Apr 27, 2007

JongeriusLab


Kasese Foam Chair, Kasese Sheep Chair


Blizzard Bulbs


Felt Stool

2000年にHella Jongerius がオランダのロッテルダムでスタートさせた自身のスタジオが JongeriusLab です。Hellaはダッチデザインを代表するデザイナーのひとりで、近年ではvitraやIKEAからも作品を発表しています。90年代にはDroog Design でのプロジェクトに深く関わっており、オランダのコンテンポラリーデザインをリードしてきました。2006年には東京のhhstyle.com原宿本店で展示会を行っているので、足を運ばれたかたも多いと思います。
Kasese Chairは、アフリカのウガンダ、カセセ地方の大工が作ったイスにHellaがインスパイアされてデザインしたものです。そのフォルムと機能性に彼女は魅了されました。材質はカーボンファイバーという極めて軽いものを用いています。Kasese Sheep Chairでは座面と背もたれにハンドメイドのフェルトが施されています。Kasese Chairは、MoMAやSan Francisco Museum of Modern Artなどに収蔵されています。
Blizzard BulbsはアムステルダムのFrozen Fountainというギャラリーショップのためにデザインされたものです。Blizzard Bulbsはキャンプ用品のガスタンクに装着するランプです。ガスは一見扱いは面倒で気軽に使用する感じではないのですが、それでも災害時には大いに役立ちます。どこにでもあるガスタンクとデザイン性の高いランプシェードのミックスにより、うまくマスプロダクションとデザインをひとつにまとめています。
Felt Stoolは1997年にHellaがDroog DesignでのプロジェクトでRosenthalから発表した陶磁器のスツールがベースとなっています。陶磁器で作られたスツールは重く、冷えていて必ずしも最適な材質とはいえません。その欠点をカバーすべく、彼女は違う材質を使用してスツールをリデザインしました。ベースには鉄を用いて、そのまわりをフェルトがカバーします。外と内を異なるカラーにすることで独特なフォルムをより強調しています。
プロダクトデザインや数々のプロジェクトに参加しているHella Jongeriusですが、近年注目されているダッチデザインの牽引役として、今後の活動が期待されています。
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Apr 26, 2007

Feeladdicted


Suckmybic


Lucifer


Sweet Home

フランスの若きインダストリアルデザイナー Clement Eloy による Feeladdicted 。彼のデザインするアイデアはユニークというだけでなく、大変実用性に優れています。
Clementは、フランスのInstitut Superieur de Designで5年間に渡り、エンジニアリングデザインを学びました。その間に、彼は多数の企業でインダストリアルデザイナーとしてプロジェクトに参加しています。現在ではフリーランスのデザイナーとして活躍中です。
Suckmybic は2006年に、フランスの大手筆記具メーカー、Bicのワークショップとしてデザインされました。誰もが一度は手にした事のあるボールペンですが、キャップがキャンディーになっています。キャップを噛む癖のある人には最適です。5つのフレーバーで気分をリフレッシュさせてくれます。ただ、食べてしまうとキャップがなくなってしまいますので要注意です。ネーミングにもユーモアが感じられます。
Lucifer は実用性と機能性を兼ね備えたマッチボックスです。容器を逆さまにして、マッチを引き抜くと取り出し口に仕込まれたフリントとの摩擦でマッチが点火します。Luciferはマッチを取り出し、点火するという一連の動作を短縮させることを目的としています。デザインと機能性が実にうまくマッチしています。
ノートブックのパソコンを部屋で長時間使用すると、電源アダプターは熱を帯び、足先は冷えてきます。この2つの相反した問題を解決するのが、Sweet Home です。スリッパのつま先付近に入ったスリットにパソコンの電源アダプターを差し込みます。アダプターの熱がスリッパを温め、足先はあたたかくアダプタは放熱するという仕組みです。
このほかにも彼は実用性に適ったアイデアを多数発表しています。その発想はユニークで、どれもなるほどと感心させられます。

posted by DL at 13:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Apr 25, 2007

HAYON studio


AQHayon for Artquitect


BD Showtime collection


BD Showtime collection


Together with Camper

今年のミラノサローネでも注目されている、若手スペイン人デザイナー Jaime Hayon の自身のスタジオ HAYON studio はスペインのバルセロナとイタリアのトレビソを活動ベースとしています。
1997年当時、Jaimeはベネトングループのデザイン研究機関であるFabricaで研究員をしていました。数年の後、彼はベネトンのショップインテリアや展示会、レストラン事業などのデザインを担う部署のディレクターとして任命されました。
その後2004年に独立し、HAYON studioを設立します。彼の作品はアートとデザインという隔てられた境界を越えて、独自のスタイルで2つの要素を統合しています。
2005年にArtquitectから発表されたAQHayonは、バスルーム業界を震撼させました。今までのバスルームでは見ることの無かったカラーとシェープは、バスルームをひとつの家具と捉えた結果といえます。洗練されたデザインのバスタブやシンクは、バスルームコレクションという括りを超越しています。Jaimeは、全てが白く冷たいバスルームに疑問を投げ、バスユーティリティーを家中で使うことのできる家具として扱うことを提案しています。
BD ediciones de diseñoから発表されたShowtime Collectionはミュージカルにインスパイアされた家具コレクションです。そこには、外面と内面のコントラストの探求というコンセプトが存在します。有機的なフォルムとクラシカルなディテールがコレクションを特徴づけています。
彼はスペインのシューズメーカー、Camperの店舗デザインも手がけました。ディスプレイに使われているテーブルやランプは特別にデザイン、ハンドメイドされたものです。レジスペースはオリンピックの表彰台のような真っ赤な什器になっています。店内はJaime Hayonの世界で統一され、独特の空間となっています。
Camper以外にも、シャンパンのPiper Heidsieckとコラボレートしたり、Lladroから作品を発表したりと、活躍中のJaime Hayon。今後も彼の活動から目が離せません。
posted by DL at 13:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Apr 19, 2007

Aimee Wilder





Sumo


Tulipstripe

ニューヨークで活動するグラフィックデザイナーAimee Wilder は、the School of The Art Institute of Chicago を2001年に卒業してすぐにフリーランスとして仕事を始めます。彼女はCrate and BarrelやCalvin Kleinなどの様々な企業のためにデザインを手がけてきました。近年ではMartha Stewart LivingとSkip Hopをクライアントに抱えています。
彼女のデザインするグラフィックはいろいろなものからインスピレーションを得ているといいます。その影響は、タイポグラフィーやロゴデザインであり、テキスタイルからおもちゃのデザイン、果てはロックポスターからであると彼女は言います。
Aimeeの描くグラフィックパターンはカラフルでポップなものが数多くあります。幾何学的なパターンの反復はどこかレトロな感じがします。その一方で力士やパンダ、小鳥などをモチーフにした現代的なパターンも多数デザインしています。
彼女のデザインはテキスタイルのパターンなどが多いようですが、イラストレーションも手がけます。こちらも明るくポップな印象を受けます。
現在彼女は、ホームテキスタイルだけでは無く、アパレルやプリントなどのプロジェクトを進めています。次の作品の発表を楽しみに待ちたいです。

posted by DL at 13:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Apr 17, 2007

Bosch & Fjord


ORDRUP SKOLE
Illustration by Poul-Erik Christensen



MOMENTUM photo by Elsje van Ree


PLUG AND PLAY OFFICE
photo by Anders Sune Berg

北欧デンマークのコペンハーゲンをベースに活躍する Bosch & Fjord は、Rosan Bosch と Rune Fjord Jensen のデザインデュオです。彼らは2001年から活動を共にしていますが、それぞれが個別にプロジェクトに参加したりもしています。
彼らのプロジェクトはクライアントとの対話主体により、進められます。そのコンセプトやデザインは異なる使用法や行動、ものの考え方を持つ空間へのチャレンジです。Bosch & Fjord によるプロジェクトは予想を裏切り、どのような分類わけにも当てはまりません。クライアントとの対話を重視することにより、技術や知識を共有し、価値観を吸収します。そこで得たアイデンティティーによってプロジェクトは方向付けられ、デザインや建築的要素、ビジュアルアートといった異なる分野の統合により生み出されます。中でも彼らはビジュアルアートに重点を置いています。アートは文化的な重要性を持ち、生活の質を向上させ社会のオアシスに成りうると彼らは考えています。
ORDRUP SCHOOLはデンマークのGentofteにある学校です。Bosch & Fjord は通常の学校にある黒板や学習机という概念を捨て、よりクリエイティブな思考や授業を促すようなスペースを作りました。校内には様々な年齢の生徒のニーズに答えるようにデザインされています。読書に集中できる土管のようなチューブや、ディスカッションを行うスペース、グループワークのための移動式ソファなども設置されています。
ORDRUP SCHOOLは2006年にThe Danish Culture & Business Award に選ばれました。また、2007年にはコペンハーゲンのNPOによるIndex: Award にもノミネートされています。
PLUG AND PLAY OFFICEはコペンハーゲンにあるIT-Universityの研究室です。最先端をいく組織の研究室などは、スピードと機動性を求められ、移動を余儀なくされることもしばしばあります。そこでBosch & Fjord は引越しが容易にできる研究室を作りました。AVルームやキッチンなどの必要な設備を兼ね備え、パッキングと開梱共に2時間程で行えるシステムです。PLUG AND PLAY OFFICEは、柔軟性と最新技術が求められる現代企業へのBosch & Fjord による回答と考えられます。
このほかにもBosch & Fjord は様々なプロジェクトに関わっています。最近ではLEGOのミーティングルームやカフェなどのデザインも手がけています。

posted by DL at 13:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

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