Nov 29, 2007

Lucy Renshaw


Spoon Lamp, Electic Collection Lamp


Green Knitt


Hybrid Lamp Chair


Limein Chair

テキスタイルデザイナーの Lucy Renshaw は、ロンドンのRCA(Royal College of Art)でテキスタイルについて学びました。2006年にRCAを卒業した彼女は、自身のスタジオを設立し独自のテキスタイルを用いたランプや家具の製作を行っています。
Lucy Renshawのテキスタイルは、カリブ諸国や南アフリカからの影響を受けたヴィヴィッドでエキゾチックな色彩をもちます。彼女は、刺繍やスクリーンプリントなどの装飾を組み合わせて個性的なパターンを作り出します。そのテキスタイルから生まれる家具は、伝統的な技術と実験的なアイデアに満ちていてユニークです。
また、彼女は美しいテキスタイルを作り出すだけではなく、リサイクルの布地や素材を再利用するなどして、環境問題にも取り組んでいます。

Lucyはリサイクルの布地だけではなく、廃品となった家具も作品に用いています。Hybrid Lamp Chairは、廃品のイスとスタンドランプ、テキスタイルを組み合わせ、新たな作品として蘇らせたものです。Limein Chairも壊れた2つのイスを1つに組み合わせた、少し風変わりな作品です。Limienとは、カリビアンのスラングでリラックスすることを意味します。
このほかにも、彼女はいくつかのイスやクションカバーなど実験的で色鮮やかな作品を発表しています。

RCAでの活躍を見出されたLucyは、2006年のロンドンでの100% Eastに参加しました。また、2007年にはTent Londonや、いくつかの展示会にも参加しています。
彼女の家具は廃品などを利用しているために、そのほとんどが1点限りのワンオフ製作となってしまいますが、環境問題に取り組みつつも美しく楽しい作品を作り出す試みは、大変今日的で共感できます。
posted by DL at 12:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | textile

Sep 14, 2007

10 Gruppen - Autumn/Winter 2007


Sticks by Ingela Hakansson


Honey by Tom Hedqvist


Peppers by Birgitta Hahn



スウェーデンのテキスタイルメーカー 10 Gruppen(10 Swedish Designers) が2007年秋冬の新作テキスタイルをリリースしました。今回は、The Food Collectionと題され、蜂の巣やペッパーなどの食べ物がモチーフとなっています。新しいコレクションを使用したバッグも同時に発表されています。

10 Swedish Designers は、1970年に10人の若手テキスタイルアーティストやデザイナーたちが立ち上げました。現在は当時の創設メンバーである3人、 Birgitta Hahn、Tom Hedqvist、Ingela Hakansson がデザインを手がけています。
当時、彼らの作品は前衛的で商業性に欠けると産業界から評されたりもしていました。そこでスタジオでは、最初のスケッチの段階から製品化、そして店舗に並ぶまでの全ての生産工程を自分たちでコントロールすることを目標としました。
その後、現在に至るまで40年近くにわたり活動を続け、数々のコレクションを世に送り出しています。10 Swedish Designersの作品はスウェーデンをはじめ各国で大きな支持を受けています。

3人のデザイナーを少し紹介します。
Birgitta Hahnは、10 Swedish Designersでの活動の傍ら、IKEAやSvenskt Tenn、Boras Cottonなどからテキスタイルを発表してきました。彼女は、舞台や映画の衣装などもデザインしています。個展やグループ展にも参加しており、彼女の作品は、国内外の美術館に収蔵されています。
Tom Hedqvistは、ストックホルムのBeckman's Collage of Designでグラフィックデザインと広告について学びました。70−80年代は複数の広告代理店でアートディレクターとして活躍しました。1990年にはストックホルムに広告代理店を、翌91年にはデザイン会社を設立しています。2000年からは、Beckman'sの学長を務めています。
Ingela HakanssonもBirgitta同様に、IKEAやBoras Cottonからテキスタイルや壁紙を発表しています。アップリケやハンドプリントを使用した作品も手がけています。彼女は、映画衣装をデザインしたり、1988年にジャーナリストのKatta Nordenfalkと児童書を共著するなど、テキスタイルデザイナーとしてだけではなく、幅広い活動をしています。
posted by DL at 13:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | textile

Jul 06, 2007

Virginia Johnson









イラストレーターであり、テキスタイルデザイナーでもある Virginia Johnson は、カナダのトロントを中心に活動しています。彼女は、ニューヨークのParsons School of Designでファッションを学びました。1997年にはファッションブランドのHelmut Langに入り、靴やバッグなどのアクセサリーデザインを担当します。その間に彼女は、F.I.T.(Fashion Institute of Technology)でprintmaking(版画)を学び、テキスタイルとイラストレーションへの関心を高めました。その後2000年、Virginiaはヘルムートラングを離れ、自身のコレクションに取り掛かりました。
彼女のデザインするテキスタイルは、世界各国への旅先からインスピレーションを得ています。彼女の描く美しさは、多くの文化や歴史、工芸などのうえに成り立っています。また、彼女の地元トロントの自然からも大きな影響を受けています。植物や動物、雨の雫や小石といった全ての自然の産物が彼女に鮮やかなイメージを与えます。彼女は自然の中に入っていくと、そこで得たイメージをスケッチブックに書きとめていきます。時にそれが予想もしないかたちでテキスタイルデザインに表れることがあります。
Virginiaは、テキスタイルのデザインに水性ペイントを用います。彼女は、このシンプルで一直線な手法にこだわりを持っています。彼女のテキスタイルデザインの持つやさしく自然なラインは、彼女の手作業から生まれ、それゆえの魅力を持っています。
ドレスやスカート、バッグといったアパレルのほかに、2006年からはクッションなどのホームコレクションが加わりました。現在、彼女の作品はアメリカのバーニーズニューヨークやケイトスペードなどでも取り扱われています。
posted by DL at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | textile

May 11, 2007

Hanna Werning


Kastanjetrast


Zebraskog, Djurträdgård


Fishpond Flush


Textile print for Dagmar

テキスタイルデザイナーの Hanna Werning は2004年に自身のスタジオ、Spring Street Studio をストックホルム設立しました。彼女はロンドンのCentral St. Martins College of Art & Designでグラフィックデザインを学びました。スタジオ名は、彼女がロンドンで滞在していたストリート名に起因しているそうです。彼女はビジュアルアートやイラストレーション、プロダクトデザインと幅広く手がけています。
彼女の最もよく知られているパターンに、AnimalFlowersというデザインがあります。DjurtradgardなどのデザインはテキスタイルメーカーのBorås Cottonから発売されており、人気のあるパターンです。AnimalFlowersのシリーズは、Spring Street Studioからウォールペーパーポスターとして全7種のパターンで展開しています。彼女はAnimalFlowersのデザインで2004年にEDIDA(Elle Decoration International Design Award)に選ばれています。パステルカラーの動物と植物の組合せというHannaのデザインが後に与えた影響はとても大きいものだと思います。現在でも自然をモチーフにしたデザインを多く目にします。
彼女は様々なメーカーからデザインを発表しており、そのひとつが写真にあるEastpakから2006年に発表されたFishpond Flushです。Hannaのパターンがプリントされると他のEastpakのバッグとは全く違った印象を受けます。このほかにも2種類のパターンがあります。
少し変わった組合せでは、Stüssyのカモフラージュ柄をデザインしたりもしています。写真下のテキスタイルパターンはスウェーデンのアパレルメーカー、Dagmarのものです。
Hannaは展示会に多数参加しており、昨年には日本での展示もいくつか行っています。今年も彼女の作品を日本で見られる機会があると良いです。

posted by DL at 12:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | textile

Apr 23, 2007

Mijnes


box Frederique, box1


cussion choco nile, pink bird, bleu dino


diaperbag brown, flaty brown bag

オランダ西部のハーグからほど近いRijswijk(ライスワイク)という街に Mijnes は拠点を構えます。Mijnesの作品は全てハンドメイドで作られており、独特なカラーの組合せが目にとまります。主に子供部屋で使用するものが多いのですが、ポップなカラーとデザインは十分にインテリアとしても通用しそうです。
Mijnesのほとんどの商品は素材にウールフェルトを使用しています。diaper bag の底部には防水性の高い生地をしようしており、簡単に手入れができるようになっています。diaperとは、おしめのことですが、このバッグにおしめや哺乳瓶を詰めて出かければ、親子共に楽しい気分になりそうです。
box Frederiqueやbox1などのストレージボックスはサイズが20cm四方と小振りですが、ひとつ置くだけで部屋が明るくなりそうなアイテムです。物はたくさん入りませんが、その存在感は十分です。ボックスには取っ手のついたもの、フタがついたものとバリエーションも豊富です。
このほかにも、ベビーベッドに掛けて使用するcrib bagやwall bag など子供部屋を楽しく彩る小物やバッグが多数あります。デザインやカラーも豊富です。
Mijnesの商品は様々なカラーのフェルトを刺繍することで鮮やかなデザインができあがるのですが、全てが手作業のために、オーダーから納品までは少々時間がかかります。しかし、ハンドメイドならではの温かみとクオリティーのためには、それもしかたのないことかもしれません。

posted by DL at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | textile

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。