Jul 05, 2007

Studio Aisslinger


Loft Cube


Soft Cell


Plus Unit


Juli Chair
all photos (c) Steffen Janicke


デザイナー Werner Aisslingerは、ドイツのベルリンに自身のスタジオ Studio Aisslinger を構えます。彼はHdK(ベルリン芸術大学)でデザインを学んだ後に、ロンドンでJasper Morrison や Ron Arad のもとで、ミラノではStudio de Lucchiで経験を積んでいます。1993年に Studio Aisslinger を設立し、プロダクトデザインからホテルや店舗の空間デザインまで幅広く活躍しています。その傍らで、1994年から1997年まではHdKとフィンランドのLahti Design Instituteで、1998年から2005年まではドイツのカールスルーエ造形大学で教鞭をとっています。
Stuido Aisslingerの代表作ともいえるのが、Loft Cubeです。Loft Cubeの始まりは、2001年のWernerのスケッチに遡ります。最初のプロトタイプが発表されたのは2003年、ドイツのデザインイベントDesignmai、そして2005年にパイロットモデルが発表されました。360度視野の開けた空間、どのようなところにも設置できるリラックスした空間、それがLoft Cubeです。移動式のロフトは、内装を含めて3日間で設置ができます。リビングルームやオフィスとして、自然に囲まれたコテージとして、Loft Cubeは様々な用途を提案します。
Soft Cellは限定で製作されたコンセプトモデルのイスですが、新素材のTechnogelをシートパッドに採用しています。1999年にデザインされたSoft Cellは、当時、主に医療用として使用されていたTechnogel素材を家具業界に最初に取り入れた、大変画期的な作品です。Soft Cellは Vitra Design Museumのパーマネントコレクションに選ばれています。
Plus Unitは、独自のアルミ製のレールよって無限に連結が可能な収納ユニットです。ライフスタイルや好みに応じて棚の列や段数、脚の種類を組み合わせることができます。引き出しのレールとジョイントを兼ねたアルミレールにはテフロン加工が施されています。
Studio Aisslingerは、展示会への参加も多数しており、数々の賞を得ています。ミュージアムコレクションに選ばれている作品も多く、Juli Chairは、MoMAのパーマネントコレクションに選ばれています。
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Jun 29, 2007

5.5 Designers


Guitou the Cat


aquarium


Style W


Wallpaper Gams

Vincent Baranger、 Jean-Sebastien Blanc、 Anthony Lebosse、 Claire Renard の4人によって2003年結成された 5.5 Designer は、フランスのパリにスタジオを構えます。4人はともにパリのL'ENSAAMAという学校でプロダクトデザインを学んでいます。5.5 Designersは2003年の設立以来、各国の展示会に多数参加しており、2004年にはTokyo Designers Blockにも参加しています。
最近注目を集めている同じくフランスのメーカー、Domesticから、数多くのデザインを発表しているので5.5 Designers の名前を聞く機会が増えてきました。Vynilというウォールステッカーでは、写真のネコ意外にも、ステッカーと時計を組み合わせたものや、実際のフックを使用して物がかけられるコートラックなど、ユニークなものが多数発売されています。
aquariumは、ベネチアンガラスで有名なSalviatiから発表されたものです。2層に分かれたガラス瓶は、水槽と花瓶という2つの機能を併せ持ちます。一見単純で奇抜なアイデアのようですが、不思議と違和感もなく手づくりのガラスならではの曲線が美しい作品です。
以前スウェーデンのSuperdesignが発表したSudoku(数独)の壁紙を紹介しましたが、こちらは、マルバツゲームを壁紙にしたものです。同じシリーズに迷路や単語パズルなどがあります。
フランスのエスプリ溢れるプロダクトデザインを得意とする 5.5 Designers ですが、2004年には、フランスの大手デパートGaleries Lafayette内にオープンした若者向けフロア、Lafayette VO の空間デザインなども手がけています。幅広く活動する5.5 Designersは、今後も注目したいデザインチームです。

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Jun 26, 2007

Alfredo Haeberli


Origo


Ginger


Nais



アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれた Alfredo Häberli は、10代で家族と共にスイスに移住します。チューリッヒでインダストリアルデザインを学び、1988年からthe Museum für Gestaltung(Museum of Design Zurich)で働きますが、1993年にAlfredo Häberli Design Development を設立します。スタジオは多数のリーディングメーカーをクライアントに持ち、たくさんの作品を発表してきました。彼はヨーロッパを中心に数多くの展示会に参加し、様々な賞を受賞しています。
Alfredo Häberliの代表作のひとつが、iittalaから発表されたOrigoシリーズです。Origoのアイデアは、ライフスタイル同様に日々刻々と変化する食生活にあわせた、テーブルウェアへの多様な提案にあります。幾層にも重なるカラーが目に留まり、食卓を彩ります。
Gingerスツールは、日本食のレストランバーGingerのためにデザインされたものです。スシではなくジンジャー、レストランのスタイルは、その名前によく表れています。Alfredo Häberliは、インテリアでも家具デザインでも、名前やコンセプトはまず最初の決め手になる、と言っています。プロジェクトを進める上で、バー以上のものとは何か、バースツール以上のものとは何か、このような数々の疑問があがったが、クライアントの持つ確たるコンセプトにより、彼は自分のアイデアが成し遂げられたと語っています。
Alfredo Häberliは、プロダクトデザインだけでなくインテリアデザインも手がけますが、Camperのパリ、フォーブルサントノーレ店もそのひとつです。近年Camperでは、店舗デザインを著名なデザイナーとコラボレートするトゥギャザーコンセプトというプロジェクトを行っています。ハベリは、店舗の機能を損なうことなく、シンプルでクリーンなショップを実現しました。Jaime HayonとのコラボレーションによるCamperとはまた違った印象です。

以前の関連記事はこちらになります。
HAYON studio
iittala - kitchen wear
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Jun 21, 2007

Supermarket Logotype








北欧デザインと聞くと、優れたインテリアやプロダクトデザインが頭に浮かびますが、北欧諸国では日用品や食料品のパッケージングデザインなども素晴らしいものが多いです。スーパーマーケットのロゴマークも然りです。
ブルーとイエローの少女のロゴは、デンマークのスーパーマーケットIRMAのものです。こちらは日本でも知名度、人気共に高くオンラインや雑貨屋さんなどで関連商品が販売されていたりします。少し説明を加えると、Irmaは1886年創業で、イギリスのMarks & Spencer(1884創業)に次ぐ世界で2番目に古いスーパーマーケットです。近年では環境問題やオーガニック食品にも取り組んでいます。
Coop Konsumはスウェーデンでは良くみかけるスーパーですが、その名の通りスウェーデン生協連合会の運営によります。店舗だけみると品揃えからも、ほとんどがオリジナル商品が占める日本で言う生協とは少し印象が違うかもしれません。ÄnglamarkはCoopのプライベートブランドですが、環境に配慮した商品になっています。おおよそ200種類ほどの商品がラインナップしています。
昨今では、環境への配慮からプラスティックバッグ(レジ袋)の使用量を減らそうと、エコバッグの普及へ各国の小売店が取り組んでいます。当然、日本でも多くのスーパーなどがエコバッグの持参を促したり、レジ袋の有料化に踏み切ったりといった運動をしています。各メーカーやショップが様々なエコバッグを販売していますが、その中でもスーパーがオリジナルのエコバッグを安価で配布するのが、普及への効果が高いように思います。
そこで、スーパーのロゴマークが重要な要素のひとつとなります。前述のように、北欧のスーパーの関連商品(レジ袋を含めて)は日本で商品として販売されています。ロゴマークの高いデザイン性が人気となっています。その点、日本の大手スーパーのロゴマークは、あまり評価を得ていないように思います。
多くのファッションブランドやコーヒーチェーンなどがそうであるように、スーパーもロゴマークやオリジナル商品に力をいれる時がきているのかもしれません。
エコバッグに関しては、小さく折りたためて常備できるといった機能も良いのですが、優れたデザインというのも相応に訴求力の高い要素だと思います。街で抵抗無く使用できる、安価で躊躇せず使用できる、そんなスーパーのエコバッグを心待ちにしています。
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Jun 20, 2007

Mimolimit






Expo2005, Aichi


Mcdonald's, Prague

東欧はチェコ共和国のプラハで活動する Mimolimit は、Barbora Škorpilová と Jan Nedvěd の2人によって2001年に設立されました。Mimolimitは、インテリアデザインからプロダクトデザイン、建築設計まで多様な活動を行っています。スタジオ名であるmimolimitは、普通ではない、標準以上の、といったような意味を持ちます。スタジオの美学は、素材やカラー、光の用い方など多様な美しさの結合にあります。彼らの美学は、建築やデザインなどあらゆるジャンルの作品に反映されています。
Mimolimitは、花瓶やボウル、キャンドルなどを手がけていますが、ジュエリーのデザインにも力を注いでいます。アクリル樹脂を使った、リングやブレスレットは、光を受けることによって、樹脂に施されたカラーやパターンが綺麗に反射します。
また、スタジオはチェコの伝統的な材質であるガラスを使った作品も多数発表しています。彼らのガラスコレクションは今夏いっぱい、オフィス家具大手Haworthのプラハショールームで展示されています。
Mimolimitは、2005年に愛知万博でのチェコ共和国のパビリオンのファサードとレストランのデザインを担当しました。ファサードのデザインは万博のテーマである"自然の叡智"にインスパイアされたものであり、細い木々が無数の針の様に壁面から突出した構造をしています。マス目状に配置された木々は見る角度によって、異なる動きや印象を与えます。このファサードは、大自然の力、直立した牧草地を表現しています。
インテリアデザインでは、マクドナルドの店舗デザインなども手がけました。既存店とは全く異なるイメージは、通常の店舗に使用されているどきついカラーを廃した、自然をモチーフとしたインテリアとカラーに因るものです。店内は、空調や防火シャッターなどを極力目隠しし、効果的に鏡を設置することで、クリーンで広々とした空間になっています。ファーストフード店、食品工場といったマクドナルドのイメージを払拭する彼らの試みが、うまく実現した店舗です。
posted by DL at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

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