May 28, 2008

DMY 2008




designed by Marie Dessuant


designed by Studio Hausen


designed by Walking Chair Design Studio

例年5月のベルリンで開催されるデザインイベントの DMY
今年は5/21〜5/25までの5日間の会期で開催されました。DMYは、Design Mai Youngstersとして2003年にスタートし、2007年にはベルリンのデザインイベントDesign Maiに参加するなど年々その規模を拡大してきました。2008年は更にコンテンツを充実させ、DMY International Design Festival という独立したイベントとしての地位を確立しています。DMYというイベント名にもDaily, Monthly, Yearlyという意味を新しく持たせ、一年を通して活動を続けるベルリンを代表するデザインイベントとして大きく変貌を遂げました。

2008年のDMYでは、様々な充実したプログラムが組まれています。若手デザイナーのプラットフォームであるDMYのコアは変わることがなく、DMY Youngsters として DMY の中心的な展示を担っています。DMY Youngstersには、150以上のデザイナーが出展しました。会場は彼らの作品を展示するショーケースであり、デザイナー同士を結ぶハブとしての役割も果たしています。
2008年から新しく始まったのが、DMY Allstars というサテライトの展示です。ベルリン市街の36会場で各国のデザイナーによる展示が行われました。
そのほかにも期間中は、レクチャーやパネルトーク、ワークショップから成るDesign Symposiumが開催されました。また、スペシャルイベントしてPecha Kucha Nightが開催されるなど、展示以外にも様々なプログラムが用意されました。

DMYのもうひとつの特徴に充実したナイトライフのプログラムが挙げられます。DMY Klublabor は、昼だけでなく夜にもコミュニケーションや活動の場を広げようというもので、期間中にベルリン市街のバーやクラブで関連イベントやパーティーが開催されました。

画像はDMY Youngstersへ参加したデザイナーの作品の一部です。

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May 27, 2008

Gallery 113 : Backstage




デザイナー Arne Quinze のデザインスタジオに併設されたギャラリー Gallery 113 。
ベルギーのKortrijk(コルトレイク)に位置するスタジオは、ワークスペースであるだけでなく、1,500m2の面積をギャラリーとして開放しています。

2007年10月のオープン以来、Gallery 113 では Arne Quinze の作品を常設しているだけではなく、イタリアのMorosoのコレクションの展示や企画展を催しています。
今回の展示 Backstage/a sideview on the Moroso design collection は、6/13〜9/14まで約3ヶ月の会期で開催されます。
BackstageはMorosoのクリエイティブディレクターである Patrizia Moroso によってキュレートされ、展示は彼女のデザインプロデューサーとしての功績に焦点をあてたものとなっています。会場には彼女が主導となってMorosoがコラボレーションした数々のデザイナーの作品をはじめ、貴重な写真やドローイング、プロトタイプなどが展示されます。また、製品化に至らず今まで一般には公開されなかったワンオフの作品なども会場で見ることができます。

会期前日のプレオープンでは、Patrizia MorosoとArne Quinze、そしてIcon MagazinやDezeenのエディターであるMarcus Fairsによるトークイベントが開催されます。

以前の関連記事はこちらです。
Quinze & Milan : Gallery 113
posted by DL at 12:54 | Comment(1) | TrackBack(0) | messe

May 26, 2008

ICFF 2008


Chubby by Marcel Wanders


Myto by Konstantin Grcic


Blow Light by Tom Dixon


Rangoli by Nani Marquina

今年もニューヨークのJacob K. Javits Convention Center でICFF (International Contemporary Furniture Fair)が5/17〜5/20の会期で開催されました。

年に一度開催され、今回で第20回となるICFFですが、来場者は年々増加傾向にあります。前回の2007年には約25,000人が会場を訪れました。展示スペースの正味面積は約14,500m2という広さですが、会場では600を越すデザイナーやメーカーが展示を行いました。参加者の出身国も様々で、ヨーロッパやアジア、オセアニアと世界各地38の国々に及びます。

画像はICFFで展示された作品の一部です。
Marcel WandersによるChubbyは、イタリアのSlideからリリースされているアウトドア用のアームチェアです。チェア、オットマンともに材質はポリプロピレンです。
カンチレバーのチェア Mytoは、Konstantin Grcic によるデザインで、イタリアのPlankが製作しています。Mytoは、BASFが開発したUltradur High Speedという次世代プラスティックを材質に用いています。この材質は、フェア期間中に開催されたKonstantin Grcicのトークショーでのテーマにもなっています。
今年もTom Dixonは、様々なライティングをICFFで展示しました。Blow Lightはもともとペンダントランプとしてデザインされたものですが、会場ではフロアに寝かせるようにディスプレイされました。
Rangoliはスペインのテキスタイルデザイナー Nani Marquinaによるラグマットです。rangoliとはインドに伝わる砂絵のことで、ラグもヒンドゥーの文様を連想させるエキゾチックなパターンとなっています。
posted by DL at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

May 15, 2008

I Saloni 2008 : SaloneSatellite









photos : Carola Merello

4/16〜4/21までの会期で開催されたミラノサローネですが、今年もSaloneSatellite(サローネサテリテ)に多くの注目が集まりました。

サテリテは、ミラノ国際家具見本市とともに毎年開催される、デザインを学ぶ学生や若手のデザイナーを対象とした展示会です。サテリテを通過点としてきた実力派デザイナーも数多く、次世代の才能にいち早く触れようという人々が多く集まります。そのため業界関係者、デザイナーの双方にとって非常に重要で人気のある展示会といえます。
今回で11回目の開催となる今年のサテリテには、570人のデザイナーと22のデザイン学校から200人以上の学生がそれぞれの作品を展示しました。今年は日本からの出展も多かったようで、全135スタンドの十数%を占めていたということです。サテリテの出展者は、デザインに造詣が深いデザイナーやジャーナリストらからなる委員会によって選定されます。登竜門としてのクオリティを保つべく委員会は慎重に出展者を選抜してるといい、実際に今年は昨年よりもスタンド数を減らしているようです。
毎年サテリテでは、テーマを設けているのですが、2008年のテーマは Viva il Verde! Go Green! というもので、エコロジカルとサステナビリティに主眼が置かれました。

会場での作品の展示に加えてサテリテアリーナでは、ゲストスピーカーによる講演会が開催されました。講師にはAntonio CitterioやMario Belliniをはじめとする建築家やデザイナーが招かれ、毎日異なるゲストが会場でレクチャーを行いました。

以前の関連記事はこちらです。
I Saloni 2008
posted by DL at 10:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

May 12, 2008

I Saloni 2008


photo: Alessandro Russotti


photo: Saverio Lombardi Vallauri


photo: Saverio Lombardi Vallauri

少し時間が経ちましたが、今年も4月にI Saloni(ミラノサローネ)が開催されました。
2008年は4/16〜4/21までの会期で開催され、総来場者数は過去最高の約348,000人にのぼりました。2007年の来場者数が約270,000人だったので約29%も増加したことになります。来場者の約60%は海外からで、スペイン、ロシア、フランス、ドイツそして東南アジアからの来訪が多かったようです。また、南アメリカからの来場者も増加しており、近年の市場の広がりを示唆する結果となりました。

サローネのメイン会場であるFiera Milanoでは、6つの展示が同時に開催されました。それぞれがどのような展示であるか簡単に紹介したいと思います。
Salone Internazionale del Mobile(ミラノ国際家具見本市)とSalone del Complemento d'Arredo(国際インテリア小物見本市)は、毎年開催されている見本市で、Fiera会場の中心となる展示です。 220,000m2という広大なFiera会場の4分の3近くの面積を使用し、2008年は1,400社以上が主に家庭用の家具とインテリア小物を展示しました。2つの展示は一括りにされることも多いのですが、インテリア小物市のほうが比較的歴史が浅いです。
Eurocucina(サローネ国際キッチン見本市)は、隔年で開催される見本市で、今回は第17回となります。偶数年はEurocucina、奇数年は照明機器見本市のEuroluce、というようにこの2つの見本市が交互に開催されます。今回のEurocucinaでは、約140社が様々な材質によるキッチンや関連商品を発表しました。
SaloneUfficio(サローネ国際オフィス見本市)もまた、偶数年にのみ開催されます。前回まではEIMUといういう名称でしたが、今回からSaleneUfficioと名を改めています。SaloneUfficioは、各業種のオフィスやホームオフィス向けの家具と小物の見本市で、今回は約160社が参加しました。
International Bathroom Furniture Exhibition(国際バストイレタリー見本市)も偶数年にのみ開催されます。まだ歴史の浅い見本市で、今回が第2回目となります。今回は約130社が、バスルームに関連する商品を発表しました。
SaloneSatelliteは、 若手デザイナーや学生を対象とした展示スペースです。家具見本市と併せて毎年開催されおり、毎回来場者の大きな注目を集めています。

デザインウィーク期間中は、Fiera Milano以外にもミラノ市街では様々なギャラリーやショップで関連イベントが行われます。そのため4月にはたくさんの人がミラノを訪れ、デザインウィークの熱気を楽しみます。4月のミラノを大きな節目と捉えるデザイナーやメーカーも多く、ミラノデザインウィークの人気はまだまだ続きそうです。
posted by DL at 13:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

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