Jun 24, 2009

Giulio Iacchetti


Tropico Ellipse


Tropico family


Bye Bye Fly


Moscardino designed with Matteo Ragni

ミラノをベースに活動するインダストリアルデザイナーの Giulio Iacchetti
彼は Politechnico di Milano でデザインを学び、1992年からインダストリアルデザイナーとして活動しています。1998年から2005年にかけては、デザイナーのMatteo Ragniと共に Studio Aroundesign としての活動も行い、Guzziniをはじめ数々のメーカーをクライアントに多くの作品を発表してきました。Matteo Ragniとのコラボレーション作品のひとつ、生分解性樹脂Mater-Biを使用したカトラリー Moscardino は、2001年にADI(イタリアインダストリアル協会)が主催するIl Premio Compasso d'Oro ADI(金のコンパス賞)を受賞し、ニューヨークのMoMAにも収蔵されています。

イタリアの照明メーカー Foscarini からリリースされている Tropico は、サーモプラスチックのモジュラーピースとスチールワイヤーを組み合わせたライティングシリーズです。シェードに使用されているプラスチック部品は1種類のみで、サイズの異なるワイヤーリングを組み合わせることで様々なサイズと形のシェードを形成することができます。Tropicoは、2009年4月に発表されたEDIDA 2008(Elle Decoration International Design Awards)で、照明部門の優秀賞を受賞しました。
Bye Bye Flyは、先述のMoscardinoと同じくイタリアのPandora Designからリリースされています。もともとは型にはまらない新しいタイプのミラノ土産として考案されたもので、ハエたたきのネット部分がミラノ市街の地図になっています。
このほか、Giulio Iacchettiは、これまでにユニークなカトラリーやキッチンウェアなどいくつかの作品をPandora Designからリリースしています。
posted by DL at 14:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

Jun 17, 2009

Jehs + Laub : lightings for 2009


Crown


Vases


Leo MK2

デザイナーの Markus Jehs と Jurgen Laub による Juhs + Laub が、イタリアの照明メーカー Nemoからいくつかの新作を発表しています。
これらの新作は4月のミラノで発表されたもので、2009年のニューコレクションとして照明機器見本市Euroluceの会場に並びました。

Crownは、クラシカルなシャンデリアを現代的に解釈したもので、キャンドルを模したモジュールの組み合わせで構成されています。3つのバルブが一組のモジュールとなっており、大きいサイズのCrown Majorは30のバルブ、より小さいサイズのCrown Minorは、12のバルブから成ります。
Vasesもまた、4月のEuroluceで発表された新作のうちのひとつです。その名の通り、いくつものつぼが積み重なったようなペンダントランプです。大小さまざまなシェードには、乳白色の吹きガラスを用いています。
Leo MK2はミラノよりも一足早い3月に発表されたデスクランプです。Leo MK2は、1998年にJehs +LaubがNemoから発表したLeoをリデザインしたものです。機関、デザイン双方を再設計しており、デザイン面ではシェードやアーム部に変更が加えられるなど、全体的に洗練されモダナイズしています。

Nemoは1993年にスタートしたイタリアの照明メーカーですが、2008年にCappelliniやCassinaなど多くの家具ブランドを傘下に持つPoltrona Frau Groupに統合され、現在はCassinaの照明部門として位置づけられています。


以前の関連記事はこちらです。
Jehs + Laub
COR: new product
posted by DL at 15:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

Apr 16, 2009

David Trubridge : new works for Milan 2009


Bamboo Crop


Aluminium Crop


Taniko

ニュージーランドのデザイナー David Trubridge がミラノデザインウィーク期間中に、Superstudio Piu でThe Three Baskets of Knowledgeというインスタレーションを行い、新作のライトを発表します。

今回のインスタレーションは、ニュージーランドの先住民族マオリの神話をモチーフとしています。神話では、森の神Taneが父親のRangiと母親のPapaを天空と大地に分かち、後に人々が地球で暮らすための知識がつまった3つのカゴを天国で授けられたといいます。この3つのカゴには、自然界の知識、人間の理性に関する知識、超俗的な万物の知識が入っているといい、David Trubridgeのランプはこの3つのカゴを表しています。
インスタレーションでは、フロア近くまで伸びたシェードから映し出されるそれぞれ異なるパターンの陰影のまわりに、カゴにまつわる説明が付されます。これらの照明は、心と体、精神を均等に表しており、地球上での営みにおいて必要不可欠であるこれらの要素のバランスを再考させるものであるということです。

David Trubridgeは環境に対して非常に真摯で、常に配慮を怠らないデザイナーとして知られていますが、今回の展示に関しても例外ではありません。
ニュージーランドからイタリアまでの移動にかかる分だけのカーボンオフセットを実行し、照明に使用される部品は別送せずに手荷物として運び、現地で組み立てます。また、照明の光源にはLEDを使用し、シェードには、木材よりも成長が早く代替のしやすい竹材を用いています。
posted by DL at 14:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

Mar 06, 2009

MORFOSO


Koening Table Lamp




Koening Pendant


Light Lounger

デンマークのライティングメーカー MORFOSOは、もともとLouis PoulsenとデンマークのThe National Laboratory for Sustainable Energy(Risoe DTU)との共同プロジェクトとしてスタートしました。彼らは2004年からLEDを用いたライティングシステムのプロトタイプを開発していましたが、2006年末にLouis Poulsenでデザインマネージャーを務めていたHans Falleboeと同じくLouis PolesenのLED技術開発に深く関わっていたJacob AndersenによってMORFOSOが設立され、2007年からLEDを基本とするライティングメーカーとして独立したビジネスをスタートさせました。

テーブルランプとペンダントランプからなるKoeningシリーズは、ドイツの若手デザイナー Michael Koening によってデザインされました。水平なシェードが特徴で、これによってテーブルランプは、デスクランプとしてだけでなく、フロアに置けば間接照明を伴うサイドテーブルとしても使用することも出来ます。テーブルランプ、ペンダントランプともに材質にはスチールが使われており、シェードは直径39cm、高さ3.6cmとLEDならではのスリムなフォルムになっています。光源となる6つのLEDは消費電力が10Wと、60Wの白熱球に比べエネルギー消費を約83%削減しているにもかかわらず、白熱球と同等である500ルクスの照度を確保します。
Light Loungerは、Louis Polesenのデザイナーも務めるデンマークの Christian Flindtがデザインました。Light Loungerは、その名の通りフロアランプとラウンジチェアーの機能を兼ね備えており、デザインは日本の巻き寿司にインスピレーションを得ています。
ラウンジチェアーの底面には48のLEDがセットされ、詰物には約3,000個の乳白色のプラスチック製ボールが使われています。このボールを介して、90Wの白熱球相当の明るさが座面から放射され、読書灯やフロアランプとして十分な役割を果たします。また、このボールがビーンバッグチェアのような柔軟性と座り心地を生み出しています。
このような機構は、衝撃に強く熱をほとんど持たないLEDだからこそ可能であり、その他の光源では実現が難しいものです。LEDによって実現可能になったデザインと、照明器具の新しい選択肢の一例といえます。
Light Loungerはリミテッドエディションとして生産されています。
posted by DL at 13:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

Feb 24, 2009

Wastberg


w091t, w081t1, w081t2
by Claesson Koivisto Rune



w083t by Jean-Marie Massaud


w082t by James Irvine


w093w, w084t by Ilse Crawford

スウェーデンのHelsingborgに本拠を構える新鋭ライティングメーカーのWastberg
Wastbergは、照明業界出身のMagnus Wastbergによって2008年の2月に設立されました。古くから人間は照明を生活に利用してきましたが、現代社会の照明は過剰で、逆に生活の質を落としていると考えるWatbergは、より優しく必要なだけの照明で人々の暮らしをより良くしようと自らのレーベルを立ち上げました。
このコンセプトに賛同した4組のデザイナーによってデザインされたランプで、Wastbergは2008年にデビューを飾ります。2009年のStockholm Furniture Fairでは、Carlo Colombo、Michael Youngによるランプや、これまでのコレクションに新たに加わったバリエーションなどの新作を発表しました。

Claesson Koivisto Runeによるw081シリーズは、ヘッドとフレームを自由に可変することができるアームライトです。スイッチなどを全て見えない部分に配し、外観を非常にシンプルにまとめてます。w091は2009年に発表された新モデルで、シェードとベース部は2分割されたようなデザインになっています。これは、人体や自然界に存在する対の要素に由来しています。
w083は、Jean-Marie Massaudによるスレンダーなアームを持つデスクランプです。Massaudらしい流線的なフォルムが美しく、特に球状のアームつけ根部分が特徴的です。アームとベースのジョイント部はマグネット機構になっており、アームをスムーズに動かすことができます。
James Irvineによるw082は、非常にミニマルなフォルムと機構のテーブルランプです。シェード、アーム、ベースの大きく3つのパートで構成されており、機能もいたってシンプルです。各ジョイント部は360度回転させることができます。w082は、2008年のThe British Design AwardsのBritish design of the yearへノミネートされました。
w084は、Ilse Crawfordによるアームライトで、鉄、木、陶器という3つの素材が使用されています。これらはそれぞれ、安定性や信頼性、温かさや生命、触質性というメッセージを包含しています。2009年よりウォールランプのw093がシリーズに加わりました。
posted by DL at 14:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | light

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