Mar 10, 2009

studio FRST


16943






Boom Food

パリにスタジオを構える studio FRST は、デザイナーのClementine Giaconia と Frederic Forest によって2008年に設立されました。
Clementine Giaconiaは、パリの応用美術専門学校LISAAでプロダクトデザインとインテリアデザインを学び、同校を卒業後はプロジェクトコーディネーターとして家具や写真、カタログからパッケージングまで数多くのプロジェクトに関わってきました。この頃にFrederic Forestと知り合っています。個人的にもインテリアのプロジェクトを進めてきた彼女は、数年後の2008年にFredericとと共にFRSTを立ち上げました。
Fredericは、ENSCI Les Atelliersでデザインを学んでいます。在校中にはイタリアにあるAdidasのデザインスタジオでシューズやスポーツ用品のデザインに関わりました。ENSCI卒業後は、プロジェクトマネージャーとして活躍し、また、2008年のFRST設立までには、Ronan and Erwan BouroullecやJean-Marie Massaudのもとで経験を積んでいます。
スタジオをスタートさせたばかりの彼らのプロジェクトは、コンセプトととしてデザインされたものがほとんどですが、ライブ会場とレストランの複合施設 Boom Food というプロジェクトは、しっかりとしたテーマを持ち、内部のインテリアから食器、メニューカードにいたるまで綿密にデザインされています。

16943はFRSTの最新のコンセプトで、その名の通り、ワイドサイズの16:9と通常サイズの4:3という2種類のアスペクト比に切り替えができるテレビです。
ベース部分は透明のガラスとし、これまでのテレビにはないモダンで軽快な印象を与えています。本体右下に配されたスロットからは、DVDのディスクを挿入することができ、内蔵のプレーヤーでディスクを再生することが出来ます。また、その際には、透明のベースからディスクが回転している様子を伺えるようになっています。

posted by DL at 14:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | electronics

Dec 27, 2007

xrange


IPEVO FREE1


IPEVO XING


Ninja


Island

台湾は台北のデザインスタジオ、xrange 。2003年に設立されたxrangeは、デザイナー Royce yc Hong と 建築家 Grace S. Cheung の2人から成ります。
2人はデザインや建築をアメリカで学びました。その後、Royceは台湾の大手ポータルサイトや日本の松下電器などでデザイナーを務めています。彼は台湾のPC周辺機器メーカーIEPVOの創設者でありCEOも兼務しています。
建築家のGraceは、ニューヨークやバンクーバーの建築事務所で様々なプロジェクトに関わり、経験を積んでいます。近年では台湾の大学などで講義や評論を行っています。
xrangeは、現在のアジアにおけるデザインを変えてゆくというコンセプトを基に、建築プロジェクトなどの大きなものから、小さなプロダクトデザインまで幅広く手がけています。

Free1、XingはともにIPEVOから発売されているスカイプ専用の電話機です。FREE1はUSB接続のハンディフォンで、通常の電話機のようにスカイプで通話ができます。FREE1はIF や Reddot 、Good Designなど数々のデザインアワードを受賞しています。日本ではPC周辺機器メーカーのBuffaloがOEM生産しているようです。
Xingは会議用の電話機で、マイクは半径5mの音声を拾うことができます。Xingもまた、2006年にIF Design Awardを受賞しています。
xrangeでは家具デザインも行っています。Ninjaは様々な使い方のできるイスです。置き方を変えることでデスクのようになったり違う座り方が可能になります。ユニークなフォルムはその名の通り忍者を連想させます。
Islandは厚さ2.5cmのポリウレタンフォームを幾層にも重ねたラウンジセットです。地図上の等高線のようなレイヤーで、自由度の高いデザインが可能です。

xrangeは、2007年8月にWallpaper誌の101 of the World's Most Exciting New Architects に選ばれています。今後もxrangeへの関心は高まりそうです。
posted by DL at 12:37 | Comment(0) | TrackBack(1) | electronics

Dec 26, 2007

War on White


Screenfridge


Inspired by White


Ergorapido


Infinite

世界各国にグループやネットワークを持つスウェーデンのElectrolux。その起源は1901年創業の照明メーカーLux社に遡ることができます。その後、Axel Wenner-Grenというひとりのビジネスマンが、オーストリアで出会ったアメリカ製の掃除機をより安く製造するというアイデアを持ち込み、成功を収めます。現在では白物家電製品の大きなシェアを占める世界的なメーカーとなりました。
Electroluxは、北欧メーカーらしく製品に機能だけでなくデザインも同時に求めています。以前にも紹介した2003年から始まったデザインコンペ、Electrolux Design Lab からもその姿勢をうかがうことが出来ます。

Electroluxが2006年に発表したコンセプトモデルのシリーズが War on White というものです。いわゆる白物家電と呼ばれる製品への革新的なアイデアです。その第一弾となったのがScreenfridgeで、大きな液晶パネルを持つ冷蔵庫のドアには花柄や絵画のパネル、またテキスタイルが張られたりとデザイン性に優れています。Inspired by Whiteも同じくWar on Whiteのコンセプトに基づいています。同様のものにブルーやブラックといったものもあります。

市販製品でも優れたデザインが多いElectroluxですが、2008年のIF Design Awardでは、Household/Livingというカテゴリーで12製品が受賞しています。
Ergorapido、Infiniteはともに受賞作のひとつです。Ergorapidoは、スティックタイプの掃除機で今作は第2世代となります。本体から駆動部が着脱可能で、通常の掃除機としてだけではなくハンディクリーナーとしても使用することが出来る2in1となっています。
Infiniteは電気式の4つ口コンロです。画像ではわかりにくいのですが、通常のコンロはヒーター部が丸くマークされているものが多いのに対し、Infiniteはトップを4等分してそれぞれの中心部に十字型に文字とマークがつけられているだけです。極めてシンプルなデザインですが新鮮さを感じます。
IF Design Awardのその他の入賞作には、レンジフードやオーブンなどがあります。

以前の関連記事はこちらになります。
Electrolux Design Lab
Design in Lifestyle: Washing Machine
posted by DL at 12:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | electronics

Dec 20, 2007

Symbio Design


ALPHA




BETA


The CLOUD

中欧チェコのプラハに一風変わったスピーカーを作るオーディオメーカーがあります。2005年に設立されたSymbio Designは、技術者のAndrej Jakovelv、デザイナーのJerry Koza、マネージャーのPetr Malenickyの3人から成ります。
彼らはハイエンドなスピーカーシステムには高音質だけではなく、高いデザインセンスも求められていると考えます。そのコンセプトに基づいたALFAスピーカーは、チェコ国内やウィーンやロンドンでの展示会でも高い評価を得ました。
現在ではスピーカーシステムのほかにもthe CLOUDといったライティングも発表しています。

Symbio Designの代表作であるALPHAスピーカーは、2003年当時まだ学生だったJerryによって最初の構想が生み出されていました。テクニカルな部分は省略しますが、その独特なフォルムはスピーカー内部の空気の流れなど空気力学を多分に応用しています。ALPHAはスタンドスピーカーとしてだけではなく、専用に設計されたマウントブラケットなどのアクセサリーも用意されているので壁掛けや天井に吊るすことも可能です。
BETAもALPHA同様に曲線の美しい小型スピーカーです。センタースピーカーや卓上のスピーカーとして使用できます。また、SymbioはALPHAやBETAのほかに、EGGOというたまご型のユニークなサブウーファーも発表しています。この3種のスピーカーを組み合わせると、極めて個性的なオーディオセットを組むことができます。
the CLOUDは新たにSymbioのコレクションに加わったライティングシステムで、光源に発光ダイオードを使用しています。材質にゴム素材を用いているので、オーディオルームの音の反響や空気振動を吸収します。コンクリートやガラスなどの堅い材質に囲まれた部屋で、より優れた音響を楽しむためのライトです。オーディオメーカーならではの発想から生まれたインテリアデザインです。

*Symbio Designのウェブサイトは音がでます。


posted by DL at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | electronics

Aug 03, 2007

Philips Design


Sideboard 2003


SKIN


SBA1500


Glowing Places

オランダを本拠地とするエレクトロニクス企業の Philips 。創業は1891年にさかのぼります。当初は電球のメーカーとして名を馳せましたが、20世紀にはいると、医療機器や家電、自動車用品にいたるまで幅広い電子機器を製造しています。
世界中からデザイン力に注目が集まるオランダ。そのオランダ企業というだけあり、Philipsにはデザインを研究するPhilips Designという部門が設けられています。オランダのEindhovenを拠点に、現在世界中の11ヶ所に点在しています。ディレクターのStefano Marzanoを中心に、Philips Designでは人々の生活をデザインを通してより豊かにするために、様々な活動や研究を行っています。

Sideboard 2003は、イタリアのCappelliniとのコラボレーションにより生まれたコレクションのひとつです。このコレクションは2003年のミラノサローネで発表されました。Sideboard 2003は、ごくシンプルなデザインですが、天板中央部がフラップ式になっており、32型のフラットTVが天板と一体になっています。同時に発表された7つのコレクションは、家具と家電のボーダーレスをコンセプトにデザインされています。

Philips Designのデザインした作品は、数々の賞を受賞しています。2006年のリサーチプログラムのSKIN、ポータブルスピーカーのSBA1500は、ともにiF Award 2007 の受賞作品です。SKINは、エレクトロニクスと衣料という組合せにより、それを着る人の感情を表現できるか、という試みです。このドレスは、着ている人のシグナルを肌から察知し測定して、ドレスに組み込まれたLEDを点灯させるというものです。生物測定学の高い技術が、衣料に新しい可能性を与えています。

Glowing Placesは、公共施設における人々とライトの相互作用を研究するというコンセプトで作られました。イスにセットされたセンサーで何人のひとがどれくらいの時間イスに座っていたかを測定します。ゆったりとしたあかりのイスでは、人々はより長い時間を過ごしたという結果が観測されています。

posted by DL at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | electronics

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