Jul 19, 2007

studio Jan Melis


Module


XD


Donut


Easy Chair

オランダのロッテルダムで活動する Studio Jan Melis は、プロダクトデザインをはじめ、インテリアや様々なデザインプロジェクトを手がけるデザインスタジオです。
デザイナーのJan Melisは、the Design Academy  Eindhoven卒業後、 フリーランスのデザイナーとして活動していました。当初は展示会やインテリアデザインのプロジェクトが中心でしたが、90年代の中ごろから徐々にプロダクトデザインへと重心がシフトしていきます。この方向性の変化によって、彼にとって重要な作品が生み出されました。1997年にWaterfallという、タップを捻ると上部から滝のように水が流れるユニークなシャワーがDroog Designのコレクションに入りました。
1998年には、同じくオランダ人デザイナーのBen Oostrum と mno というデザインユニットを立ち上げ、数々の作品を発表しました。今回紹介しているもののほとんどがmnoとして発表した作品です。しかし、後の2005年に2人は互いの道へと歩みだし、JanはStudio Jan Melisを、Benは、boo | ben oostrum ontwerptというスタジオを設立します。現在ではJanは、その豊富な経験を活かし、プロダクトデザインだけではなく、建築家や他のアーティストと様々なプロジェクトに取り組んでいます。
アルファベットのmのような形のModuleは、コーヒーテーブルやベンチ、また組み合わせてキャビネットのように自由な使い方をすることができます。単色のシンプルなmnoらしい作品です。
XDやDonutもまた、シンプルな作品です。XDは、ポリウレタンフォームを使用した多目的なオブジェクトです。こちらはDroog Designのためにデザインされたものです。Donutは、柔らかいフォームに弾力のあるコーティングを施してあります。Donutは、2003年にデザイナーのKarim RashidによってInternational Design Yearbookに選定されています。
オランダをはじめ、各国の展示会に参加しているJan Melisですが、2004年にはmnoとしてTokyo Designer's Weekのコンテナグラウンド展にも参加しています。現在それぞれのスタジオを持つ彼らですが、今後の幅広い活動に期待したいです。
posted by DL at 12:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jul 11, 2007

sixixis


Large Flower Pot


Lounge Daddy


CurlyShade


CityScape Coat Hangers

イギリスの南西部に位置するコーンウォールに、sixixisという少し変わった名前のデザインユニットは、スタジオを構えます。sixixisは、six(Tom Raffield)、ix(Chris Jarratt)、is(Charlie Whinney)という3人で構成されています。3人はともにコーンウォールにあるFalmouth College of Artsで3Dデザインを学びました。そこでの彼らの出会いがsixixisの原点になっています。
メンバーのTomは、それまで木工の経験がなかったのですが、スチームベンディングという技法に没頭し、数年の歳月を経て自在に生木を曲げる技術を生み出しました。どのようなデザインにも接着剤を使用せず変形させることができるといいます。
sixixisでは、最初のアイデアを出すところから実際に製品を梱包するまでの全てをコーンウォールのスタジオで一貫して行っています。そのため、素材選びから製造過程までを自らコントロールし、高品位を保っています。また、彼らは作品を単につくるのではなく、環境への気配りをしています。作品づくりには周囲への配慮を欠かしません。彼らの作品には地元コーンウォールの木材が使用されています。
Lounge Daddyは、sixixisの持つ新しい技術力を如実に反映した作品といえます。トネリコとオーク材を使用したイスは大変軽く、座る人の動きにあわせて柔軟にしなります。木の持つ優しいぬくもりと、彼らの高い技術力が融合し、美しいフォルムと質感が実現しています。
電球のまわりを薄い木版が複雑に絡み合う CurlyShade は、15mものトネリコ材を手作業によって曲げてつくられています。そのため全てが固有のデザインになっています。木で作られたシェードを通して、プラスティックなどとはひと味違う柔らかい光を放ちます。
CityScapeは、バーチ材の合板をレーザーカットしています。東京やパリ、ニューヨークなど世界の5都市をモチーフにしています。複雑で美しい細工に、洋服をかけてしまうのがもったいないような気もします。
posted by DL at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jul 10, 2007

Kiki van Eijk


Dressup!Lamp


Hexagon Lace


Soft Dressing Table, Soft Cabinet


Grandma's Buttons

オランダ南部に位置する、Eindhovenに程近いWaarleという町で活動する Kiki van Eijk 。彼女はダッチデザインをリードする若手デザイナーのひとりです。彼女は、2000年にDesign Academy Eindhovenを卒業すると、2001年から同校出身のデザイナー Joost van Bleiswijk と共に活動を始めます。
Kikiは、Moooiコレクションに選ばれている Kiki Carpetで、Joostは接着剤もネジも使用しない家具 No Glue, No Screw という作品でその名を世に広めました。二人はミラノサローネをはじめ、数々の展覧会にそろって出展しています。2006年には東京でのDesign Tide にも参加しています。
Dressup!Lampは、その日の気分や雰囲気によってシェードを変えることができるランプです。ペンダントやスタンドライトとして使用できます。
Hexagon Laceもまた、Kikiらしいヴィヴィッドで印象的なパターンが描かれたカーペットです。カーペットは伝統的な技法を用いて、ハンドメイドで製作されています。Dressup!Lamp同様に、昨今のトレンドであるボタニカルデザインを取り入れた作品です。
Kikiの好むノスタルジックで伝統的な要素と、モダンなデザインがうまく組み合わされているのが Soft Cabinet のシリーズです。陶器でできた引き出しはまるで布地のようで、取っ手のノブには純金が施されています。こちらの作品も、ノブにいたるまで全てハンドメイドで作られています。
Kikiは、プロダクトデザインだけではなく、数々のメーカーとのプロジェクトに取り組んだりワークショップを開いたりと、幅広く活動しています。2006年にはElle Decoのオランダ版でBest Young Talent 2006にノミネートされており、今後ますます注目が集まりそうなデザイナーです。
posted by DL at 13:22 | Comment(1) | TrackBack(1) | furniture

Jul 03, 2007

Michael Bihain


Slim


Ondine


Mosquito


Let's Dance

インテリアと家具デザインを手がけるブリュッセル在住のデザイナー Michael Bihain は、インテリアデザインをベルギーのリエージュのInstitute Saint-Luc とイギリスのHull University で学びました。彼は様々なメーカーから作品を発表する傍ら、個人のためにワンオフ家具をデザインするBIHAINprod studio をロンドンに設立しています。現在ではデザイナーとして活躍するMichaelですが、以前には肉屋や大工として働いていた経歴をもっています。
Michaelの作品はサローネサテリテや100% Design London など各国の展示会に参加し、高い評価を得ています。彼の作品のいくつかは韓国ソウルのデザインミュージアムのパーマネントコレクション選ばれています。Mosquitoチェアは2007年のミラノでAward Design Reportにノミネートされています。
Slimは、144本の棒状のスポンジからなるアームチェアです。材質にはEVA(エチレン・ビニル・アセテート)という弾力のあるスポンジが用いられています。典型的なアームチェアを直線で表現したSlim ですが、腰をかけるとユニークな構造と素材が新しい安楽感を引き出します。
波状のプレートの組合せからなるベンチOndineは、ブリュッセル市の主導で開催されたPark Designとういコンペの入賞作品です。コンペでは、幾何学的な形状をしたプレートの組合せの、どのような人々にも、公園や街中どのような都市部にも適応可能な柔軟さが評価されたようです。
Let's Danceという収納棚は、遊牧民のような生活をする人々のためにデザインされました。すぐに移動と設置ができるので、部屋の模様替えや引越しが多い人々にはぴったりのシェルフです。壁に立てかけるだけ、収納棚としてすぐに使用できます。構成している部品数が少ないのも特徴のひとつです。

posted by DL at 12:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Jul 02, 2007

Animi Causa


Feel


Inflow


Chouchou


Wireframe

イスラエルのテルアビブ(テルアヴィヴ)をベースに活動するAnimi Causa は、Sarit AttiasとAmit Axelrodのふたりによって設立されました。Animi Causaの型にはまらないユニークな素材やデザインによる作品は、個人向けというだけでなく公共施設などにも幅広く受け入れられています。病院やリハビリ施設などでは、治療用具としても評価されています。
身体が望む姿勢というものは、心の状態を反映しているという考えを基に Feel は、作られました。ポリウレタン製のボール型クッションを120個組み合わせた Feel は、クッションのジョイントの仕方により無数のフォルムを生み出します。いくつものボールを組み合わせたデザインは、分子の構造にインスパイアされています。Feelは、使う人の想像力と目的によって、ソファのようにもマットレスのようにも無限の使用方法を提案します。
Inflowは、テーブルと収納のふたつの役割を一挙に果たします。メタル製のフレームに1000Mにも及ぶゴムを張り巡らせることで、好きなところに好きなものを差し込むことができます。物を天板にのせるというテーブル本来の役割だけでなく、多様性に富んだ使途を生み出すことが可能です。
Wireframeもまた、Animi Causaらしい素材に特徴のあるチェアです。フレーム間の空間は、多数のゴムと視覚効果によって穴埋めされ、あたかも通常のアームチェアが存在するかの印象を受けます。Wireframeは、人が空間を物質で埋めようとする点に着目しています。もちろん、実際にWireframeに座ることが可能です。スチール製のフレームに張られた無数のゴムが、座る人をサポートし、まったく新しい座り心地を与えます。この作品は2004年のTokyo Designers Blockにも出展されました。
Animi Causaの作品は彼らのサイトで購入可能です。
http://shop.animicausa.com

Animi Causa
http://www.animicausa.com
info@animicausa.com


posted by DL at 12:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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