりですが、すでにノルウェーを代表するデザインオフィスのひとつとなっています。
posted by DL at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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