May 08, 2008

David Trubridge : Spiral Islands





ニュージーランドのデザイナー David Trubridge が、ミラノのデザインウィーク期間中に行った展示の様子が届きましたので紹介します。

今回の展示 Spiral Islands の会場となったのは、ミラノの中でも最もクリエイティブで注目を集めているTortna地区にあるSpazio Goradeskyです。会場ではニュージーランドのデザイナーの作品を取扱う Essenze による展示、SeaT も同時に開催されました。
Spiral Islandsのメインとなるのは、天井から吊り下げられたランプとフロアに置かれたシートです。これらは、太平洋に浮かぶ無数の島々と空に浮かぶ雲をモチーフとしています。ランプとシートは、鏡に映したかのように綺麗なシンメトリーとなっています。
作品に描かれている渦巻き模様は、人間の臓器や木の幹、風の流れなどの自然界に存在する内なる構造を表現したものです。自然界では、模様は装飾のためのものではなく、内に秘めた構造が目に見える形で表面に表れたものだとDavid Trubridgeは言います。Spiral Islandsにみられる作品群は、自然の構造を観察し、そこから作品を生み出すことを得意とするDavid Trubridgeらしいものとなっています。また、コレクションは、ひとつの模様を使って異なる大きさのオブジェクトを作ることを探求したものでもあります。そのアイデアのもととなる、渦巻き模様が彫られた木製のトレイも会場には展示されました。

以前の関連記事はこちらです。
David Trubridge
posted by DL at 10:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Apr 17, 2008

Claesson Koivisto Rune : in Milan


HAL by Arflex


Mojo by Arflex


Swirl by Cappellini


Amazonas by OFFECT

4/16からミラノサローネが開催されるにあたり、数週間前から各国のデザイナーやメーカーのプレビュー、インビテーションなどいろいろと届いています。
中でもスウェーデンのClaesson Koivisto Runeは、クライアントやプロジェクトの数をみても群をぬいており、彼らの実力と勢いを感じます。今年のサローネに展示されている、数ある作品からいくつかを紹介したいと思います。

HAL、MojoはともにイタリアのArflexからのリリースです。ArflexからはHALのほかにも、Vortexという名前の通り渦を連想させる円形のローテーブルを発表しています。
CappelliniではMirageというベッドとSwirlという花瓶を展示しています。swirlも渦巻きというような意味の単語で、全体のプロポーションや有機的な曲線から、動的で美しいオブジェクトとなっています。
スウェーデンのOFFECTでは、ソファやスツールなどClaesson Koivisto Runeによる多数の作品が展示されています。2008年の新作となるAmazonasは、100%リサイクル可能な素材を使用しており、収益の一部は、スウェーデンの環境保全NPOに寄付されます。

このほかにもイタリアのTacchiniやイギリスのModusなど、いくつもメーカーのブースで彼らの作品を見ることが出来ます。
posted by DL at 12:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Apr 15, 2008

nosigner : NOSIGN EXHIBITION


FLUOFLOW, Pokkari, Arborism




Spring Rain


Sumi

名を名乗らぬ者、見えない物をデザインする者 nosigner(ノザイナー)。彼の初めての個展 NOSIGN EXHIBITIONが4/10〜4/22までの会期で開催されています。

会場にはFLUOFLOWという使用済みの蛍光灯を使った大きなインスタレーションのほか、nosignerのデザインした家具やライティングが展示されています。
彼は以前にも蛍光灯を使用した作品FLUOLESSを製作していますが、今回のFLUOFLOWは更に大きくスケールアップしています。連結された無数の廃蛍光灯が作り出す幾何学的なオブジェクトが、会場全体を包み込む様は圧巻です。

会場に展示されている作品をいくつか簡単に紹介すると、Pokkariは、本物のフェザーを使用したライトです。柔らかなシェードと電球の相関は、あたかも屋外の太陽と雲を連想させます。
昨年ロンドンで発表された、木の枝のような脚をもつテーブル Arborismは、イタリアのCovoから製品化が決まってます。今月のミラノサローネでも展示されるようです。
文字通り、春雨がランプシェードとなっているSpring Rainは、会場の外側正面にインストールされています。遠目で見るとシェードは繊維のようにも見えますが、近くで見るとそれが春雨であることがわかります。食べ物からプロダクトを製作するという斬新な試みです。
Sumiは、徳島の伝統的な遊山箱をnosignerがリデザインしたもの。職人の伝統工芸とモダンなデザインの融合が遊山箱に新たなイメージを与えています。Sumiは、2007年のグッドデザイン賞を受賞しています。
この他にも会場には、多数の作品が展示されています。会期にまだ余裕がありますので、この機会に是非nosignerの作品を身近に触れてみてください。

NOSIGN EXHIBITION(OZONEサポート展)
会期: 4/10(木)〜4/22(火) ※水曜日休館
時間: 10:30〜19:00
会場: リビングデザインギャラリー(新宿リビングデザイン センターOZONE 6F )
入場料: 無料
*詳細はリビングデザインセンターOZONEの公式サイトにてご確認ください。

以前の関連記事はこちらです。
nosigner : MOOH
posted by DL at 13:02 | Comment(0) | TrackBack(5) | messe

Apr 10, 2008

Living Wood




Abe designed by Kay Bojensen


Dan designed by
Soren Hansen/Magnus Stephensen


コペンハーゲンのDanish Design Centre(DDC)で、4/12から Living Wood展がはじまります。
Living Woodは、デンマークの輸出品目で6番目に大きな比重を占める木工家具産業の発展に焦点をあてた展示会です。

デンマークがデザイン大国たる所以は、優れた職人気質によるところが大きく、この国際的なイメージは、歴史の中でデンマークの家具業界だけでなく、50〜60年代に活躍した建築家やデザイナー、メーカーにも大きな恩恵をもたらしてきました。
以来、デンマークの木工家具産業が今日に至る劇的な発展をしていく過程で、デザインは重要な役割を担っています。デザインは製品価値を高め、新しいマーケットを開拓する手助けをしてきました。
Living Wood は、デンマーク木工家具のデザインや発展の歴史を紹介するだけではなく、デンマークがデザイン大国としての位置づけを長期的に守ってゆくために、木工家具メーカーに革新的なアプローチを促すものでもあります。

DDCでは常にいくつかの展示を行っていますが、Living Wood はメイン展示として4/12〜9/7までの約5ヶ月間にわたって開催される予定です。

以前の関連記事はこちらです。
FLOWmarket

posted by DL at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Apr 09, 2008

light + building







photos by PirtroSutera

4/6〜4/11の6日間、フランクフルトの展示場 messe frankfurtで照明器具の国際見本市 light+building が開催されています。
light+buildingは2000年に始まった隔年で開催される見本市で、今回で第5回となります。回を重ねるごとに規模を拡大しており、2008年は会期をこれまでの5日より6日間に延長しています。前回のフェアには約135,000人が来場し、出展企業も2,000以上と世界で最も大きな照明見本市のひとつです。

ヨーロッパで開催されるもうひとつの大きな照明見本市にミラノのEuroluceがあります。Euroluceも隔年となっており、ちょうどlight+buildingと交互に開催されます。デザインコンシャスなEuroluceと比較すると、light+buildingはデザインだけでなくテクノロジーにも同様に重点が置かれています。会場には照明だけでなく、電気テクノロジーや建物のオートメーションに関わる製品や技術が展示され、エネルギーの効率化や削減といった課題をテーマに取り上げています。light+buildingでは、照明と建物の先端技術の複合による、これらの課題に対する将来のソリューションを提案しています。
今年の3月に行われた調査によると、ドイツの消費者が照明を購入する際に気にかけるのは、やはり品質(94%)と価格(92%)であるということですが、同時にデザイン(85%)と消費電力(84%)を上位に挙げています。この調査は、light+buildingのテーマでもあるこれらの要素の重要性を裏付けています。

インテリアのなかでも重要な構成要素となるライティングのデザインと、環境へのソリューション。light+buildingは、これらの最新のイノベーションとトレンドをみることができる見本市です。

以前の関連記事はこちらです。
I Saloni - Euroluce
posted by DL at 13:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。