May 16, 2007

Luca Nichetto


Around The Roses


Face


Pippocampus


Vad Chair

イタリアのヴェニス生まれの Luca Nichetto は、University Institute of Architecture of Veniceでインダストリアルデザインを学びました。卒業後の1999年からはSalviatiや照明メーカーのFoscariniなどから作品を発表しました。2006年には自身のスタジオオフィス、Nichetto&Partnersを設立します。現在では、インダストリアルデザインを手がける傍ら、各国の大学などでワークショップなどを開いています。
Around The Rosesは、イタリアの家具メーカー Morosoから発表されたテーブルです。アクリルの天板にMassimo Gardoneによるパターンが埋め込まれています。天板は高耐性で薬品やオイルにも強いアクリルを使用しています。テーブルのほかにスツールもあります。
Faceは Kristalia から発売されているスタッキングチェアです。材質にはポリウレタンとアルミニウムを使用しています。繊細でスリムな脚は、大量のイスのスタッキングを可能にしています。ミニマルなデザインの美しさと、屋外でも使用できる実用性を兼ね備えた作品です。
ちょっと変わった趣なのが、Pippocampusです。木馬の遊具をポリエチレンを使用し現代版にしたものです。新しい世代のインテリアセンスともマッチするようデザインされています。こちらはDisguincioというメーカーから発表されており、Gianpietro Gaiとのコラボレーションになります。Lucaは彼との共同制作を多数行っています。二人の作品で有名なものにはO-Spaceというライトなどがあります。
posted by DL at 12:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

May 07, 2007

RSMiranda - Salone Satellite 2007


Salone Satellite 2007


101 chairs chair


firenze chair


hypnose sofa

以前にも紹介した RSMiranda ですが、デザイナーのRafaelからミラノサローネの画像が届きました。今年のブースはグラフィックを多用したものと、アイコンを用いたものとに二分されています。ブースの壁一面を覆うグラフィックには圧倒されます。
101 chairs chairは、シート部に100の名作チェアがプリントされています。残る最後のひとつが101 chairs chair自体という趣です。同様の101コレクションとして、100の名作テーブルがプリントされた 101 tables table、100のライトからなる 101 lamps lampが展示されました。
firenze chairにはフィレンツェ市の紋章でもあるユリのパターンがプリントされています。写真では少しわかりづらいのですが、ブース壁面のグラフィックと同様のパターンです。こちらもfirenze tableとfirenze lampというシリーズが同時に展示されています。firenze tableは天板まで突き出た脚が特徴になっています。ユリ模様の黒い天板とメタリックな脚がマッチしています。
ブースの正面に構えるのがhypnose sofaです。目のくらむ様な幾何学模様とユニークなフォルムが特徴的です。その名の通り、じっと見つめていると催眠術にかかってしまいそうです。レトロなパターンはミッドセンチュリーなテイストのお部屋と相性が良さそうです。
今回のサローネでの展示作品の詳細はRSMirandaのホームページで詳しく見ることができます。RSMirandaは精力的に展示会に参加し、デザインを提案しています。次回の作品も楽しみです。
Muito obrigado, Rafael !!

以前の関連記事はこちらになります。
RSMiranda

posted by DL at 12:40 | Comment(1) | TrackBack(1) | furniture

May 02, 2007

NEL


FILL IN THE CAT




PACK OF DOGS


IRAQ

5人のデザイナーから成るメキシコのデザインチーム、 NEL は2005年のミラノサローネでデビューを果たしました。デビュー作の Stitch Kit は、グラフィックで描写されたオブジェクトを縫い物の要素により具現化したコレクションでした。
翌年の2006年にもNELはFILL IN THE CATと共にミラノサローネに参加しています。FILL IN THE CATは、白く大きなポリスチレンをネコや小鳥の形にくりぬいたコレクションです。ブロックにできた空間をシェルフとして利用することができます。くりぬかれた動物や空間のシルエットは、ユーザーによって埋められ、変化していきます。
今年のサローネでNELは、PACK OF DOGS を発表しました。デフォルメされたイヌのオブジェクトは様々な大きさとシェイプで、それぞれにメキシコの有名レスラーの名前がつけられています。サイドテーブル、スツール、ブックシェルフ、マガジンラックなどユーザーにより自由に使用することができます。使用されている材質は様々な木の廃材で、それゆえにひとつひとつが個性を持ちます。
IRAQはその名の通り、イラクの地図をかたどったラグマットです。フェルトでできた兵士はバグダッドの方向へと向かっています。ラグはイラクの現在の混沌を描いていますが、おもちゃの様な兵士のイメージよって、悲惨な現状を希釈しています。それでもやはり、ひとりひとりをよく見ると、武器を手にした兵士や倒れている兵士などイラクの現状を思い起こさせます。FILL IN THE CAT やPACK OF DOGSなどの平和的な動物たちとは対称のIRAQに、NELのもうひとつの側面を垣間見ることができる気がします。

posted by DL at 11:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Apr 18, 2007

contraforma - Nauris Kalinauskas


LOGO




MILD

以前に紹介したリトアニアの contraforma から嬉しい知らせが届きました。contraformaの創業者であるNauris Kalinauskas がデザインしたLOGO が世界的にも有名なデザインコンペティションのred dot award 2007のproduct design部門に入賞しました。
LOGOはNaurisが2005年にリトアニアのメーカー、SOFTIMUSのためにデザインしたラウンジセットです。LOGOは容易に移動することができ、組合せにより様々な空間を作り出すことができます。ファブリックのカラーは選択可能になっています。
contraformaの創始者であり、アートディレクターでもあるNaurisはリトアニアのVilniusで建築を学びました。しかし、後に彼は自己表現の場を家具へとシフトさせます。そして2000年にcontraformaを設立しました。彼はシンプルな美しさと幾何学的なフォルムを好みます。彼の作品は、その実用性や機能性、美しさ以外にも異素材を使用することによる創造力を持ち合わせています。物事を異なる視点から見つめることによって、驚くべき創造への感覚を得て、頭の中のものを物理的に具現化できる、とNaurisは言います。
MILDもまた、Naurisによるデザインです。天板はラミネートされており、中に写真やパターンを入れることができます。折りたたみ式になっているので、テーブルを壁に掛け美しいパターンを楽しむこともできます。最近では、天板にリトアニアのアーティストやフォトグラファー達が作品をプリントした、9つのMILDがvilniusのギャラリーでオークションにかけられました。全てのMILDは落札され、収益は若きアーティストの支援に使われるそうです。
LOGOのred dot design受賞はcontraformaだけではなく、リトアニア全体を通しての快挙であると彼らは喜びを表しています。この受賞によってcontraformaはリトアニアをデザイン界に知らしめることに成功しました。これからも東欧を代表するデザインスタジオとしてリトアニアをリードしていってもらいたいです。

以前の関連記事はこちらになります。
contraforma
posted by DL at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

Apr 16, 2007

Svenskt Tenn - Furniture


Armchair 969


Easy chair 336, Liljevalchs


designed by Margot Barolo & Märta Friman

今回はスウェーデンのテキスタイルメーカー、 Svenskt Tenn の手がける家具を紹介します。スヴェンスク・テンの家具のほとんどはテキスタイルのデザインでも有名なJosef Frank(ヨセフ・フランク)によるものが大半を占めます。彼はスヴェンスク・テンで2,000もの家具をデザインしました。現在も発売されているのは、その中から70種のものです。
しかしながら、スヴェンスク・テンが家具の販売を始めるのは、ヨセフが加わる1934年よりも前、1925年に遡ります。 創業者のEstrid Ericsonは、Strandvägenにある自宅を改築する際に機能主義の建築家であるUno Åhrén に依頼をします。(Unoはスヴェンスク・テンの店舗の設計も手がけています。)そのアパートメントの作品に感銘を受けたEstridはスヴェンスク・テンにインテリアデザイン部門を設けることを決意しました。その後の1930年代からはヨセフがスヴェンスク・テンに加わり、インテリアの作品は彼がデザインしたものへと変わっていきます。
Armchair 969 は1939年にヨセフがデザインしたアームチェアです。張地は好みによりオーダーできます。バックレストはラタンによりサポートされています。ヨセフは家具は軽く、簡単に動かすことができなくてはならないという考えを持っていました。そのため彼はバックレストにラタンを好んで使用しました。
Easy chair 336、 Liljevalchs 共にヨセフによる1人掛のソファです。先のアームチェアも含め、これらの家具は生地を自由に選ぶことができます。1人掛ソファで6m前後、アームチェアで2m前後の生地が別途必要になります。1人掛のものでトータルは日本円でおよそ¥500,000〜¥700,000程度でしょうか。
スヴェンスク・テンではテキスタイルのパターンを加工した製品も多数だしていますが、中でも人気があるのがトレイです。トレイは形や大小さまざまで、パターンも多く種類が豊富です。写真のようなトレイを利用したコーヒーテーブルなどもあり、カウチなどとコーディネートしても楽しいです。

関連記事はこちらになります。
Svenskt tenn - Josef Frank
Svenskt tenn - Lamps

posted by DL at 13:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | furniture

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