Aug 27, 2009

Formex 2009


Finland Selected by Formex


Orient Express restaurant


Young Design Lounge by Lisa Bengtsson


Lisa Bengtsson

例年2月に開催されるStockholm Furniture Fair と並ぶ北欧最大級の国際見本市 Formexが、8/27 - 30 の4日間、ストックホルムのStockholmsmassanで開催されます。

今回のFormexは Vintage Travel をテーマとしています。1940〜50年代の、仕立ての良い客車での鉄道旅行がもたらした特別な雰囲気を賞賛し、当時の牧歌的なヴィンテージ感を会場内に散りばめています。
会場のエントランスホールでは、デザイナーのPaula Malmによる古い駅舎やホテルなどをモチーフとしたインスタレーションが行われます。また、会場の展示ホール内には、スタイリストのMaria NordinとGeir Oterkjaerによるオリエント急行のコンパートメントをイメージとしたレストランが設営されます。レストランの壁一面には、Emelie Solklippa、Hannna Westin SkoghとMosaic Swedenのコラボレーションによるペイズリー柄のモザイクタイルがあしらわれています。
展示ホール内に設営されるもうひとつのラウンジスペースに、Young Design Loungeがあります。2008年に始まったYoung Design Loungeは、若手デザイナーの展示エリアの一角に併設されるカフェスペースで、今回はストックホルムの若手グラフィックデザイナー Lisa Bengtsson が手がけています。彼女の作風が、今回のVintage Travelというテーマと非常にマッチしています。
今回から新しくスタートした展示プログラムには、Selected by Formexがあります。この展示は北欧デザインを広め、そのポジションをより強固なものにしようという目的を持ち、今回はTrendgruppenのStefan Nilssonのセレクトで、50点あまりのフィンランドデザインが会場に展示されています。


以前の関連記事はこちらです。
Formex 2008
posted by DL at 14:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Aug 17, 2009

Copenhagen Design Week 09




High Stool for Mater,
designed by SPACE Copenhagen



WE:DO:WOOD lounge chair


Munio by Helena Rohner

8/27 - 9/6の期間に、デンマークのコペンハーゲンでCopenhagen Design Weekが開催されます。

Copenhagen Design Weekは、2009年から新たにスタートするデザインイベントです。デザインに関連するトレードショーや展示会、デザインアワードの受賞式などが期間中、コペンハーゲン市街を中心に複合的に開催されます。
2009年12月にCOP15(国連気候変動枠組条約、締約国会議)がコペンハーゲンで開催されることを受けて、デザインウィークのテーマはサステナブルデザインとなっており、展示やセミナーなどの関連プログラムを通して、社会や気候変動などの問題に関わるデザインや建築に焦点があてられます。また同時に、多くの環境、社会問題に直面している世界各国において、デザインがどのような役割を担ってゆくかというテーマをデザインウィークの中心に据えています。
デザインウィークのハイライトとして、2009年に新しくスタートするCODE 09(COpenhagen DEsign - Internationl Furniture and Design Fair)や、サステナブルデザインに焦点をあてた展示 COPENHAGEN SHOWHOW、2005年から隔年で開催されているデザインアワード INDEX:の受賞式とファイナリスト作品展示など新旧のデザインイベントが開催されますが、この他にもコペンハーゲン市街でサステナビリティーとデザインというテーマに関連するサテライトイベントやセミナーなど多数のプログラムが予定されています。

Copenhagen Design Weekは、デンマーク経済産業省の主唱、Danish Design Centreのディレクションで運営されています。
posted by DL at 13:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Jul 27, 2009

Akihiro Kumagaya : Birthday




GEM


SPACE DEBRIS


Peeler

7/23 - 8/9 までの期間中、新宿デザインセンターOZONE 6Fのデザインギャラリーでデザイナー熊谷 彰博 による初の個展、Birthdayが開催されています。

会場には近年に発表された作品をはじめ、新作のダイニングテーブルGEMやモビールのSPACE DEBRISが展示されています。また、これまでに手がけたVIなども写真を使って紹介されています。
会場はバースデープレゼントを連想させる白いリボンでデコレーションされており、天井からは多数のリボンが垂らされています。展示台にもギフトラッピングのように十文字にリボンがかけられ、全体を通してバースデーの多幸感に満ちたインスタレーションになっています。
会場の中心に据えられた新作のGEMは、タモの無垢材を使用したダイニングテーブルです。全体的なフォルムは非常にストレートでシンプルですが、脚の一部を大胆にカットして天然木目の美しさ引き出しています。画像ではわかりづらいですが、脚の角材が天板下より斜めのアングルで先端までカットされおり、フロア接地面では脚の断面が三角形になっています。
会場で展示に使用されている什器も同様の構造で統一されています。
今回発表されたもうひとつの新作SPACE DEBRISは、レーシングバイクのボディを製作する際に出るカーボンの端材をリユースしたモビールです。カーボンは非常に軽く剛性も高いので、風を受けて宙でゆらめくモビールに適しています。カーボンのテクスチャーと鋭いフォルムが相まって、宇宙の漂流物という名が表すとおり、近未来的な印象を受けるモビールです。


Birsthday Akihiro Kumagaya exhibition
(OZONEサポート展)

2009年7月23日 - 8月9日
10:30 - 19:00(水曜休館)
リビングデザインセンターOZONE 6F(新宿)
/リビングデザインギャラリー (入場無料)

主催:熊谷彰博
後援:リビングデザインセンターOZONE
協賛:株式会社中川ケミカル
協力:石塚製作所、ワンオアエイトカンパニー
posted by DL at 13:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Jul 23, 2009

New Designers 2009


Origami Fashion Fabric by Anne O'Neill
University of West Wales



Coat-Stand by Will Durrigan
Manchester Metropolitan University



Understair Storage by Craig Haggart
De Montfort University



Tom and Jerry by Samuel Wilson
Bucks New University

images: courtesy of New Designers
photographer: Ed Reeve


イギリス国内でデザインを学ぶ学生の卒業制作展 New Designers 2009 が、ロンドンのBusiness Design Centreで開催されました。

展示は2部に分かれており、1部が7/9 - 12まで、2部が7/16 - 19までとそれぞれ4日間、合計8日間の日程で行われました。各部で展示の内容が異なり、1部にはテキスタイルやファッション、現代応用美術、磁器やグラス、ジュエリーの作品が、2部にはプロダクト、家具、空間などのデザインとグラフィックやイラストレーションなどのビジュアルコミュニケーションの作品が並びました。
前年のNew Designers 2008には、およそ18,000人の来場者があり、イギリス国内でのこの種の展示としては最大規模のものになります。学生にとっては、自分の作品を多くの人々に発表する貴重な機会であり、デザインを学ぶ同志と交流する有益な場でもあります。また、メーカーや企業が次世代のデザインタレントを発掘する場としても大きな役割を果たしており、例年、各業界から多くの視察者がNew Designersを訪れています。

若手クリエーターとビジネス界との架け橋を担うNew Designersのハイライトのひとつに、若き才能にスポットをあてた One Year On というプログラムがあります。学校を卒業後1年以内、もしくは新たにデザインビジネスを立ち上げて1年以内のクリエーターを対象にした展示で、今回のOne Year Onにはおよそ50名が参加しました。One Year Onは、Thorsten van Elten の主催により、1部と2部を通して開催されました。
また、New Designersでは、スポンサー企業や団体がそれぞれ賞金や特典を授与するNew Designers Awards and Prizes を催しており、1部、2部の会期前日に表彰式が行われました。スポンサーにはhabitatや100% Design London、Hallmarkなどが名を連ねており、アワード受賞者は賞金だけでなくインターンや展示会への参加権などスポンサーごとに異なる魅力的な副賞を手にしました。
posted by DL at 13:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Jul 16, 2009

Tendence 2009


Personal Shopper


Personal Shopper


Cafe Birds Place

source: Messe Frankfurt Exhibition GmbH/
photos: Pietro Sutera


7/3から7/7までの5日間、ドイツのフランクフルトで国際消費財見本市 Tendence 2009 が開催されました。

同じくフランクフルトで開催される国際見本市 ambienteが2月の開催であるのに対し、Tendenceは一年の折り返し地点である7月の開催で、下半期のクリスマス商戦を睨んだトレードショーとなっています。
来場者数と規模こそambienteには劣りますが、Giving、Living、Collectione、Passageと大きく4つのセグメントに分けられた展示スペースには、家具やテキスタイルなどのホームインテリアをはじめ雑貨や日用品まで多様な消費財が並び、下半期のトレンドや先行きを占ううえで重要な見本市として位置づけられています。
また、若手デザイナーのための展示スペース Talents や、新たな活路を見出そうとする新進デザイングループ、企業に焦点をあてるNext、the German Design Council の主導による新鋭デザイナーと産業界との交流の機会、Young Design Meet the Industry(YDMI)など、デザイナーと企業を支援するプログラムも充実しています。Tendenceは、ビジネストレードとしての役割だけではなく、デザイナーと企業のとをつなぐハブとしての機能も果たしています。
このほか、2006年から始まった、デザイナーが出展者の作品から気に入ったものを"ショッピング"し展示するという Personal Shopper などバラエティーに富んだプログラムが見本市のハイライトとして開催されました。Personal Shopperは、2006年にスタートしたもので、今回はロンドンのDoshi LevienとウィーンのPOLKAがプレゼンテーションを行いました。

主催者のMesse Frankfurtによるファイナルリポートを見てみると、今回のTendenceには63ヶ国から2091組(2008年:76ヶ国 3,013社)の出展があり、97ヶ国から延べ50,000人以上の来場があったということです。(2008年:100ヶ国 約70,000人)
今春の主たる見本市と同様に、世界経済の後退を受け来場者は約-27%と大きく減少しています。ドイツ国内からの来場者数は約-8%にとどまっていますが、特に海外からの来訪が著しく減少しており、昨年に比べるとおよそ3分の1にまでなっています。昨秋から続く経済のリセッションが今夏、ひいては下半期の先行きに未だ暗い影を落としていることがわかります。一般消費者の景況感や消費意欲を如実に反映する消費財の小売業界おいて、明るい兆しが見えるのは来春以降となりそうです。


以前の関連記事はこちらです。
ambiente Frankfurt 2009
posted by DL at 14:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

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