Dec 18, 2007

Yar Rassadin


Pantone Matryoshka


Ninja Matryoshka


Salt & Pepper Shakers



かわいらしいマトリョーシカとソルト&ペッパーのシェーカーをデザインしたのは、ロシアのデザイナー Yaroslav Rassadin です。
Yaroslavは2006年に、ロシアのデザインスタジオ Studio MWD を建築家のSergey Mozheyko と共にモスクワで立ち上げました。MWDではチーフデザイナーを務め、家具や小物まで幅広くデザインを手がけています。MWDを設立する2006年以前に、YaroslavはSmirnov DesignやDesignworksなどのモスクワのデザイン事務所で経験を積んでおり、家具や小物以外にインダストリアルデザインも得意としています。

YaroslavがYar Rassadineという自身の名義でデザインしたのがマトリョーシカとシェーカーです。
Pantone Matryoshkaは、ロシア伝統工芸のマトリョーシカを近未来的でミニマルなフォルムにし、パントンの色見本によるグラデーションを再現したものです。そのマトリョーシカにブラックカラーを施したものがNinja Matryoshkaです。カラーをブラックにするだけでかわいらしいマトリョーシカが一気に忍者のような精悍さを持ちます。
マトリョーシカ同様に極限までミニマルにデフォルメされた天使と悪魔を模ったソルト&ペッパーシェーカーは、ホワイトとブラックの組み合わせのほかにレッドが用意されています。これはペッパー=ブラックという定石にとらわれない、自由な発想によるものです。全色とも穴のサイズは同じなので、ユーザーの好みでカラーと中身は自由に組み合わせることが可能です。シェーカーはドイツのKoziolにより製品化されています。

以前の関連記事はこちらになります。
Studio MWD
posted by DL at 12:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Dec 11, 2007

The Coke Side of Life Remix


designed by Vault 49


designed by Buro Destruct


designed by Idokungfoo


designed by Fung Wee Lim

今年の8/13〜8/23の期間中にロンドンのサウスバンク、Jubilee Gardensでイギリスポップアート界の巨匠 Sir Peter Blake によるライブペイントが催されました。
Sir Peterが手がけたのは、20フィートにも及ぶ巨大なコカコーラのアートワークです。作品は彼の代表作でもある、ビートルズのSgt. Pepper's Lonly Hearts Club Bandのジャケットを彷彿とさせるコラージュを用いたものとなりました。

Sir Peterのアートワークと並行して展示されたのが、Coke Side of Life Remix です。Coke Side of Life Remix のフォーマットとコンセプトをもとに世界各国の十数組のアーティストが手がけた多数のポスターです。作品の総数は101点で、そのどれもがカラフルでポジティブです。クラシックなコークのボトルから溢れ出る世界はとても大きな広がりを持ち、現代グラフィックアートの高いクオリティーを示しています。
Coke Side of Life Remixには、アジア・アメリカ・ヨーロッパと幅広い国からアーティストが参加しており、様々なスタイルのグラフィックをみることができます。
posted by DL at 12:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Nov 22, 2007

Akihiro Kumagaya


平仮名文様


50/07 bench designed by alekole


紙の陶器 designed by alekole


Trial Flower

2006年に東京のインテリア専門学校ICSカレッジオブアーツを卒業したフリーランスのデザイナー、熊谷 彰博 氏。彼はファーニチャーやプロダクトデザイン、グラフィックデザインなどを幅広く手がけます。
学業を終えたばかりの熊谷 氏ですが、2006年には100% Design TokyoやIFFT東京国際家具見本市などに出展し、今年2007年には神戸ビエンナーレやSapporpo Designers Weekに参加するなど各地のイベントに積極的に参加しています。また、DesignTide 2007では同じくICSを卒業しているデザイナーの宮田聡志 氏とともにデザインチーム alekoleとして、青山のインテリアショップMA by So Shi Teでのインスタレーションを行いました。
今後は個人での活動として、新しい京都を発信するプロジェクトのアートディレクターを務めることも決まっています。

平仮名文様は、DesignTideでのインスタレーションのひとつで、平仮名をつなげたアートワークを18mの巻物にしたものです。複雑で美しい日本の仮名を見事にひとつのデザインへと昇華しています。作品は会場の壁から天井へと流れるように立体的に展示されました。
50/07 bench、紙の陶器もともにDesignTideでの展示作品です。50/07benchは、50年代の古家具を半分だけ削りだして、ベンチのもつ数十年にわたる時間を表現したものです。紙の陶器は、焼成すると陶器になるという陶紙に重力や造成を加えた作品。クリアなフォルムとカラーに好感が持てます。
Trial Flowerは、ムエット(試香紙)を花びらにもつフラワーです。あたかも花畑で花の香りを楽しむかのように、花びらに香水を吹きかけ香りを試すことができます。TrialFlowerは、JDC(社団法人日本商環境設計家協会)北海道支部主催のコンペティションで優秀賞を受賞しています。こちらは熊谷氏の個人名義での作品となります。

熊谷 氏は、フリーランスの活動経験は浅いながらも、精力的に活動し、いくつかのコンペでの入賞も果たしています。10/6〜11/25の会期で開催されている神戸ビエンナーレでは、コンテナを展示空間とするアートインコンテナというコンペでデザイナーのnosignerとの共作がビエンナーレ実行委員会特別賞に選ばれています。
デザイナーとして一歩一歩しっかりとあゆみを進めている熊谷 彰博 氏。今後の活躍に注目していきたい若手デザイナーのひとりです。

以前の関連記事はこちらになります。
nosigner

posted by DL at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Nov 21, 2007

Kiki van Eijk : new products


Bottled Lamps


Bottled Carafe


Soft Shelve, Soft Clock Silver


Quilt Chair

以前から何度もとりあげているオランダのデザイナー Kiki van Eijk ですが、先日のDesignTideで来日していた彼女に新作データをもらいましたので、少し紹介します。

Bottled Lamps と Bottled Carafe は、ともに中世時代にハーブやお酒を保存するためにつかわれていた美しいグラスワークにインスパイアされた作品です。グラスにはハーブやテーブルウェアなど、中世のキッチンやテーブルの風景が描かれています。くもりガラスとクリアガラスのコントラストが、照明の明かりやカラフェにいれられたお酒によって美しく描き出されます。
Soft Clockは以前に発表されたものですが、今回の新作となるSoft Shelveもまた、彼女の得意とする見た目の質感を裏切る素材を用いた作品です。テキスタイルのようなディテールと質感を持った棚は、陶器でできています。彼女は以前にも同じような手法を用いた引き出しを持つキャビネットを製作しています。
Quilt Chairは、直線的なスチールのフレームに伝統的なキルト技法を施したレザーを張地にしたロッキングチェアーです。このQuilt Chairは、先日のNo Windmills, Chees or TulipsというDesignTideでのインスタレーションで展示されました。

以前の関連記事はこちらになります。
Kiki van Eijk
Interview 06 : Kiki van Eijk
No Windmills, Cheese or Tulips : Opening

posted by DL at 11:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | design

Nov 20, 2007

RICE-DESIGN


クリの木


giraffe


サイホンシキロウソク


ZIGSAW STOOL

九州の福岡に事務所を構える RICE-DESIGN 。2001年からRICE-DESIGNとして活動していたデザイナーの有川 伸彦 氏により、2006年に事務所が設立されました。事務所ではインテリアデザインから家具、プロダクトデザイン、グラフィックまで幅広く手がけています。
RICE-DESIGNという名は、古くから人々の生活に密着し唯一無二の存在であるお米のような、生活に寄り添うシンプルなデザインというコンセプトに由来しています。確かに彼のデザインはいたってシンプルですが、それは必然に起因するものです。必要な機能や仕様を理論的に組み立てる中で生まれる必然をデザインした結果が、シンプリシティとなって彼の作品に表れています。これは、彼がわかりやすさを重視し、一見してコンセプトが伝わるようなデザインを心がけていることとも深く関連しています。

クリの木は、マグネットの木の枝に葉っぱのクリップを自由につけることができるクリップホルダーです。実用的でありながら、ひとつのオブジェとしての役割も果たします。
giraffeは、細いフレームがバランスをとり自立するテーブルランプです。細く長いフレームはさながらサバンナのキリンのようです。天板にフレームをかけることで簡単に設置することができるので、自由にランプを移動させることができます。フレームは真鍮パイプを使用しているので、重量が軽いのも特徴です。
コーヒーのサイホンのような構造のサイホンシキロウソクは、溶け落ちる蝋をカップの中に集め、再度キャンドルとして利用しようというものです。一滴もキャンドルを無駄にしないサイホンシキロウソクは、エネルギー消費の著しい現代社会へのアンチテーゼでもあります。
ZIGSAW STOOLは、RICE-DESIGNのシンプリシティがよく表れた作品です。説明することなしに子どもでも理解することのできるコンセプトは、非常に明快です。ジグソーパズルのようなひとつひとつのピースを自由に組み合わせることができ、スツールという機能にパズルの創造性をプラスしています。

RICE-DESIGNは、今年の100% Design Tokyoと赤坂でのゼロ展に参加しています。シンプルで機能性の高い作品は、会場で高い注目を浴びました。今後の活動や作品の製品化に期待がかかります。
posted by DL at 11:02 | Comment(1) | TrackBack(1) | design

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