Aug 10, 2007

Studio Frederik Roije


Holy Homes


Lampscapes


Tile Lamp


Tripple Chair

オランダ人デザイナーの Frederik Roije によって2002年に設立された Studio Frederik Roije は、オランダの首都アムステルダムにスタジオを構えます。スタジオでは、家具デザインを中心にプロダクトデザインやインテリアデザインを手がけています。
デザイナーのFrederik Roijeは、The Design Academy Eindhovenで、デザイナーのGijs Bakkerに師事しました。同校を2001年に卒業し、翌年の2002年には自身のスタジオを始めました。その後は、毎年のようにミラノサローネに参加しており、Droog DesignやGOODSといったダッチデザインを代表するレーベルからも多数の作品を発表しています。

2007年のミラノサローネでオランダのTuttoBeNeから発表された Holy Homes は、キリスト教のシンボルである教会をモチーフとした止まり木です。黒い陶器の教会から小枝を模した止まり木が伸びる様は、ゴシックな印象を受けますが、すっきりとしたクリアなフォルムが美しい作品です。
シンプルなランプシェードを組合せ、ひとつのランプにしたLampscapes。2004年にGOODSから発表されました。いくつものシェードが重なり作り出すシルエットは、山々の風景のようでもあり、それがひとつのランドスケープとなっています。シェードの数を少なくしたものやスタンドライトも用意されています。
Tripple Chairは、イスとテーブル、スタンドライトをオールインワンにしたデザインです。それぞれの脚をうまく四隅に配してバランスを保っています。Frederik Roijeは、2004年に、Tripple Chairのバリエーションを使用してラウンジのインテリアデザインを手がけています。

常に驚きと美しさを求め、多くの人に受け入れられるデザインを模索するFrederik Roije 。彼もまた、ダッチデザインの次世代を担う若手デザイナーのひとりです。
posted by DL at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 08, 2007

Chris Kabel


Mesh Chair


Bubblicious Lamp


1totree


Shady Lace

オランダはロッテルダムで活動するデザイナーの Chris Kabel 。彼は2000年に the Design Academy Eindhoven を卒業し、2002年から自身のスタジオを構えています。
Chris Kabelは、現在の彼の作品に対する姿勢に通じる幼少期の体験のひとつとして、彼が9歳の時に母親のアンティークの時計を分解したエピソードを挙げています。彼は内部への興味から分解した時計を再度組み立てましたが、元のようにはもどりませんでした。しかし、それは他のどのような時計よりも美しく、今でも完全に機能しています。
彼は現在でも外科医のように正確に、オブジェクトとそれが持つ意味というものを分析します。彼は装飾や材質の形状から機能を分離させ、それぞれに価値を与え、それを彼独自のスタンダードにあわせて組み上げます。Chrisは、オブジェクトを実用的な再集合体と呼んでいます。

金網のように編みこまれたスチールのイス、Mesh Chairは2005年に発表され限定生産されました。Mesh Chairは、イスの張り地と構造がひとつになっており、各部はあたかもそれが布地であるかのように組み立てられています。スチールのシートが切り出され、立体構造として溶接されています。Mesh Chairは、Wallpaper主催のBest of 2007 Award for Best Outdor Furniture を受賞しています。
Bubblicious Lampは2006年に発表されたペンダントランプです。吹きガラスのシェードをフレームが挟み込むような構造をしています。その様子は、ペンチ型のフレームに挟まれた何か柔らかい物質が下へ垂れているような不思議な印象を受けます。シェードは吹きガラスのために、ひとつひとつ異なる表情を見せます。
2003年にDroog Designから発表されたShady Laceは、枝木や葉をモチーフとしたパラソルです。太陽の光を浴びると、木陰のような優しいシルエットを生み出します。Shady LaceはベルギーのSywawaというパラソルメーカーとDroog Designによって生産されています。
posted by DL at 12:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 07, 2007

Monica Forster


Sun, Cake, Dot


Flame


Pinstripe


Glide

北欧スウェーデンのストックホルムで活動する Monica Forster 。彼女は Beckmans School of Design と Konstfack University of Arts, Craftsand Design でデザインを学んでいます。
Monica Forsterの作品は、材質や新しい技術に対する尽きることのない好奇心のミックスによる、とても強いセンスを持っています。彼女は常にボーダーを越えた作品づくりに挑戦し、インダストリアルや家具、オブジェクトのデザインにおいて新しい発明をし、既存の類型を一新しています。
Monica Forsterは、Excellent Swedish DesignやドイツでのDesign Plusをはじめ、多数の賞を受賞しています。また、各地の展覧会に参加し、作品を発表しています。E&Yなどをクライアントに持つことから、日本でも度々作品の展示を行っています。
現在では、作品の製作だけではなく、スウェーデンをはじめとする国内外の大学や機関でデザインのレクチャーをしています。

Sun, Cake, Dotは、スウェーデンの家具メーカー Nola から発表された、アウトドア用のテーブルです。天板、ベース部共にレーザーカットによるパターンが施されています。屋外だけでなく、屋内でも使用できます。
Flameは、Design House Stockholmからの2007年の新作です。シンプルなフォルムでありながら、特徴的なデザインをしています。
Pinstripe、Glideは、ともにイタリアの家具メーカーTacchiniから発売されている作品です。Glideは、Monica Forsterの材質や技術へのリサーチ、そして自然によってインスパイアされた作品です。Glideの流れるようなフォルムは、液状成分の変形や、異なる状態の共存を連想させます。ポリウレタンのシェルが、美しくカーブした人間工学的な輪郭を生み出しています。

若手スウェディッシュデザイナーMonica Forsterは、北欧デザインを牽引してゆくデザイナーのひとりとして、今後も注目を集めそうです。
posted by DL at 08:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Aug 02, 2007

Buchegger, Denoth, Feichtner Design


Axiome (c) Buchegger, Denoth, Feichtner


FX10  (c) Buchegger, Denoth, Feichtner


Tablechair
(c) Buchegger, Denoth, Feichtner



Cutt  (c) Buchegger, Denoth, Feichtner

オーストリア第三の都市リンツ、そしてウィーンにスタジオを構える Buchegger, Denoth, Feichtner Design 。創始者のひとりであるThomas Feichtnerは、ドイツのデュッセルドルフの学校を卒業すると、ホームタウンのリンツに戻り、The University of Art and Design Linzでインダストリアルデザインを学びます。その頃現在のパートナーである Bernhard Buchegger と Michael Denoth は、Linz' Academy of Art でグラフィックデザインを学んでいました。
3人の出会いは、とあるバーでの全くの偶然によるものでした。その後すぐに彼らは共同のスタジオを構える計画を進め、2001年にリンツでのスタートを切ります。
スタート間もなく、いくつもの賞を受賞すると、彼らはリンツよりもウィーンで名が知られるようになりました。そのため2003年に彼らは自らの会社を設立し、ウィーンにオフィスを構えました。しかし、彼らは事業家としての成功を追うのではなく、自らのコンセプトや理想を探求しています。

Axiome、FX10ともに多面的なデザインが特徴です。通常、丸みのある有機的なデザインのイスが多いのですが、その角ばった見た目にもかかわらず、どちらのイスも実際には座り心地が良いといいます。FX10は、北方民族の住居に使用される氷のブロックを連想させます。
Tablechairは、その名の通りですが、黒い木製のテーブルを開くとイスとして使用できるというものです。座面のくぼみと背もたれの隆起が一致し、それぞれの機能を果たすと同時に、たたんだ時には綺麗にひとつのプレートとして収まるようにデザインされています。
シルバー製カトラリーのCuttもまた、多面的なデザインです。ただし、デイリーユースとしての機能やエルゴノミクスという観点は無視されています。Cuttは、実用性よりも、テーブルウェアのフォルムや内容におけるヨーロッパ文化の発展に焦点をあわせています。
posted by DL at 13:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jul 27, 2007

wis design


Proper


Dot Table lamp


Cloud


Pond

Svenskt Tenn や Design House Stockholm などのスウェーデン人気メーカーをクライアントに持つデザインデュオ、wis design は、北欧デザインの中心地、ストックホルムで活動しています。デザイナーのLisa Widen と Anna Irinarchos の2人は、ストックホルムのBeckmans College of Design でアートとデザインを学びました。同校を2006年に卒業したばかりの2人ですが、在学中の2005年から毎年Stockholm Furniture FairのGreen House展に参加するなど、精力的に作品を発表しています。
ProperとDot Table Lampは、2007年のGreen Houseで発表されたものです。ペンダントライトのProperは、ペティコートを連想させるデザインです。プライウッドのシェードからのぞくテキスタイルは、薄い真鍮のネットでできています。幾層にも重なる真鍮のひだが、暖かく流れるようなあかりを生みます。
レトロなフォルムをしたDot Table Lampのスウィッチは、真珠のネックレスにインスピレーションを得ています。長く伸びた数珠状のコードが特徴的なランプです。シリーズとしてフロアーランプも同時に発表されています。今年のGreen Houseでの展示、Recollectionは、wis designらしい白を基調としたクリアなデザインのものが中心でした。
CloudとPondは、ともに2006年にDesign House Stockholmから発表された作品です。Pondは、池を意味します。透明な天板をひとつの水辺、池と捉えたテーブルです。睡蓮を連想させるベースが6mm厚のガラス天板を支えます。ガラスを通して生み出されたベースの影が、床面に涼しげな水辺のようなシルエット浮かび上がらせます。
若手女性2人による wis design は、次世代のスウェディッシュデザインを担うデザイナーのひとりとして、今後も注目を集めていきそうです。
posted by DL at 13:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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